29 / 49
本編
制服の代償 2
しおりを挟む
「圭虎。さっさとどいて下さい」
「くそ……」
穂鷹は圭虎をどかすと、膝立ちのまま見下ろしてくる。
穂鷹のモノは、ギンギンで上を向いている。
「それ……待っている間に萎えたりしないのか……?」
萎えてくれるといいんだけど……。
「全然。兎和の可愛い姿と声で勃ちっぱなしです」
「あ……そう……」
「挿れますね」
「あっ──」
ゆっくりと挿入される。
やっぱり穂鷹のは奥まで届いている感じがする……。
穂鷹は腰を緩やかに動かして、ゆっくりと快感を引き上げて行く。
この確かめるような動きが恥ずかしい。
「圭虎相手だとあんな風に乱れるんですね。妬けますね」
「あっ……んっ……はっ……ぁん……」
「どんなでした?」
「え? あっ……」
「圭虎とやるの良かったですか?」
「よ……よかった……」
なんでこんな事言わされているんだ……。
「じゃあ、私とはもっと良くしてあげますよ。これ……どうです?」
急に激しく腰を動かされて、乳首を摘まれた。
ビリビリとした快感が乳首から腹の奥へ行くようだ。
それに合わせるように中をこすられて、奥を突かれる。
「ああっ……! あ、あんっ、はぁんっ!」
「ほら、どうです?」
穂鷹の意地悪そうな顔を見れば、言わないと酷い事をされるのだと、脳内に刷り込まれている。
「き、きもちいいっ……!」
「ふふっ。兎和は、圭虎にやられて喜んで、私にやられて喜んで……とんだ淫乱ですね」
カッと体が熱くなる。
「あ……締まりましたよ。淫乱と言われて感じたんですか?」
「あっ……! や、やめて……!」
「淫乱で、みだらで、ふしだらな兎和……可愛いですよ……」
穂鷹は、蕩けそうな顔をしてそんな事を言う。
悔しいような泣きたいような気分になるのに体は熱くなる。
「ふふっ、兎和の中は、私の事をギュウギュウ締め付けて離そうとしません……そんなにも感じているんですか?」
「か、かんじてるよっ……! んっ、あっ、いじわる……いうなよっ……!」
もうやけくそになった。
穂鷹はまともに相手にしてはいけない。
「ああ……可愛い過ぎます……キスしていいですか?」
勝手にすればいいのにそんな事まで聞いてくる。
「あ、はっ、だ、だめっ……!」
今度から訊かれたら全部だめって言ってやる。
「ふふふっ。私にそんな事言うの……兎和ぐらいです……すごくそそられます……」
覆い被さってねっとりとキスされる。
だめって言ってもするんじゃないか!
だったら、聞くなよ!
穂鷹の舌に絡め取られて俺の舌が痺れそうだ。
「兎和……穂鷹の言葉責めに負けるな」
「俺の時より、赤くなって恥ずかしがってる……」
唇を離して見つめ合うと、穂鷹は嬉しそうに微笑んだ。
「ふふっ……ほら、兎和、二人が見ていますよ。二人に見られて私に奥を突かれるのは……どうですか?」
「あんっ! あっ、ふっ……は、はずかしい……! あっ……!」
見られていると意識させられると恥ずかしくなる。
それなのに、喘ぐ声が止まらない。
意地悪ばかりの穂鷹を睨んだ。
「ふふっ……その気持ちいいのに逆らおうとする顔……最高です……もっとイジめたいですね……」
悔しさと羞恥心が限界になって、穂鷹の首に腕を回してブチュッとキスすると穂鷹の口内を舐め回してやった。
急な事で及び腰の穂鷹の舌を吸って、軽く甘噛みする。
もう穂鷹に話させてやらない。
「んんっ……! んんんんんっ……!(兎和……! 悪い子ですね……!)」
穂鷹が何か喋ろうとしても穂鷹の声を飲み込むようにキスしたまま離さなかった。
穂鷹の腰に足を回して、奥まで届くように自分の腰を浮かした。
穂鷹は迎え撃つとばかりに奥を何度も突いてきた。
気持ち良過ぎて唇を離しそうになったけれど、負けるものかと思い、穂鷹の舌を舐め回す。
「んん、んんんんんっ! ん……んん──……(ああ、情熱的ですっ! ぁ……イク──……)」
打ち付けていた穂鷹の腰が止まった。
穂鷹のモノが最奥でドクドクと言っているのを感じる。
勝った……!
「見たか。穂鷹イカされた」
「俺も……あれされたい……」
やっと羞恥心との戦いが終わった……そう思って手も足も離して全身の力を抜いた。
それなのに、穂鷹が反撃とばかりに顔を押さえてきて、口内を蹂躙し始めた。
穂鷹がイク前からキスしてるのに、ずっとキスしっぱなしだ。
ネッチョリと舐め回されて自分の舌なのか、穂鷹の舌なのか混乱してくる。
息ができない。
苦しくなって穂鷹の肩をトントンと叩く。
酸素……酸素をください!
「「長い!」」
獅貴と圭虎が穂鷹を引き離してくれた。
ようやく離して貰えば、酸素を求めて呼吸する。
「ぷはっ……はぁはぁ、はぁ……」
だめだ……何も喋れない。
「はぁ……はぁ……あははっ! もう、本当に最高でした! こんなの初めてです! もっとさせて下さい!」
「おい。穂鷹はもうイッただろ? 次は僕の番だ」
獅貴が裸になって近くに寄って来た。
もう既に限界なんですけど……。
「くそ……」
穂鷹は圭虎をどかすと、膝立ちのまま見下ろしてくる。
穂鷹のモノは、ギンギンで上を向いている。
「それ……待っている間に萎えたりしないのか……?」
萎えてくれるといいんだけど……。
「全然。兎和の可愛い姿と声で勃ちっぱなしです」
「あ……そう……」
「挿れますね」
「あっ──」
ゆっくりと挿入される。
やっぱり穂鷹のは奥まで届いている感じがする……。
穂鷹は腰を緩やかに動かして、ゆっくりと快感を引き上げて行く。
この確かめるような動きが恥ずかしい。
「圭虎相手だとあんな風に乱れるんですね。妬けますね」
「あっ……んっ……はっ……ぁん……」
「どんなでした?」
「え? あっ……」
「圭虎とやるの良かったですか?」
「よ……よかった……」
なんでこんな事言わされているんだ……。
「じゃあ、私とはもっと良くしてあげますよ。これ……どうです?」
急に激しく腰を動かされて、乳首を摘まれた。
ビリビリとした快感が乳首から腹の奥へ行くようだ。
それに合わせるように中をこすられて、奥を突かれる。
「ああっ……! あ、あんっ、はぁんっ!」
「ほら、どうです?」
穂鷹の意地悪そうな顔を見れば、言わないと酷い事をされるのだと、脳内に刷り込まれている。
「き、きもちいいっ……!」
「ふふっ。兎和は、圭虎にやられて喜んで、私にやられて喜んで……とんだ淫乱ですね」
カッと体が熱くなる。
「あ……締まりましたよ。淫乱と言われて感じたんですか?」
「あっ……! や、やめて……!」
「淫乱で、みだらで、ふしだらな兎和……可愛いですよ……」
穂鷹は、蕩けそうな顔をしてそんな事を言う。
悔しいような泣きたいような気分になるのに体は熱くなる。
「ふふっ、兎和の中は、私の事をギュウギュウ締め付けて離そうとしません……そんなにも感じているんですか?」
「か、かんじてるよっ……! んっ、あっ、いじわる……いうなよっ……!」
もうやけくそになった。
穂鷹はまともに相手にしてはいけない。
「ああ……可愛い過ぎます……キスしていいですか?」
勝手にすればいいのにそんな事まで聞いてくる。
「あ、はっ、だ、だめっ……!」
今度から訊かれたら全部だめって言ってやる。
「ふふふっ。私にそんな事言うの……兎和ぐらいです……すごくそそられます……」
覆い被さってねっとりとキスされる。
だめって言ってもするんじゃないか!
だったら、聞くなよ!
穂鷹の舌に絡め取られて俺の舌が痺れそうだ。
「兎和……穂鷹の言葉責めに負けるな」
「俺の時より、赤くなって恥ずかしがってる……」
唇を離して見つめ合うと、穂鷹は嬉しそうに微笑んだ。
「ふふっ……ほら、兎和、二人が見ていますよ。二人に見られて私に奥を突かれるのは……どうですか?」
「あんっ! あっ、ふっ……は、はずかしい……! あっ……!」
見られていると意識させられると恥ずかしくなる。
それなのに、喘ぐ声が止まらない。
意地悪ばかりの穂鷹を睨んだ。
「ふふっ……その気持ちいいのに逆らおうとする顔……最高です……もっとイジめたいですね……」
悔しさと羞恥心が限界になって、穂鷹の首に腕を回してブチュッとキスすると穂鷹の口内を舐め回してやった。
急な事で及び腰の穂鷹の舌を吸って、軽く甘噛みする。
もう穂鷹に話させてやらない。
「んんっ……! んんんんんっ……!(兎和……! 悪い子ですね……!)」
穂鷹が何か喋ろうとしても穂鷹の声を飲み込むようにキスしたまま離さなかった。
穂鷹の腰に足を回して、奥まで届くように自分の腰を浮かした。
穂鷹は迎え撃つとばかりに奥を何度も突いてきた。
気持ち良過ぎて唇を離しそうになったけれど、負けるものかと思い、穂鷹の舌を舐め回す。
「んん、んんんんんっ! ん……んん──……(ああ、情熱的ですっ! ぁ……イク──……)」
打ち付けていた穂鷹の腰が止まった。
穂鷹のモノが最奥でドクドクと言っているのを感じる。
勝った……!
「見たか。穂鷹イカされた」
「俺も……あれされたい……」
やっと羞恥心との戦いが終わった……そう思って手も足も離して全身の力を抜いた。
それなのに、穂鷹が反撃とばかりに顔を押さえてきて、口内を蹂躙し始めた。
穂鷹がイク前からキスしてるのに、ずっとキスしっぱなしだ。
ネッチョリと舐め回されて自分の舌なのか、穂鷹の舌なのか混乱してくる。
息ができない。
苦しくなって穂鷹の肩をトントンと叩く。
酸素……酸素をください!
「「長い!」」
獅貴と圭虎が穂鷹を引き離してくれた。
ようやく離して貰えば、酸素を求めて呼吸する。
「ぷはっ……はぁはぁ、はぁ……」
だめだ……何も喋れない。
「はぁ……はぁ……あははっ! もう、本当に最高でした! こんなの初めてです! もっとさせて下さい!」
「おい。穂鷹はもうイッただろ? 次は僕の番だ」
獅貴が裸になって近くに寄って来た。
もう既に限界なんですけど……。
1
お気に入りに追加
982
あなたにおすすめの小説


悪役令息シャルル様はドSな家から脱出したい
椿
BL
ドSな両親から生まれ、使用人がほぼ全員ドMなせいで、本人に特殊な嗜好はないにも関わらずSの振る舞いが発作のように出てしまう(不本意)シャルル。
その悪癖を正しく自覚し、学園でも息を潜めるように過ごしていた彼だが、ひょんなことからみんなのアイドルことミシェル(ドM)に懐かれてしまい、ついつい出てしまう暴言に周囲からの勘違いは加速。婚約者である王子の二コラにも「甘えるな」と冷たく突き放され、「このままなら婚約を破棄する」と言われてしまって……。
婚約破棄は…それだけは困る!!王子との、ニコラとの結婚だけが、俺があのドSな実家から安全に抜け出すことができる唯一の希望なのに!!
婚約破棄、もとい安全な家出計画の破綻を回避するために、SとかMとかに囲まれてる悪役令息(勘違い)受けが頑張る話。
攻めズ
ノーマルなクール王子
ドMぶりっ子
ドS従者
×
Sムーブに悩むツッコミぼっち受け
作者はSMについて無知です。温かい目で見てください。

王道学園の冷徹生徒会長、裏の顔がバレて総受けルート突入しちゃいました!え?逃げ場無しですか?
名無しのナナ氏
BL
王道学園に入学して1ヶ月でトップに君臨した冷徹生徒会長、有栖川 誠(ありすがわ まこと)。常に冷静で無表情、そして無言の誠を生徒達からは尊敬の眼差しで見られていた。
そんな彼のもう1つの姿は… どの企業にも属さないにも関わらず、VTuber界で人気を博した個人VTuber〈〈 アイリス 〉〉!? 本性は寂しがり屋の泣き虫。色々あって周りから誤解されまくってしまった結果アイリスとして素を出していた。そんなある日、生徒会の仕事を1人で黙々とやっている内に疲れてしまい__________
※
・非王道気味
・固定カプ予定は無い
・悲しい過去🐜のたまにシリアス
・話の流れが遅い

イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。

病んでる愛はゲームの世界で充分です!
書鈴 夏(ショベルカー)
BL
ヤンデレゲームが好きな平凡男子高校生、田山直也。
幼馴染の一条翔に呆れられながらも、今日もゲームに勤しんでいた。
席替えで隣になった大人しい目隠れ生徒との交流を始め、周りの生徒たちから重い愛を現実でも向けられるようになってしまう。
田山の明日はどっちだ!!
ヤンデレ大好き普通の男子高校生、田山直也がなんやかんやあってヤンデレ男子たちに執着される話です。
BL大賞参加作品です。よろしくお願いします。
11/21
本編一旦完結になります。小話ができ次第追加していきます。

塾の先生を舐めてはいけません(性的な意味で)
ベータヴィレッジ 現実沈殿村落
BL
個別指導塾で講師のアルバイトを始めたが、妙にスキンシップ多めで懐いてくる生徒がいた。
そしてやがてその生徒の行為はエスカレートし、ついに一線を超えてくる――。
魔界最強に転生した社畜は、イケメン王子に奪い合われることになりました
タタミ
BL
ブラック企業に務める社畜・佐藤流嘉。
クリスマスも残業確定の非リア人生は、トラックの激突により突然終了する。
死後目覚めると、目の前で見目麗しい天使が微笑んでいた。
「ここは天国ではなく魔界です」
天使に会えたと喜んだのもつかの間、そこは天国などではなく魔法が当たり前にある世界・魔界だと知らされる。そして流嘉は、魔界に君臨する最強の支配者『至上様』に転生していたのだった。
「至上様、私に接吻を」
「あっ。ああ、接吻か……って、接吻!?なんだそれ、まさかキスですか!?」
何が起こっているのかわからないうちに、流嘉の前に現れたのは美しい4人の王子。この4王子にキスをして、結婚相手を選ばなければならないと言われて──!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる