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クズ教師編
我慢のできない教師と問題児
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高校教師は、生徒が冬休みでも平日は学校へ行くらしい。でも、年末年始は普通に休みらしい。
家に帰る予定もない俺たちは、ここぞとばかりに一緒に居た。
俺の家でお雑煮を食べて、勉強を始めてしばらく経った頃。
「先生……勉強ができませんよ」
「先生じゃなくて、創志だってば……もうすぐちぃくんの先生じゃなくなるし」
「そ、創志……離れて」
「なら、構ってよ」
座っていた俺の背後から腕ごと抱きしめられて、背中に顔を埋められている。
せめて腕は解放してもらわないと勉強ができない。
「少しは休憩した方がいいんじゃない?」
「それじゃあ、キリのいい所でやめますよ」
「さっきもそう言った……」
グリグリと背中に頭を押し付けてくる。
なんだこの可愛い生き物は……。
というか、グリグリしすぎ……だんだんとくすぐったくなってくる。
「ふふっ。ちょっと……くすぐったいですよ」
「ほら、俺を構えー」
「ちょ、ふはっ。先生っ……ふっくくっ──うわっ!」
離れたと思ったら、座ったままグルリと回転させられて、対面する形になった。
そのまま両腕をガシッと掴まれてキスされれば、先ほど頭に入れた単語が頭から抜けてしまいそうだ。
「ふっ……んっ……」
吐息が重なる。
そのまま床に押し倒されてしまった。
見上げた創志は、楽しそうに笑った。
「ちぃくん相手だと、知らない自分を発見するよ……こんな風に誰かの邪魔したの初めてだよ……」
首筋をツーッと舐められるとゾクゾクした感覚に震える。
「だめですよ……」
「だめじゃないよ。今日の勉強は進めたはずだよ」
鎖骨の下にチュウゥと吸い付かれて、キスマークを付けられた。
「ちぃくん……本当大好き……」
「んっ……先生……」
握っていたペンを離して創志の体を抱き寄せた。
◆◇◆
学校が始まって、廊下ですれ違う創志に挨拶する。
「笹森先生、おはようございます」
「はい。おはようございます」
視線が絡めば、お互いに微笑んでしまいそうになるのを堪えた。
変わった事と言えば、放課後の指導室で俺の淫らな声が響くようになった。
椅子に座る創志の上にまたがってキスしながら腰を振る。
「ふっ、んっ、ぁ……」
「声我慢してるちぃくんもすごくいいけど……ここなら多少声を出したって聞こえないよ」
必死で声を押し殺しているのに、そんな事を言われると気が緩みそうになる。
「だ、だめ……万が一聞こえたら……困る……」
「ふふっ。これならどうかな……?」
創志は、俺を机の上に押し倒して俺の感じる所を攻める。
もうすっかり創志の体に自分の体が馴染んでしまった。
「んっ……! んんっ……! あっ……!」
「ちぃくんのいい所……ここでしょ?」
「んっ、んぁ、せ、先生……っ!」
「ほら、すごい……締まるっ……」
俺を揺さぶる創志のネクタイを掴んで引っ張って顔を近付けてキスをして、妖艶に微笑んだ。
「もっとして……」
「この……問題児……!」
創志は、ニヤリと笑って激しく中をかき混ぜてきた。最高に気持ちいい。
「んっ、んっ、んぁ、ぁ──!」
「──っ!」
抱き合って同時にイケば、心が満たされる。
冷静になってくると、学校ですごい事をしたな……と思う。
「先生……家まで我慢すれば良かったんじゃないですか?」
「我慢できたらこんな事になってないよ……」
創志から贈られるキスはどこまでも甘かった。
家に帰る予定もない俺たちは、ここぞとばかりに一緒に居た。
俺の家でお雑煮を食べて、勉強を始めてしばらく経った頃。
「先生……勉強ができませんよ」
「先生じゃなくて、創志だってば……もうすぐちぃくんの先生じゃなくなるし」
「そ、創志……離れて」
「なら、構ってよ」
座っていた俺の背後から腕ごと抱きしめられて、背中に顔を埋められている。
せめて腕は解放してもらわないと勉強ができない。
「少しは休憩した方がいいんじゃない?」
「それじゃあ、キリのいい所でやめますよ」
「さっきもそう言った……」
グリグリと背中に頭を押し付けてくる。
なんだこの可愛い生き物は……。
というか、グリグリしすぎ……だんだんとくすぐったくなってくる。
「ふふっ。ちょっと……くすぐったいですよ」
「ほら、俺を構えー」
「ちょ、ふはっ。先生っ……ふっくくっ──うわっ!」
離れたと思ったら、座ったままグルリと回転させられて、対面する形になった。
そのまま両腕をガシッと掴まれてキスされれば、先ほど頭に入れた単語が頭から抜けてしまいそうだ。
「ふっ……んっ……」
吐息が重なる。
そのまま床に押し倒されてしまった。
見上げた創志は、楽しそうに笑った。
「ちぃくん相手だと、知らない自分を発見するよ……こんな風に誰かの邪魔したの初めてだよ……」
首筋をツーッと舐められるとゾクゾクした感覚に震える。
「だめですよ……」
「だめじゃないよ。今日の勉強は進めたはずだよ」
鎖骨の下にチュウゥと吸い付かれて、キスマークを付けられた。
「ちぃくん……本当大好き……」
「んっ……先生……」
握っていたペンを離して創志の体を抱き寄せた。
◆◇◆
学校が始まって、廊下ですれ違う創志に挨拶する。
「笹森先生、おはようございます」
「はい。おはようございます」
視線が絡めば、お互いに微笑んでしまいそうになるのを堪えた。
変わった事と言えば、放課後の指導室で俺の淫らな声が響くようになった。
椅子に座る創志の上にまたがってキスしながら腰を振る。
「ふっ、んっ、ぁ……」
「声我慢してるちぃくんもすごくいいけど……ここなら多少声を出したって聞こえないよ」
必死で声を押し殺しているのに、そんな事を言われると気が緩みそうになる。
「だ、だめ……万が一聞こえたら……困る……」
「ふふっ。これならどうかな……?」
創志は、俺を机の上に押し倒して俺の感じる所を攻める。
もうすっかり創志の体に自分の体が馴染んでしまった。
「んっ……! んんっ……! あっ……!」
「ちぃくんのいい所……ここでしょ?」
「んっ、んぁ、せ、先生……っ!」
「ほら、すごい……締まるっ……」
俺を揺さぶる創志のネクタイを掴んで引っ張って顔を近付けてキスをして、妖艶に微笑んだ。
「もっとして……」
「この……問題児……!」
創志は、ニヤリと笑って激しく中をかき混ぜてきた。最高に気持ちいい。
「んっ、んっ、んぁ、ぁ──!」
「──っ!」
抱き合って同時にイケば、心が満たされる。
冷静になってくると、学校ですごい事をしたな……と思う。
「先生……家まで我慢すれば良かったんじゃないですか?」
「我慢できたらこんな事になってないよ……」
創志から贈られるキスはどこまでも甘かった。
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