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第二章
馬車の中は地獄 ①
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仕方なく馬車に乗って出発する。
心配だった馬車の椅子はふかふかだった。これならお尻が痛くなる心配はなさそうだ。
それよりも問題は、立派な馬車は三人ほど座れそうなのに、肩が触れ合うぐらいの距離に座っているレイジェルに遠い目をする。
体を少しこちらに傾けて嬉しそうに微笑んでいる。
「あのぅ……もう少し離れていただけませんか?」
「無理だな」
即答された。
レイジェルから逃げたくて体を引いた。すると、レイジェルもその分距離を詰めてきた。また体を引いたらまた距離を詰めてきて角まで追い詰められてしまった。
変な緊張感に目のやり場にも困ってしまい、視線が彷徨う。
「レイジェル殿下……」
「なんだ?」
「あまりこっちを見ないで下さい……」
何が困るって至近距離でずっと見られている事だ……。
馬車が出発してずっとだ。
他にやる事がないのか……?
「こんなにゆっくりミリアンナの顔を見ることはないんだ。いいだろ?」
「い、嫌です……」
「天使だ……」
そう囁いてニッコリ微笑んだ。
こ、こ、怖い~~~~!
人の話を聞けよぉ~!
小窓から外を見て、その視線から逃げた。
そんな地獄のような時間がずっと続いていた。
かなりの時間が経った頃に急に肩に重みを感じた。
なんだと思って見てみれば、重みの正体はレイジェルの頭だった。
レイジェルは、腕を組んでうたた寝をしていて、俺の肩にもたれかかってきていた。
「ちょ、ちょっと……!」
起こそうと揺すってみたら、そのままぐらりと倒れ込んできた。
ポスッと俺の太ももに頭を預けてすやすやと眠っている。
まさかの膝枕だ……。
「レ、レイジェル殿下……?」
そっと揺すっても起きる気配はなかった。
「マジかよ……」
何も出来なくて、俺はそのままの状態でいるしかなかった。
暇なのでそっとレイジェルを観察する。寝ていると長いまつげが目立つ。
整った顔は、少し幼い気がする。この顔が睨むと怖くなるんだ。そのギャップにクスクスと笑う。
そこでふと気付く。
「レイ……?」
そうだ……やっぱりレイに似ている……。
なんとなく寝ている所をこっそりと見ていた。レイジェルを幼くしたような感じだったと思う。
やけに整った顔に長いまつげ……でも、髪の色が違う……やっぱり違う人?
レイは、優しく笑ってくれる人だった。今のレイジェルみたいに……。
そっとその髪を撫でた。少し癖のある金髪は、とても柔らかくて触り心地が良かった。
最初は怖い人だと思っていた。けれど、そこまで怖い人でもなくて、とても男らしくてかっこいい人だ……。
男の俺でも惚れてしまいそうなぐらい──……って……。
待て待て待て……俺は一体何を考えているんだ……。
思考回路がおかしな方向へ行ってしまいそうだった。
顔が一気に熱くなった。熱を冷まそうと視線を逸らして自分の顔を手で仰ぐ。
落ち着いた頃に他に見るものなく、また寝顔を見る。
今度はズキンと胸が痛くなった──。
俺を好きだと言ったこの人を……俺は騙している。その罪悪感は、いつからか大きくなっている。
優しくされるたびに辛い。好意を寄せられるたびに胸が痛む。笑顔を向けられると逃げたくなる。
俺が男だという事実は、レイジェルを傷付ける……怒るかもしれない……悲しむかもしれない……。
数々の好意は俺を女だと思っているからなんだろう……やっぱり男だってバレたくない。でも、このまま嘘をつき続けるのも苦しい……。
レイジェルと二人きりの空間は、余計な事ばかり考えてしまう。
早く宿に着いて欲しいと思っていれば、馬車が止まった。
少しして、ドアを開けたのはラトだ。
「レイジェル様──って……あれ?」
ラトは、俺の膝の上で寝ているレイジェルに苦笑いした。
「あー……睡眠時間を削って仕事してたんで、一気に疲れが出たんでしょう」
そういえば、仕事を前倒しすると言ってしばらく会っていなかった。
そこまでして俺とアスラーゼに行こうとしてくれたのか……。
嬉しいと思ってはいけないのに嬉しい……。
「こんな風に寝入るのも珍しいんですよ。ミリアンナ様がお嫌じゃなければ、もう少し寝かせてあげてもらえませんか?」
「はい……起こすのは可哀想ですからね……」
今だけ……今だけなら……。
そして、しばらくして目を覚ましたレイジェルは、俺の膝枕で寝ていたのだと気付くとバッと起き上がり、顔を真っ赤にしてコホンと咳払いをした。
普段は恥ずかしいぐらいの好意を隠しもしないくせに、予想外の事が起こると照れるらしい。少し可愛いと思ってしまった。
◆◇◆
結構な大所帯だ。宿を貸し切るのは納得しよう。
だがしかし──部屋割りがおかしい!
部屋の前でラトと押し問答だ。
ラトに抗議する。
「どうして私がレイジェル殿下と二人なんですか!」
「婚約者だし、いいじゃないですか」
ラトがニコニコとそんな返答をしてくる。
「私はフロルと一緒でいいんです!」
「レイジェル様もミリアンナ様と一緒でいいですよね?」
「ああ」
即答するレイジェルに顔を引きつらせる。
レイジェルもラトもクスクスと笑っていて面白がっているだけの気がしてならない。
困っていれば、フロルが話に割って入ってきた。
「レイジェル様。ミリアンナ様も一応乙女です。男性と二人きりの部屋で寝るのは、城に帰ってからでも遅くないと思います」
「──そうだな。ラト、揶揄うのはこれぐらいにしよう」
「はーい」
やっぱり揶揄ってた……。
部屋に入れば、やっとの思いでフロルと二人きりになった。
「俺……もう無理……」
今日一日でどっと疲れた気がする。
「アスラーゼに帰れば、国王陛下が何か考えている事でしょう。もしかしたら、誠心誠意謝る方向に持っていくのでは?」
「そうだといいけど……あの国王が考える事なんて碌でもないと思うよ……」
「そうですね。男を身代わりにするぐらいですからね……」
よくわかってるじゃないか……。
どうなる事やら……。
ため息を吐いてフロルと遠い目をしていた。
心配だった馬車の椅子はふかふかだった。これならお尻が痛くなる心配はなさそうだ。
それよりも問題は、立派な馬車は三人ほど座れそうなのに、肩が触れ合うぐらいの距離に座っているレイジェルに遠い目をする。
体を少しこちらに傾けて嬉しそうに微笑んでいる。
「あのぅ……もう少し離れていただけませんか?」
「無理だな」
即答された。
レイジェルから逃げたくて体を引いた。すると、レイジェルもその分距離を詰めてきた。また体を引いたらまた距離を詰めてきて角まで追い詰められてしまった。
変な緊張感に目のやり場にも困ってしまい、視線が彷徨う。
「レイジェル殿下……」
「なんだ?」
「あまりこっちを見ないで下さい……」
何が困るって至近距離でずっと見られている事だ……。
馬車が出発してずっとだ。
他にやる事がないのか……?
「こんなにゆっくりミリアンナの顔を見ることはないんだ。いいだろ?」
「い、嫌です……」
「天使だ……」
そう囁いてニッコリ微笑んだ。
こ、こ、怖い~~~~!
人の話を聞けよぉ~!
小窓から外を見て、その視線から逃げた。
そんな地獄のような時間がずっと続いていた。
かなりの時間が経った頃に急に肩に重みを感じた。
なんだと思って見てみれば、重みの正体はレイジェルの頭だった。
レイジェルは、腕を組んでうたた寝をしていて、俺の肩にもたれかかってきていた。
「ちょ、ちょっと……!」
起こそうと揺すってみたら、そのままぐらりと倒れ込んできた。
ポスッと俺の太ももに頭を預けてすやすやと眠っている。
まさかの膝枕だ……。
「レ、レイジェル殿下……?」
そっと揺すっても起きる気配はなかった。
「マジかよ……」
何も出来なくて、俺はそのままの状態でいるしかなかった。
暇なのでそっとレイジェルを観察する。寝ていると長いまつげが目立つ。
整った顔は、少し幼い気がする。この顔が睨むと怖くなるんだ。そのギャップにクスクスと笑う。
そこでふと気付く。
「レイ……?」
そうだ……やっぱりレイに似ている……。
なんとなく寝ている所をこっそりと見ていた。レイジェルを幼くしたような感じだったと思う。
やけに整った顔に長いまつげ……でも、髪の色が違う……やっぱり違う人?
レイは、優しく笑ってくれる人だった。今のレイジェルみたいに……。
そっとその髪を撫でた。少し癖のある金髪は、とても柔らかくて触り心地が良かった。
最初は怖い人だと思っていた。けれど、そこまで怖い人でもなくて、とても男らしくてかっこいい人だ……。
男の俺でも惚れてしまいそうなぐらい──……って……。
待て待て待て……俺は一体何を考えているんだ……。
思考回路がおかしな方向へ行ってしまいそうだった。
顔が一気に熱くなった。熱を冷まそうと視線を逸らして自分の顔を手で仰ぐ。
落ち着いた頃に他に見るものなく、また寝顔を見る。
今度はズキンと胸が痛くなった──。
俺を好きだと言ったこの人を……俺は騙している。その罪悪感は、いつからか大きくなっている。
優しくされるたびに辛い。好意を寄せられるたびに胸が痛む。笑顔を向けられると逃げたくなる。
俺が男だという事実は、レイジェルを傷付ける……怒るかもしれない……悲しむかもしれない……。
数々の好意は俺を女だと思っているからなんだろう……やっぱり男だってバレたくない。でも、このまま嘘をつき続けるのも苦しい……。
レイジェルと二人きりの空間は、余計な事ばかり考えてしまう。
早く宿に着いて欲しいと思っていれば、馬車が止まった。
少しして、ドアを開けたのはラトだ。
「レイジェル様──って……あれ?」
ラトは、俺の膝の上で寝ているレイジェルに苦笑いした。
「あー……睡眠時間を削って仕事してたんで、一気に疲れが出たんでしょう」
そういえば、仕事を前倒しすると言ってしばらく会っていなかった。
そこまでして俺とアスラーゼに行こうとしてくれたのか……。
嬉しいと思ってはいけないのに嬉しい……。
「こんな風に寝入るのも珍しいんですよ。ミリアンナ様がお嫌じゃなければ、もう少し寝かせてあげてもらえませんか?」
「はい……起こすのは可哀想ですからね……」
今だけ……今だけなら……。
そして、しばらくして目を覚ましたレイジェルは、俺の膝枕で寝ていたのだと気付くとバッと起き上がり、顔を真っ赤にしてコホンと咳払いをした。
普段は恥ずかしいぐらいの好意を隠しもしないくせに、予想外の事が起こると照れるらしい。少し可愛いと思ってしまった。
◆◇◆
結構な大所帯だ。宿を貸し切るのは納得しよう。
だがしかし──部屋割りがおかしい!
部屋の前でラトと押し問答だ。
ラトに抗議する。
「どうして私がレイジェル殿下と二人なんですか!」
「婚約者だし、いいじゃないですか」
ラトがニコニコとそんな返答をしてくる。
「私はフロルと一緒でいいんです!」
「レイジェル様もミリアンナ様と一緒でいいですよね?」
「ああ」
即答するレイジェルに顔を引きつらせる。
レイジェルもラトもクスクスと笑っていて面白がっているだけの気がしてならない。
困っていれば、フロルが話に割って入ってきた。
「レイジェル様。ミリアンナ様も一応乙女です。男性と二人きりの部屋で寝るのは、城に帰ってからでも遅くないと思います」
「──そうだな。ラト、揶揄うのはこれぐらいにしよう」
「はーい」
やっぱり揶揄ってた……。
部屋に入れば、やっとの思いでフロルと二人きりになった。
「俺……もう無理……」
今日一日でどっと疲れた気がする。
「アスラーゼに帰れば、国王陛下が何か考えている事でしょう。もしかしたら、誠心誠意謝る方向に持っていくのでは?」
「そうだといいけど……あの国王が考える事なんて碌でもないと思うよ……」
「そうですね。男を身代わりにするぐらいですからね……」
よくわかってるじゃないか……。
どうなる事やら……。
ため息を吐いてフロルと遠い目をしていた。
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