弱みを握られた風紀委員は天敵に奴隷にされる

おみなしづき

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番外編

兎和と穂鷹 side穂鷹

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 この前、獅貴の機嫌がものすごく良かった。
 ずっとニコニコしていて目障りだった。
 それから少しして、兎和から紫狼の移り香がした。
 紫狼の下品な香りが兎和からするたびにイラっとするのを仏の心でやり過ごした。
 この間は、ぬいぐるみで点数を稼いだ圭虎と布団の中でやっていた。
 圭虎の尻を蹴り飛ばしたかった。

 私は大人だから、あいつらが兎和と仲を深めるのは別に構わない。
 問題は、私とする機会がないという事だ。
 解せぬ……。

「兎和、ご飯美味しいですか?」
「美味しいよ」

 学食で正面にいる兎和に問いかければ、ニコニコとする。
 美味しそうに食べる姿に癒される。

「これも食べるか?」
「いいのか?」
「俺のもやるよ」

 今日の両隣は獅貴と圭虎で埋まっている。
 兎和の隣はいつも争奪戦だ。私は大体負ける。あいつら座るの早いんだ。
 仕方ない……私は大人なので、あえて譲ってあげましょう。
 昼食を学食で食べるようになって、邪魔者がいっぱいだ。
 羊助なんて恋人でもないのに隣にいる時があるので、あのクルクルと鬱陶しい天パをストレートに変えてやりたくなる。

 ああ……本当なら、私だって兎和を食べているはずなのに……。

 兎和の口に運ばれる食べ物達にですら嫉妬する。
 何か……何かきっかけが欲しい。

「もうすぐ羊助の誕生日だな。お祝いしよう」
「本当に⁉︎ 僕嬉しい!」
「って言っても俺はお金ないから、手作りケーキとかでいいか?」
「もちろん! 手作りの方がいい!」

 兎和の手作りケーキ……ニヤリ。
 スッと手を挙げた。

「それでしたら、私も手伝います」
「は? 穂鷹がやるなら俺もやるぞ」
「圭虎はケーキなんて作った事あるんですか?」
「ない!」
「ここにいる人達は手作りなんてしたことがないでしょう? 私はありますから役に立てますよ」

 全員を黙らせた。ニヤリ。

「では、兎和。私と一緒に羊助のケーキを作りましょう。時間と場所は……後日連絡します」

 今話したら確実に邪魔される。
 絶対に邪魔されたくない。
 じっとり睨んでいる奴らを笑顔でやり過ごす。

「わかった。穂鷹、ありがとう」

 よし。兎和の笑顔もゲットです。

     ◆◇◆

 次のお休みの日に兎和の家に行った。
 空は晴れていて、私の心を表しているようだ。

「俺の家で良かったのか?」
「ええ。もちろん。弟さんは?」
「今日はいないんだ。帰ってくるのは夕方かな」

 でしょうね。豹君の予定調べたもの。
 夕方まで拓馬に連れ出すように頼んである。

「じゃあ、材料買いに行こう」
「はい」

 兎和と一緒に近所のスーパーへ。
 スーパー……初めて来た。
 料理はするけれど、材料は家の者に頼めば買ってきてくれる。

 兎和は、買い物カゴを持って中へ入っていく。

「兎和! 商品がすごい並んでいます!」
「そりゃ……スーパーだし?」
「見て下さい! これ、安すぎませんか⁉︎」
「高いよ……」

 私が知っているこの果物は三万はしたはず……二千円以内で買えるなんてあり得ない。

「兎和……ここは……激安店なんですか?」
「普通のスーパー! 黙ってついてきて……」

 驚きですね。
 兎和はため息をつきながら、材料を次々にカゴに入れて行く。
 おや? パッケージは私が使う物とは随分と違うけれど、この材料は……。

「ガトーショコラですか?」
「わかるんだ。料理するって嘘じゃないみたいだな」

 クスクスと笑ってくれる。
 可愛い顔……キスしたい。

「羊助は、チョコレートが好きだからそっちの方が喜ぶかと思って」

 相手の事を考えて作る……羊助は嬉しいでしょうね。
 今度私の分も作ってくれないかな……そんな風に思ってしまう。

 全ての材料を揃えて会計へ。
 費用は絶対私が払おうと、カードが使えない場合を考えて今日は現金を持ってきた。
 財布にたくさんお金を入れてきたけれど、あれだけ買って5千円いかないとは驚きだ。
 お手伝いさんに色々聞いてきたけれど、まだまだ勉強不足です。

「穂鷹、お金出してくれてありがとう」
「いいえ。お金ならありますし、出すつもりでしたので、お気になさらずに」

 一円でも兎和に出させるなんて絶対したくない。

 荷物を一緒に持ちながら家へ帰る。

 同じ家に帰るって……新婚みたいじゃない⁉︎

 ニヤニヤしていれば、兎和に変な目で見られた。

     ◆◇◆

 室内に甘ーい香りが漂う。
 狭すぎるキッチンに四苦八苦しながら、どうにかチョコレート生地を焼く所まで行けた。

「あとは、焼き上がるのを待てばいいな」

 残った材料に生クリームがある。

「兎和。余った生クリームは使っていいですか?」
「いいよ」

 一生懸命生クリームを泡立てた。
 それにしても、泡立て器……電動じゃないんだもん。今度買ってあげよう。
 ツノが立つぐらいまで泡立てた。

 ニヤリ。

 片付けをしている兎和の背後に立つ。
 兎和は、しゃがみ込んでキッチンの下の棚にボールを仕舞った。

「兎和」
「何?」

 後ろを振り向いた瞬間にほっぺにべチョリと生クリームをつけた。
 兎和は、驚いて尻餅をついた。

「うわっ! 何するんだ!」
「ふふっ。私、頑張りましたよね?」

 兎和が立てないようにズイッと股の間に体を入れて膝立ちになる。

「ほ、穂鷹?」

 生クリームのついた兎和のほっぺが美味しそうだ。
 体を寄せてペロリと舐めれば、いつも食べている生クリームより甘い気がする。
 生クリームが首にも垂れている。
 そこも舌でペロペロと舐めとる。

「穂鷹……あ……俺は食べ物じゃない……」
「何を言っているんですか? こんなに甘いのに……」

 指で生クリームを兎和の唇に付けた。
 美味しそう……。
 兎和の唇をペロペロと舐めながら、そのまま口内に舌を入れる。

「んっ……ふっ……んん……」
「どうですか? 甘いでしょう?」

 唇を離して見つめ合えば、ほんのり赤く染まった顔が欲情を誘う。
 着ていたシャツを脱がそうとすれば、抵抗される。

「ここでするの……?」
「兎和を食べるんですよ。分かりきったことを聞かないで下さい」

 隙をついて、すかさず脱がした。

「ここではやめない……?」
「場所なんてどこでもいいんですよ」

 重要なのは、二人きりのこの貴重な時間だ。
 一秒でも長く兎和を味わいたい。
 
 ふと見た心臓の所に三個あるキスマーク──私のだけ薄くなってる!
 あいつら……許せん……。

 胸に生クリームをつけて、そのまま乳首にも塗れば滑りが良くなる。
 ヌルヌルとした感触に兎和もビクビクと震える。

「いつもより感じているみたいですね……」
「だって……それ……んっ……」

 恥ずかしそうに視線を逸らした兎和が可愛すぎる。
 そのまま床に押し倒して、腹にも生クリームを塗った。

 まずは、胸のキスマーク。ペロペロと舐めてから吸い付いた。
 チュバッと音を立てて離れれば、私のキスマークが一番ハッキリと主張していた。
 久しぶりに触れられて嬉しい。

 すぐにヌルヌルだった乳首にも吸い付いて舌で転がす。
 甘い……。

「んん……はっ……ぁん……」

 可愛い声に夢中で舐めた。

「兎和……奴隷じゃないのに私にこんな事されて、いいんですか?」
「んっ……いいよ……」

 思わず兎和の顔を見つめてしまった。
 相変わらず視線を逸らしたまま真っ赤だ。
 自然と出てきた言葉なんだろう……。

 なんだろう……いつもだめとかやだって言われるから……え……なんだろう……。
 ドキドキと胸が音を立てている。
 いつもスラスラと出てくる言葉が見つからない。
 私はどうしたというのだろう……。

「穂鷹……?」

 兎和は、急に止まった私を不思議に思ったようだ。
 私の顔を見て、クスクスと笑う。

「なんで穂鷹が真っ赤なんだ?」
「黙って下さい……」

 高鳴る胸をキスで誤魔化した。

「兎和……私をどう思いますか?」

 自分ではあり得ない質問をした。

 私は、幼い頃から達観していて、自分の役割を熟知している。
 獅貴達の後ろで一歩引いた存在。それが私だ。
 獅貴と圭虎に比べたら、霞んでしまう。
 言わば影のような存在。

 そうだとわかっているのに、兎和の目には私がどう見えているのかが気になった……。

「どうって……変態……?」

 思わず笑ってしまった。

「ふふっ。そうですよね……」

 私の事をみんな嫌がる。
 嫌がる姿が興奮を誘うので、それが当たり前だったのだけれど──寂しいような気がするのはどうしてだろう。

 影のようで、人に受け入れられない。
 そんな私みたいな存在は、兎和のそばにいなくてもいいのかもしれない……。

「でも……穂鷹は俺にもあいつらにも必要な人だ。いないとだめだ。穂鷹がいないと、あいつらまとまらない」

 ドクンッと胸が鳴った。
 私の思っていた事を塗り替えた。

「もっと……兎和が思っていることを聞かせて下さい……」
「穂鷹は普段……俺達に気を遣って一歩引いてくれる。昼食の時、他の奴らに遠慮してるだろ? さっきだって、お金出してくれたり、荷物も重い方を持ってくれて……道路の車道側を歩いてくれた。変態だけど優しくて……嫌いじゃない……」

 胸がいっぱいで泣きそうだ……。

 そんなに私を見ていたとは思っていなかった。
 兎和は、いつも一歩引いた影みたいな存在の私自身と向き合ってくれていた。

 そうか……先ほどいいよと言ってもらえて、私は兎和に受け入れられていたんだ。
 私はその事が嬉しかった。

 兎和のそばにいていいんだ。

 兎和に向かって微笑んだ。

「嫌いじゃない、ではなくて……好きって言ってくれていいんですよ?」
「やだ……調子に乗るから……」

 好きじゃないって否定しないんだ……。
 もう既に調子に乗っちゃいました。
 心が温かいですね……。

「兎和……私の好きにしていいですか?」
「いいよ……」
「ふふっ。どうなっても知りませんよ?」
「う……やっぱりだめ……」
「今更ですね……」

 兎和の唇に優しくキスをする。
 首に胸に腹に……キスしながら舐める。
 こんなにも人の肌に優しく触れたのは初めてだ。
 快感だけを求めるだけの触り方ではなく、愛しいのだと伝える為に肌に触れる。
 愛しいから、触れたい。
 愛しいから、気持ち良くしてあげたい。

 ズボンを脱がして、生クリームを兎和のモノに塗って扱いた。
 ヌルヌルとした感触が気持ちいいのか兎和が身じろぐ。
 生クリームと兎和の先走りの蜜が混じって美味しそうだ。
 それを綺麗になるまで舐めとった。とても甘い。

「兎和……生クリームは舐めとったのに、先っぽからどんどん甘い蜜があふれてきますよ……」
「は、恥ずかしいよ……」
「舐めても舐めても止まりませんね……ほら、見て下さい……口を離すと糸を引きます……」
「んんっ……やめて……」

 私の愛撫で気持ち良さそうにする兎和にとても興奮する。
 上下に扱きながら、夢中で舐めしゃぶった。

「んっ……はっ……穂鷹……! イッちゃう……!」

 一際強く吸って扱いた。
 大きくなった兎和のモノがドクンッと脈打った。
 兎和がドピュッと口の中で射精すれば、兎和はビクビクと震えた。
 ドクドクと飛び出してくる精液を口に溜める。

 兎和が落ち着けば、体を起こして口を開けて口の中に溜まった白濁を兎和に見せつけた。

「見せなくていい……」

 耳まで真っ赤にして、プイッと顔を逸らした。
 そんな可愛い反応が好きだ。
 ゴクリと一滴残らず飲み込んだ。

「兎和が出した生クリームも美味しくいただく所を見てもらおうと思いまして」
「やっぱり変態……」

 変態と言われても嬉しくて、クスクスと笑う。

「どうでした?」
「き、気持ち良かった……」
「ふふっ。こっちの生クリームは少し余ってますね」

 まだ少しボールにあった生クリームを指に取って、兎和の足を上げさせた。

「ほ……穂鷹?」
「ふふっ。動かないで下さいね」

 尻の蕾に塗りつけた。

「美味しそうですね……」
「ま……まさか……」

 そのまま尻の蕾を舐めた。

「あっ……! 穂鷹……待って……!」
「とても美味しいですよ……兎和……気持ちいいでしょう?」

 グッと尻の蕾に舌を差し入れると、ビクッと震えた。

「ああっ! 変な……感じがする……!」
「気持ちいいって事ですね……?」

 舐めながら、乳首に手を伸ばしてコリコリとイジる。
 乳首をイジった後に、イッたばかりの兎和のモノを優しく扱く。
 快感で悶える姿に興奮した。
 尻の蕾がふやけるまで舐め回せば、その頃には兎和のモノもまた勃ち上がっていた。
 それだけ気持ち良かったという事だ。

 尻の蕾に指を挿し入れれば、すんなりと指を飲み込んだ。
 すぐにでも入りそうだ。

 服を脱いで、蕾に自身のモノを押し当てる。
 
「挿れますね……」

 いつも反応は返ってこなかったのに、僅かにコクリと頷いた。
 また……受け入れられたのだと思えて嬉しい。

 ググッと挿入すれば、気持ち良さにすぐにイッてしまいそうだ。
 挿入してこんなにも心が満たされたのは初めてだ。
 いつもみたいに言葉が出てこない。
 ひたすら兎和を気持ち良くさせたくて、無言で腰を動かした。

 可愛い声がもっと聞きたい。
 赤く染まった肌がたまらない。
 兎和の顔や首にキスをする事がやめられない。

「兎和……愛しています……」
「あっ……ほだかっ……ふっ……あ……!」
「愛しているんです……」
「んっ……わかってる……」

 私の方が抱き締めているつもりなのに、兎和にギュッと抱きしめられたような気がした。

 一緒に暮らしたいな……そうなると、あいつらも一緒?

 家の都合で一緒に暮らすなんてできないやつもいそうだ。
 その点、私は次男。比較的自由を許される。
 兎和と一番一緒にいられるのは、案外私になるかもしれない。

 私達の兎和。
 私はずっーとそばにいます。
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