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本編
兎和は三人の奴隷 side獅貴
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『んっ! あんっ! しきっ……でんわ……きってっ……!』
『兎和、俺またイク……めちゃくちゃ興奮する……』
兎和の気持ち良さそうな声で勃ちそうだった……。
恍惚とした圭虎の声に悔しくなった。
これ以上聞いていたら兎和とやらないと気が済まなくなる。
そう思って通話を切った。
「圭虎のやつ……」
兎和に遊びで手を出されるのは嫌だった。
それが、圭虎も兎和が好きだと言い放った。
圭虎の家か……南條院のホテルか……。
連れ出してるならホテルの方だな。
この現状を穂鷹にも報告すべきだと判断して、穂鷹に連絡して事情を説明する。
車で迎えに行って、穂鷹と一緒に圭虎がいるであろうホテルに向かった。
「まさか圭虎に出し抜かれるとは思いませんでしたね」
穂鷹は、クスクスと笑っていて気にした様子はない。
「あいつ……本気なのかな?」
「だと思いますよ。圭虎は気付いてないみたいでしたけど、兎和が好きだったみたいです」
穂鷹はまるで気付いていたように言う。
「圭虎が誰かを好きなるってあると思う?」
とても信じられない。
「違いますよ。今までずっと兎和を好きだったから、他の人を好きになれなかったんです。一人が長続きしなかったのもそのせいでしょう。私達より随分前から好きだったんじゃないですかね? だから私はやらせたくなかったんですよね」
なんて事だ。
それが本当なら、圭虎が一番兎和に執着していたのかもしれない。
「だからって、僕は兎和を諦めるつもりはないよ」
「私もです」
兎和の代わりなんていない。
好きな気持ちは負けない。
圭虎は僕達が来る事を予想していたようで、ホテル側は僕達が来る事は了承済みだった。
圭虎がいつも使うスイートルームに案内される。
中に入れば、圭虎は上半身裸という格好で、シャワーを浴びた後みたいだった。
「兎和寝てるから静かにな」
怒鳴りそうになったのをグッと堪えて、穂鷹とソファに座る。
ニコニコしている圭虎が忌々しい。
「で、俺に文句を言いに来たか?」
「文句というか確認です。圭虎も兎和を奴隷にしたのですね?」
「そうだ」
「兎和が圭虎を好きになったわけじゃないのですね?」
「まぁな……」
圭虎も僕達と同じか……。
全員が同じ立場になった。
「でも、俺はこの先も兎和とやる。兎和としかやらない」
「それは僕もだよ」
「私もです」
誰も譲るつもりはないらしい。
この二人が一人に決めるなんて信じられない。
きっと僕もそう思われている。
「なら、こうしませんか?」
穂鷹は、ニッコリ笑って僕達を見回した。
「兎和が誰かを好きなるまで、三人で可愛がってあげましょう」
「「…………」」
全員奴隷として抱いてしまっている。
兎和は僕達に逆らえない。
僕達が命令すれば受け入れる。
やりたくなって、我慢するようなやつはこの中にいない。
さっきみたいに、僕の知らない所でやられるよりは、把握している方がマシか。
「仕方ない。そうするよ」
そうするしかない。
「俺は……嫌だ。俺だけのものにしたい」
圭虎がそんな事を言い出した。
勝手な事を言いやがって。
「そんなの、僕だってそう思ってるさ! それなのにやったのはお前だろ⁉︎」
圭虎を睨めば気まずそうに視線を逸らした。
あれだけやるなと言ったのに。
「まぁまぁ。みんなそう思ってますけど、譲る人はいないのでしょう?」
「「…………」」
「じゃあ、決まりですね」
穂鷹の言葉に僕も圭虎も了承する。
「ふふっ。では、私は兎和の可愛い寝顔を覗きに行ってきます」
「あ、待て。僕も行く」
穂鷹と一緒に寝室へ行き、横になって布団を掛けられている兎和を見つけた。
穂鷹は、それを見て嬉しそうに微笑む。
僕も覗いてみて、幼く見える寝顔にキュンッと胸が鳴る。
やっぱり好きだ。
「この下は……裸ですか?」
布団をめくろうとする穂鷹の手を圭虎が止めた。
僕達の後ろをついて来ていたらしい。
「起きるだろ?」
圭虎にそんな優しさがあるなんて驚きだ。
兎和の事本気なのか……。
「少しですよ」
そっと肩まで布団をめくった穂鷹の手が止まった。
「「あ……」」
穂鷹と二人で肩や背中に残る赤い痕を発見して圭虎を睨む。
「こんなにいっぱい痕をつけるなよ!」
「しょうがねぇだろ……」
「キスマークは一人一箇所に決めましょう……こんなの見せられたら、私は倍付けたくなります。兎和が痕だらけになって可哀相です」
「気分が乗っちゃって……悪かったって……」
圭虎め……僕だって身体中に痕を残すのを我慢したのに。
僕達も見る可能性があるとわかっていてこんな事するんだから、独占欲丸出しじゃないか。
「中イキはさせられました?」
それは僕も気になる。
圭虎は悔しそうに唸った。
「ダメだった……二回しても俺が先にイった……」
穂鷹と顔を見合わせて吹き出す。
「圭虎もダメだったなんて、兎和はすごいですね」
「それだけ兎和は最高なんだよね」
それにしても、可愛い寝顔を見ていたらムラムラしてくる。
兎和の頬にチュッとキスをした。
「「あ!」」
二人の抗議なんて関係ない。
兎和に触れると気分がいい。
「なら、私は……」
穂鷹は、兎和の唇にチュッとして……離れない。
思わず圭虎と肩を掴んで引き離す。
「「長い!」」
「えぇ……もう少し……」
「「ふざけんな」」
兎和の横で攻防戦を繰り広げていれば、兎和が目を開けた。三人の動きが止まる。
まだ寝ぼけているのかボーッとこちらを見ていた。
「兎和。起こしたか?」
「獅貴……? あれ? どうして?」
そっと上半身を起こした兎和からパサリと腰まで布団が落ちる。
やっぱり裸で、桜色だった乳首は圭虎のせいでさくらんぼのように赤く色づいていた。
美味しそう……。
胸に残る三角形の痕が、僕達のものだと主張しているようで、優越感と同時に嫉妬が湧き上がる。
圭虎と穂鷹も同じようだ。
目をこすって欠伸をする……可愛い。
抱かれるたびに前よりも色気を感じる兎和の妖艶な姿に、三人でゴクリと喉を鳴らす。
兎和は、そこで自分が裸だということに気づいたのか、恥ずかしそうに布団にくるまった。
「圭虎……シャワー貸りる」
「ああ。なんなら俺が洗ってやろうか?」
穂鷹と一緒に圭虎を小突く。
「冗談だって」
兎和は、布団にくるまったまま、服をかき集めて浴室へ行ってしまった。
残された三人で目を合わす。
「嫌だけど、兎和は三人の奴隷で我慢するよ」
「そうだな。お前らなら俺も我慢する」
「はい。でも、兎和が私を選んだら諦めて下さいね」
今度は、圭虎と一緒に穂鷹を小突いた。
「「選ばれるのは僕だ(俺だ)」」
僕達は、すぐに揉める。
みんな出し抜こうと考えてるに違いなかった。
僕達にはもっと話し合いが必要みたいだ。
『兎和、俺またイク……めちゃくちゃ興奮する……』
兎和の気持ち良さそうな声で勃ちそうだった……。
恍惚とした圭虎の声に悔しくなった。
これ以上聞いていたら兎和とやらないと気が済まなくなる。
そう思って通話を切った。
「圭虎のやつ……」
兎和に遊びで手を出されるのは嫌だった。
それが、圭虎も兎和が好きだと言い放った。
圭虎の家か……南條院のホテルか……。
連れ出してるならホテルの方だな。
この現状を穂鷹にも報告すべきだと判断して、穂鷹に連絡して事情を説明する。
車で迎えに行って、穂鷹と一緒に圭虎がいるであろうホテルに向かった。
「まさか圭虎に出し抜かれるとは思いませんでしたね」
穂鷹は、クスクスと笑っていて気にした様子はない。
「あいつ……本気なのかな?」
「だと思いますよ。圭虎は気付いてないみたいでしたけど、兎和が好きだったみたいです」
穂鷹はまるで気付いていたように言う。
「圭虎が誰かを好きなるってあると思う?」
とても信じられない。
「違いますよ。今までずっと兎和を好きだったから、他の人を好きになれなかったんです。一人が長続きしなかったのもそのせいでしょう。私達より随分前から好きだったんじゃないですかね? だから私はやらせたくなかったんですよね」
なんて事だ。
それが本当なら、圭虎が一番兎和に執着していたのかもしれない。
「だからって、僕は兎和を諦めるつもりはないよ」
「私もです」
兎和の代わりなんていない。
好きな気持ちは負けない。
圭虎は僕達が来る事を予想していたようで、ホテル側は僕達が来る事は了承済みだった。
圭虎がいつも使うスイートルームに案内される。
中に入れば、圭虎は上半身裸という格好で、シャワーを浴びた後みたいだった。
「兎和寝てるから静かにな」
怒鳴りそうになったのをグッと堪えて、穂鷹とソファに座る。
ニコニコしている圭虎が忌々しい。
「で、俺に文句を言いに来たか?」
「文句というか確認です。圭虎も兎和を奴隷にしたのですね?」
「そうだ」
「兎和が圭虎を好きになったわけじゃないのですね?」
「まぁな……」
圭虎も僕達と同じか……。
全員が同じ立場になった。
「でも、俺はこの先も兎和とやる。兎和としかやらない」
「それは僕もだよ」
「私もです」
誰も譲るつもりはないらしい。
この二人が一人に決めるなんて信じられない。
きっと僕もそう思われている。
「なら、こうしませんか?」
穂鷹は、ニッコリ笑って僕達を見回した。
「兎和が誰かを好きなるまで、三人で可愛がってあげましょう」
「「…………」」
全員奴隷として抱いてしまっている。
兎和は僕達に逆らえない。
僕達が命令すれば受け入れる。
やりたくなって、我慢するようなやつはこの中にいない。
さっきみたいに、僕の知らない所でやられるよりは、把握している方がマシか。
「仕方ない。そうするよ」
そうするしかない。
「俺は……嫌だ。俺だけのものにしたい」
圭虎がそんな事を言い出した。
勝手な事を言いやがって。
「そんなの、僕だってそう思ってるさ! それなのにやったのはお前だろ⁉︎」
圭虎を睨めば気まずそうに視線を逸らした。
あれだけやるなと言ったのに。
「まぁまぁ。みんなそう思ってますけど、譲る人はいないのでしょう?」
「「…………」」
「じゃあ、決まりですね」
穂鷹の言葉に僕も圭虎も了承する。
「ふふっ。では、私は兎和の可愛い寝顔を覗きに行ってきます」
「あ、待て。僕も行く」
穂鷹と一緒に寝室へ行き、横になって布団を掛けられている兎和を見つけた。
穂鷹は、それを見て嬉しそうに微笑む。
僕も覗いてみて、幼く見える寝顔にキュンッと胸が鳴る。
やっぱり好きだ。
「この下は……裸ですか?」
布団をめくろうとする穂鷹の手を圭虎が止めた。
僕達の後ろをついて来ていたらしい。
「起きるだろ?」
圭虎にそんな優しさがあるなんて驚きだ。
兎和の事本気なのか……。
「少しですよ」
そっと肩まで布団をめくった穂鷹の手が止まった。
「「あ……」」
穂鷹と二人で肩や背中に残る赤い痕を発見して圭虎を睨む。
「こんなにいっぱい痕をつけるなよ!」
「しょうがねぇだろ……」
「キスマークは一人一箇所に決めましょう……こんなの見せられたら、私は倍付けたくなります。兎和が痕だらけになって可哀相です」
「気分が乗っちゃって……悪かったって……」
圭虎め……僕だって身体中に痕を残すのを我慢したのに。
僕達も見る可能性があるとわかっていてこんな事するんだから、独占欲丸出しじゃないか。
「中イキはさせられました?」
それは僕も気になる。
圭虎は悔しそうに唸った。
「ダメだった……二回しても俺が先にイった……」
穂鷹と顔を見合わせて吹き出す。
「圭虎もダメだったなんて、兎和はすごいですね」
「それだけ兎和は最高なんだよね」
それにしても、可愛い寝顔を見ていたらムラムラしてくる。
兎和の頬にチュッとキスをした。
「「あ!」」
二人の抗議なんて関係ない。
兎和に触れると気分がいい。
「なら、私は……」
穂鷹は、兎和の唇にチュッとして……離れない。
思わず圭虎と肩を掴んで引き離す。
「「長い!」」
「えぇ……もう少し……」
「「ふざけんな」」
兎和の横で攻防戦を繰り広げていれば、兎和が目を開けた。三人の動きが止まる。
まだ寝ぼけているのかボーッとこちらを見ていた。
「兎和。起こしたか?」
「獅貴……? あれ? どうして?」
そっと上半身を起こした兎和からパサリと腰まで布団が落ちる。
やっぱり裸で、桜色だった乳首は圭虎のせいでさくらんぼのように赤く色づいていた。
美味しそう……。
胸に残る三角形の痕が、僕達のものだと主張しているようで、優越感と同時に嫉妬が湧き上がる。
圭虎と穂鷹も同じようだ。
目をこすって欠伸をする……可愛い。
抱かれるたびに前よりも色気を感じる兎和の妖艶な姿に、三人でゴクリと喉を鳴らす。
兎和は、そこで自分が裸だということに気づいたのか、恥ずかしそうに布団にくるまった。
「圭虎……シャワー貸りる」
「ああ。なんなら俺が洗ってやろうか?」
穂鷹と一緒に圭虎を小突く。
「冗談だって」
兎和は、布団にくるまったまま、服をかき集めて浴室へ行ってしまった。
残された三人で目を合わす。
「嫌だけど、兎和は三人の奴隷で我慢するよ」
「そうだな。お前らなら俺も我慢する」
「はい。でも、兎和が私を選んだら諦めて下さいね」
今度は、圭虎と一緒に穂鷹を小突いた。
「「選ばれるのは僕だ(俺だ)」」
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