3 / 8
腹黒執事はご主人様を手に入れたい【甘すぎるバレンタイン】
しおりを挟む
天野宮家の次期当主である天野宮煌麻は、バレンタインというものが近い事を知って、とても張り切っていた。
いつもは、天野宮家の執事である崇臣が毎年海外から有名パティシエの高級チョコレートを取り寄せる。それを煌麻のお茶の時間にそっと添えるのだ。
けれど、煌麻は今年は自分から崇臣へチョコレートをあげようと思い至る。
月城桃真は、煌麻と同じ学園の同級生だ。二人ともかなりの大富豪でずっと一緒だ。同じ特別科のクラスで煌麻に対してそれほど壁を作らない数少ない友人だった。
煌麻は、休み時間に桃真のところに行った。
「煌麻、君から来るなんて珍しいね」
「桃真。お前は、す……」
「す?」
「好きな人は……いるか?」
桃真は、煌麻をまじまじと見つめるとブハッと吹き出した。
「おい──真剣に聞いているんだぞ……」
「ははっ! ごめんごめん。あの煌麻様が僕にそんな事を聞く日が来るなんてね」
桃真は、飄々としていて掴めない。
それでも、煌麻が相談しようと思ったのは桃真しかいなかった。
「それで、好きな人はいるのか?」
「いるって言えばいるかな」
誰かを思い出したかのようにニコニコとする桃真に詰め寄った。
「それなら、バレンタインにチョコレートをやろうと思ったりしないのか?」
桃真は、少し考えてからうんうんと頷いた。
「煌麻が聞きたいこと、なんかわかった。煌麻は、誰かにチョコをあげたいんだね。あの執事かな──?」
桃真に言い当てられて煌麻はポッと赤くなる。
「なんでわかるんだ……」
「わかるさ。煌麻の側にいるだけで睨まれるもん」
「崇臣はそんな事しない」
「はいはい。そうだよね。チョコあげたいならあげればいいじゃん」
桃真になんともないように言われてしまい戸惑う。
「でも、どんなものがいいのかさっぱりわからない……」
「本命なら手作りって決まってるみたいだけど、僕らって料理なんてした事ないからね」
「今年のバレンタインは、崇臣にチョコレートをあげたい」
「僕も巴さんにチョコあげよっかな。放課後に一緒に買いに行こっか」
ニコニコしてくれる桃真に煌麻は素直にコクリと頷いた。
◆◇◆
天野宮家の送迎を断って月城家の車に乗り込んだ。
そのまま有名なショコラティエがいる店に案内された。
沢山の一口サイズのチョコレートがショーケースに並べられていた。
宝石のような綺麗なチョコレートの数々に見惚れる。
「チョコレートをばら売りしているのか」
「そう。ここの店は、自分で幾つか選んだチョコをラッピングしてくれる。これなら自分で作ってなくても、選んだっていう特別感があるだろ?」
「なるほど」
「執事は何が好きなの? ベリー系? 洋酒系?」
「崇臣が好きなもの……」
煌麻は、悩んでしまった。
崇臣が好きなものが何も思い浮かばない。
そもそも崇臣は常に執事で、一緒に食事などしない。煌麻の隣で寝ることもなく、寝顔も見た事はない。
普段着というものも知らない。
「煌麻……執事と付き合ってるんだよね?」
「そうなんだが……」
桃真は、煌麻が悩むと、ポンッと頭を叩いて微笑む。
「あの執事なら、煌麻の選んだものなんでも食べてくれるよ」
「そうかな……?」
「一種類ずつ選んでもいいと思うよ」
煌麻は、桃真と共に悩みながらも崇臣の為に一生懸命にチョコレートを選んでいた。
◆◇◆
バレンタインの当日は、崇臣からフォンダンショコラを出された。
ナイフで切れば、中からトロリとチョコレートが溶け出てくる。
煌麻はそれを口に運ぶ。とても美味しい。
「今年のも美味しいな。焼きたてか?」
「はい。私が焼きましたから」
口に運んでいた煌麻の手がピタリと止まる。
「これ、崇臣の手作りなのか?」
「はい。お口に合いますか?」
口に合うどころか、毎年もらうパティシエの作った菓子と何も変わらない。
「冷める前に食べて下さい」
「あ、ああ……」
再び手を動かしたけれど、崇臣が作ったと思ったら、余計に美味しくなってくる。
ふと桃真が言っていた言葉を思い出す。
(本命なら手作り──という事は、崇臣の本命は……)
ブワッと何かが胸の奥から一気に込み上げた。煌麻の顔が一気にぼっと熱くなった。
「おや? 煌麻様は手作りの意味をご存知なのですね」
ニコニコしながら崇臣に言われる。
「そ、それぐらい知っている」
「では──私の気持ちもわかりますよね?」
顔を覗き込んでくる崇臣に恥ずかしくなって手で顔を隠した。
「ふふっ。照れる煌麻様も愛おしく思います」
チョコレートよりも甘い言葉だ。
いつもなら、ふざけるなと言うところだ。けれど、今日は素直に想いを返したいと思った。
「う、嬉しい…………ありがとぅ……」
崇臣の動きがピタリと止まった。
「あまり僕を見るな。恥ずかしくて……食べられない……」
「無理です……可愛い煌麻様から一秒たりとも目が離せません」
崇臣の嬉しそうな視線を感じる。
甘い甘いチョコレートと同じぐらい甘い甘い視線だ。
その視線を真っ直ぐに見れなくて視線を逸らしながらも、出してもらったフォンダンショコラを残さずに食べた。
「崇臣……」
「はい」
立ち上がって崇臣の側に寄った。
「どうしましたか?」
崇臣の優しい声音に胸がいっぱいになる。
言葉ではうまく表せない……。
そっと崇臣の腰に腕を回した。崇臣の胸の中に顔を埋める。
「煌麻様!?」
「少し黙っていろ……」
「…………」
本当に黙った。それが面白くてクスクスと笑う。
「崇臣……僕の事も抱きしめろ……」
そっと背に回された腕は、予想よりも強く抱きしめてくれて嬉しく思う。
「崇臣、もっとお前の事が知りたい……」
「…………」
「崇臣は、僕の事をなんでも知っているだろう? それなのに、僕はお前の事を何も知らない……それが悔しい」
「…………」
「僕は、お前の寝顔が見たいし、何が好きで何が嫌いなのか……それも知りたい」
「…………」
「おい。聞いているのか?」
いつまでも黙ったままの崇臣に少し苛立って顔を覗き込めば、照れたような顔をする崇臣が見れた。
こんな顔を見るのは初めてだ。
「あの、その……色々予想外なんです……なんと言いますか、今の私は普段プイッとそっぽを向く猫が不意に擦り寄ってきた時の感動を味わっています……」
「何を言っているんだ……」
崇臣の腕の力が強くなった。
「なんなんですか! ツンはどこに置いてきたのですか! デレ期ですか!? こんな可愛い煌麻様……耐えられません!」
「また訳のわからない事を……」
意味不明な言葉を並べ立てて、ギュウギュウと抱きしめられて苦しい。
けれど、この力強い腕も好きだ。
何も知らないなら、これから知っていけばいい。
「崇臣、お前にチョコレートを買ったんだ」
「え!? 煌麻様から私にですか!?」
驚きと感動の入り混じったような顔をされた。
「僕とチョコレート……どちらを先に食べたい?」
イタズラっぽく笑って上目遣いで見上げれば、崇臣は真剣な顔で言った。
「同時に食べるに決まってますでしょうが!」
真顔でそんな風に言うものだから、思わず笑ってしまった。
甘い物は食べられるらしい。まずはそんな事から知って行こうと思う。
いつもは、天野宮家の執事である崇臣が毎年海外から有名パティシエの高級チョコレートを取り寄せる。それを煌麻のお茶の時間にそっと添えるのだ。
けれど、煌麻は今年は自分から崇臣へチョコレートをあげようと思い至る。
月城桃真は、煌麻と同じ学園の同級生だ。二人ともかなりの大富豪でずっと一緒だ。同じ特別科のクラスで煌麻に対してそれほど壁を作らない数少ない友人だった。
煌麻は、休み時間に桃真のところに行った。
「煌麻、君から来るなんて珍しいね」
「桃真。お前は、す……」
「す?」
「好きな人は……いるか?」
桃真は、煌麻をまじまじと見つめるとブハッと吹き出した。
「おい──真剣に聞いているんだぞ……」
「ははっ! ごめんごめん。あの煌麻様が僕にそんな事を聞く日が来るなんてね」
桃真は、飄々としていて掴めない。
それでも、煌麻が相談しようと思ったのは桃真しかいなかった。
「それで、好きな人はいるのか?」
「いるって言えばいるかな」
誰かを思い出したかのようにニコニコとする桃真に詰め寄った。
「それなら、バレンタインにチョコレートをやろうと思ったりしないのか?」
桃真は、少し考えてからうんうんと頷いた。
「煌麻が聞きたいこと、なんかわかった。煌麻は、誰かにチョコをあげたいんだね。あの執事かな──?」
桃真に言い当てられて煌麻はポッと赤くなる。
「なんでわかるんだ……」
「わかるさ。煌麻の側にいるだけで睨まれるもん」
「崇臣はそんな事しない」
「はいはい。そうだよね。チョコあげたいならあげればいいじゃん」
桃真になんともないように言われてしまい戸惑う。
「でも、どんなものがいいのかさっぱりわからない……」
「本命なら手作りって決まってるみたいだけど、僕らって料理なんてした事ないからね」
「今年のバレンタインは、崇臣にチョコレートをあげたい」
「僕も巴さんにチョコあげよっかな。放課後に一緒に買いに行こっか」
ニコニコしてくれる桃真に煌麻は素直にコクリと頷いた。
◆◇◆
天野宮家の送迎を断って月城家の車に乗り込んだ。
そのまま有名なショコラティエがいる店に案内された。
沢山の一口サイズのチョコレートがショーケースに並べられていた。
宝石のような綺麗なチョコレートの数々に見惚れる。
「チョコレートをばら売りしているのか」
「そう。ここの店は、自分で幾つか選んだチョコをラッピングしてくれる。これなら自分で作ってなくても、選んだっていう特別感があるだろ?」
「なるほど」
「執事は何が好きなの? ベリー系? 洋酒系?」
「崇臣が好きなもの……」
煌麻は、悩んでしまった。
崇臣が好きなものが何も思い浮かばない。
そもそも崇臣は常に執事で、一緒に食事などしない。煌麻の隣で寝ることもなく、寝顔も見た事はない。
普段着というものも知らない。
「煌麻……執事と付き合ってるんだよね?」
「そうなんだが……」
桃真は、煌麻が悩むと、ポンッと頭を叩いて微笑む。
「あの執事なら、煌麻の選んだものなんでも食べてくれるよ」
「そうかな……?」
「一種類ずつ選んでもいいと思うよ」
煌麻は、桃真と共に悩みながらも崇臣の為に一生懸命にチョコレートを選んでいた。
◆◇◆
バレンタインの当日は、崇臣からフォンダンショコラを出された。
ナイフで切れば、中からトロリとチョコレートが溶け出てくる。
煌麻はそれを口に運ぶ。とても美味しい。
「今年のも美味しいな。焼きたてか?」
「はい。私が焼きましたから」
口に運んでいた煌麻の手がピタリと止まる。
「これ、崇臣の手作りなのか?」
「はい。お口に合いますか?」
口に合うどころか、毎年もらうパティシエの作った菓子と何も変わらない。
「冷める前に食べて下さい」
「あ、ああ……」
再び手を動かしたけれど、崇臣が作ったと思ったら、余計に美味しくなってくる。
ふと桃真が言っていた言葉を思い出す。
(本命なら手作り──という事は、崇臣の本命は……)
ブワッと何かが胸の奥から一気に込み上げた。煌麻の顔が一気にぼっと熱くなった。
「おや? 煌麻様は手作りの意味をご存知なのですね」
ニコニコしながら崇臣に言われる。
「そ、それぐらい知っている」
「では──私の気持ちもわかりますよね?」
顔を覗き込んでくる崇臣に恥ずかしくなって手で顔を隠した。
「ふふっ。照れる煌麻様も愛おしく思います」
チョコレートよりも甘い言葉だ。
いつもなら、ふざけるなと言うところだ。けれど、今日は素直に想いを返したいと思った。
「う、嬉しい…………ありがとぅ……」
崇臣の動きがピタリと止まった。
「あまり僕を見るな。恥ずかしくて……食べられない……」
「無理です……可愛い煌麻様から一秒たりとも目が離せません」
崇臣の嬉しそうな視線を感じる。
甘い甘いチョコレートと同じぐらい甘い甘い視線だ。
その視線を真っ直ぐに見れなくて視線を逸らしながらも、出してもらったフォンダンショコラを残さずに食べた。
「崇臣……」
「はい」
立ち上がって崇臣の側に寄った。
「どうしましたか?」
崇臣の優しい声音に胸がいっぱいになる。
言葉ではうまく表せない……。
そっと崇臣の腰に腕を回した。崇臣の胸の中に顔を埋める。
「煌麻様!?」
「少し黙っていろ……」
「…………」
本当に黙った。それが面白くてクスクスと笑う。
「崇臣……僕の事も抱きしめろ……」
そっと背に回された腕は、予想よりも強く抱きしめてくれて嬉しく思う。
「崇臣、もっとお前の事が知りたい……」
「…………」
「崇臣は、僕の事をなんでも知っているだろう? それなのに、僕はお前の事を何も知らない……それが悔しい」
「…………」
「僕は、お前の寝顔が見たいし、何が好きで何が嫌いなのか……それも知りたい」
「…………」
「おい。聞いているのか?」
いつまでも黙ったままの崇臣に少し苛立って顔を覗き込めば、照れたような顔をする崇臣が見れた。
こんな顔を見るのは初めてだ。
「あの、その……色々予想外なんです……なんと言いますか、今の私は普段プイッとそっぽを向く猫が不意に擦り寄ってきた時の感動を味わっています……」
「何を言っているんだ……」
崇臣の腕の力が強くなった。
「なんなんですか! ツンはどこに置いてきたのですか! デレ期ですか!? こんな可愛い煌麻様……耐えられません!」
「また訳のわからない事を……」
意味不明な言葉を並べ立てて、ギュウギュウと抱きしめられて苦しい。
けれど、この力強い腕も好きだ。
何も知らないなら、これから知っていけばいい。
「崇臣、お前にチョコレートを買ったんだ」
「え!? 煌麻様から私にですか!?」
驚きと感動の入り混じったような顔をされた。
「僕とチョコレート……どちらを先に食べたい?」
イタズラっぽく笑って上目遣いで見上げれば、崇臣は真剣な顔で言った。
「同時に食べるに決まってますでしょうが!」
真顔でそんな風に言うものだから、思わず笑ってしまった。
甘い物は食べられるらしい。まずはそんな事から知って行こうと思う。
10
お気に入りに追加
33
あなたにおすすめの小説
【完結】【番外編】ナストくんの淫らな非日常【R18BL】
ちゃっぷす
BL
『清らかになるために司祭様に犯されています』の番外編です。
※きれいに終わらせたい方は本編までで留めておくことを強くオススメいたします※
エロのみで構成されているためストーリー性はありません。
ゆっくり更新となります。
【注意点】
こちらは本編のパラレルワールド短編集となる予定です。
本編と矛盾が生じる場合があります。
※この世界では「ヴァルア以外とセックスしない」という約束が存在していません※
※ナストがヴァルア以外の人と儀式をすることがあります※
番外編は本編がベースになっていますが、本編と番外編は繋がっておりません。
※だからナストが別の人と儀式をしても許してあげてください※
※既出の登場キャラのイメージが壊れる可能性があります※
★ナストが作者のおもちゃにされています★
★きれいに終わらせたい方は本編までで留めておくことを強くオススメいたします★
※基本的に全キャラ倫理観が欠如してます※
※頭おかしいキャラが複数います※
※主人公貞操観念皆無※
【ナストと非日常を過ごすキャラ】(随時更新します)
・リング
・医者
・フラスト、触手系魔物、モブおじ2人(うち一人は比較的若め)
・ヴァルア
【以下登場性癖】(随時更新します)
・【ナストとリング】ショタおに、覗き見オナニー
・【ナストとお医者さん】診察と嘯かれ医者に犯されるナスト
・【ナストとフラスト】触手責め、モブおじと3P、恋人の兄とセックス
・【ナストとフラストとヴァルア】浮気、兄弟×主人公(3P)
・【ナストとヴァルア】公開オナニー
逢瀬はシャワールームで
イセヤ レキ
BL
高飛び込み選手の湊(みなと)がシャワーを浴びていると、見たことのない男(駿琉・かける)がその個室に押し入ってくる。
シャワールームでエロい事をされ、主人公がその男にあっさり快楽堕ちさせられるお話。
高校生のBLです。
イケメン競泳選手×女顔高飛込選手(ノンケ)
攻めによるフェラ描写あり、注意。
隠れSな攻めの短編集
あかさたな!
BL
こちら全話独立、オトナな短編集です。
1話1話完結しています。
いきなりオトナな内容に入るのでご注意を。
今回はソフトからドがつくくらいのSまで、いろんなタイプの攻めがみられる短編集です!隠れSとか、メガネSとか、年下Sとか…⁉︎
【お仕置きで奥の処女をもらう参謀】【口の中をいじめる歯医者】
【独占欲で使用人をいじめる王様】
【無自覚Sがトイレを我慢させる】
【召喚された勇者は魔術師の性癖(ケモ耳)に巻き込まれる】
【勝手にイくことを許さない許嫁】
【胸の敏感なところだけでいかせたいいじめっ子】
【自称Sをしばく女装っ子の部下】
【魔王を公開処刑する勇者】
【酔うとエスになるカテキョ】
【虎視眈々と下剋上を狙うヴァンパイアの眷属】
【貴族坊ちゃんの弱みを握った庶民】
【主人を調教する奴隷】
2022/04/15を持って、こちらの短編集は完結とさせていただきます。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
前作に
・年下攻め
・いじわるな溺愛攻め
・下剋上っぽい関係
短編集も完結してるで、プロフィールからぜひ!
肌が白くて女の子みたいに綺麗な先輩。本当におしっこするのか気になり過ぎて…?
こじらせた処女
BL
槍本シュン(やりもとしゅん)の所属している部活、機器操作部は2つ上の先輩、白井瑞稀(しらいみずき)しか居ない。
自分より身長の高い大男のはずなのに、足の先まで綺麗な先輩。彼が近くに来ると、何故か落ち着かない槍本は、これが何なのか分からないでいた。
ある日の冬、大雪で帰れなくなった槍本は、一人暮らしをしている白井の家に泊まることになる。帰り道、おしっこしたいと呟く白井に、本当にトイレするのかと何故か疑問に思ってしまい…?
チョコは告白じゃありませんでした
佐倉真稀
BL
俺は片桐哲哉。大学生で20歳の恋人いない歴が年齢の男だ。寂しくバレンタインデ―にチョコの販売をしていた俺は売れ残りのチョコを買った。たまたま知り合ったイケメンにそのチョコをプレゼントして…。
残念美人と残念イケメンの恋の話。
他サイトにも掲載。
潜入捜査でマフィアのドンの愛人になったのに、正体バレて溺愛監禁された話
あかさたな!
BL
潜入捜査官のユウジは
マフィアのボスの愛人まで潜入していた。
だがある日、それがボスにバレて、
執着監禁されちゃって、
幸せになっちゃう話
少し歪んだ愛だが、ルカという歳下に
メロメロに溺愛されちゃう。
そんなハッピー寄りなティーストです!
▶︎潜入捜査とかスパイとか設定がかなりゆるふわですが、
雰囲気だけ楽しんでいただけると幸いです!
_____
▶︎タイトルそのうち変えます
2022/05/16変更!
拘束(仮題名)→ 潜入捜査でマフィアのドンの愛人になったのに、正体バレて溺愛監禁された話
▶︎毎日18時更新頑張ります!一万字前後のお話に収める予定です
2022/05/24の更新は1日お休みします。すみません。
▶︎▶︎r18表現が含まれます※ ◀︎◀︎
_____
処女姫Ωと帝の初夜
切羽未依
BL
αの皇子を産むため、男なのに姫として後宮に入れられたΩのぼく。
七年も経っても、未だに帝に番われず、未通(おとめ=処女)のままだった。
幼なじみでもある帝と仲は良かったが、Ωとして求められないことに、ぼくは不安と悲しみを抱えていた・・・
『紫式部~実は、歴史上の人物がΩだった件』の紫式部の就職先・藤原彰子も実はΩで、男の子だった!?というオメガバースな歴史ファンタジー。
歴史や古文が苦手でも、だいじょうぶ。ふりがな満載・カッコ書きの説明大量。
フツーの日本語で書いています。
イケメンリーマン洗脳ハッピーメス堕ち話
ずー子
BL
モテる金髪イケメンがひょんな事から洗脳メス堕ちしちゃう話です。最初から最後までずっとヤってます。完結済の冒頭です。
Pixivで連載しようとしたのですが反応が微妙だったのでまとめてしまいました。
完全版は以下で配信してます。よろしければ!
https://www.dlsite.com/bl-touch/work/=/product_id/RJ01041614.html
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる