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本編
圭虎の奴隷 2
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激しかった……。
腹の奥が熱かったのが引いていく。
「ちきしょう……あいつらの言ってたの……これか……」
「圭虎……?」
「ふざけやがって……」
何か不満だったのだろうか。
だったら今回で終わりかな。
ホッと息を吐いた。
「次はぜってぇ、イカせる」
「次? 良くなかったんだろ?」
「ばかっ! 最高だったに決まってんだろ!」
なんか怒られた……。
「俺がお前を好きだって言ったのは聞こえたか?」
「あ……うん……」
あれ本当だったんだ……。
行為の最中の告白って恥ずかしかったな。
「認めちゃえば簡単だったな。ははっ。好きな人とやるって最高なんだな……世界が違って見える」
「恥ずかしいからやめてくれ」
「兎和はまだ誰も好きじゃないんだろ?」
「好きじゃない……」
奴隷としてやられているのに、好きも何もわからない。
「ならこれからだ。まずは体からってね」
圭虎は俺から離れると、自分の後始末をする。
「圭虎、シャワー借りていい?」
ベッドの上に脱ぎ散らかしていた服に手を伸ばせば止められた。
「おい。兎和はまだイッてないだろ? そのままじゃ辛いだろ?」
「え? でも……終わりじゃないのか?」
「そこで四つん這いになれ」
四つん這いって恥ずかしいんだよな……。
ジッと見つめられて居心地が悪い。
「ほら、言う事聞けよ」
嫌だと言う権利はないんだ。
恥ずかしさを堪えてのっそりと言う通りにした。
背後から覆い被さるようにして背中の傷痕を舐められた。
それと同時に腰から回された手に俺のモノを握られて扱かれる。
「ああっ……!」
「兎和。イかせてやるからな」
「それ……! 背中のっ、やめてっ!」
「ははっ! 最高だって聞こえる」
引いていた快感の波が再び襲ってくる。
「あっ! はぁっ……もうっ、イクよっ! シーツ、汚しちゃう!」
「汚せ。ほら、全部だしちまえ」
傷痕を舐められながら、何度も上下に動かされると耐えられなかった。
「んっ……ああっ──!」
圭虎の手でピュッと射精すれば、真っ白なシーツに俺の白濁がシミを作った。ドクドクと波を打つ感覚が気持ち良かった。
羞恥心と脱力感で動けなかった。
「兎和……ごめん」
「え……? あんっ──!」
そのまま後ろから圭虎のモノを突っ込まれた。
もう勃ったらしい。
「さっき出したのにっ……!」
「しょうがねぇだろ。兎和のイッた所見たら勃ったんだ」
「イッてすぐは、やめてっ……!」
圭虎の動きは荒々しい。
後ろから何度も突かれて倒れそうだ。
イッたばかりで敏感なのにお構いなしだ。
「ああっ! はっ、あ、あん! はげしくっ……しないでってばっ……!」
「最高すぎて無理! 兎和もまた勃たせてやる」
気持ちいい所を突かれながら、イッたばかりの自分のモノを扱かれた。
胸の突起もイジられて、傷痕を舐められる。
全部が気持ち良くて、段々と自分のモノに熱が集まる。
一度出したのにまた勃たされた。
「へへっ。勃ったな」
「あ、あっ、はっ! はぁ……あふっ、あ、あぁ……!」
「はぁ……まじで気持ちいい……」
俺も気持ち良くて何も考えられなくなってきた頃に、俺のスマホが鳴ってビクリと震えた。
圭虎は、ベッドの上にあったズボンからスマホを取り出して画面を見るとクスクスと笑う。
「獅貴だ。聞かせてやろう」
「えっ!? あっ! 待って……!」
後ろから突かれている状態で電話に出られた。
喘がないようにグッと我慢する。
それを見て圭虎は楽しそうだ。
「獅貴か? ──ははっ。一緒にいるからに決まってんだろ。──兎和、獅貴が代われって」
圭虎はスピーカーに切り替えると、わざと俺の顔に近付けた。
(このまま?)そう目で訴えれば頷かれる。
圭虎の腰が止まった。話せということなんだろう。
「し……獅貴……?」
『兎和? なんで圭虎と一緒なんだ?』
「な、なんでって獅貴達が譲ったんじゃないのか……?」
思わず振り返れば、圭虎にニヤリと笑われた。
どういう事だ? 騙されたっぽい。
「兎和。今日、獅貴達が俺に兎和を譲るって言ったのは嘘だ。俺は……どうしてもお前とこうしたかった……」
圭虎は、スマホをシーツの上に置くと、思い切り腰を打ちつけた。
圭虎のモノが奥の気持ちいい所を突いた。
「あっ!」
『兎和? その声……』
聞かれた……恥ずかしい。
「今、取り込み中って事。兎和、もっと喋るか?」
圭虎は、パンパンと突きながらクスクスと笑う。
信じられない! 喋れるわけない!
「ん、んんっ……! ……ぁ……んっ!」
『──圭虎、ふざけんなよ!』
「ふざけてない」
『遊びでやるなって言ったよな!』
「遊びじゃない。俺も兎和じゃなきゃ無理だ。もう兎和としかできない」
『はぁ!? お前、何言ってんだ!』
「俺もこんな気持ちになるとは思わなかった……」
チュッチュッと何度も背中にキスされてゾクゾクする。
「俺は兎和が好きだ。マジだから」
『ふざけんな! 僕だって好きなんだ! 兎和、圭虎の思い通りにさせるなよ!』
そんな事言われても……。
声を我慢して黙っていれば、背中の傷痕を舐められながら突かれた。
それは反則だ。
ただでさえ激しい圭虎の腰の動きと背中からの快感で、声が出るのを我慢できなかった。
「ああっ……! あっ、んっ! ダメだっ……けいとっ! あっ、はっ、んんっ!」
「ダメじゃないだろ? いいだろ?」
「んあっ! い、いいからっ……あっ! やめてっ! あんっ! けいとっ……おねがいっ!」
「へへっ……こんなよがって……可愛いなぁ」
『兎和! くそっ……』
圭虎は、わざと俺の感じる所を激しく突いた。
そのたびに喘ぐ声が我慢できない。
電話を切りたいのに、手を伸ばしても圭虎に届かない所に置かれる。
「んっ! あんっ! しきっ……でんわ……きってっ……!」
「兎和、俺またイク……めちゃくちゃ興奮する……」
圭虎にまた俺のモノを扱かれた。
中を突かれるたびにもう気持ちいいしかない。
「おれも、イクよっ……イク!」
「俺の手でイケよ」
「あっ……はっ、あんっ、ああっ──!」
俺の出した白濁がまたシーツに飛んだ。
圭虎の動きも止まって最奥でドクドクと脈打つのを感じた。
「くっ──は、はぁ……俺も一緒にイッた……」
力が入らない……二人でバタリと横に倒れた。
圭虎は、背後から腰に腕を回して抱き締めて、ピッタリとくっついて来る。
チュッチュッと首筋や肩にキスされる。
スマホに手を伸ばして見れば、もう通話は切れていた。
「圭虎のばか……」
「はははっ。気持ち良かったの間違いだろ?」
獅貴にやってるところ聞かれた……。
最悪だ……。
「シーツも……また汚した」
「ここ俺の親父のホテルだから大丈夫。お腹空いただろ? 着替えたらルームサービス頼んでやるよ」
喋りながらも圭虎からのキスは止まらない。
「眠い……」
「このまま寝るか? バイトの前にご飯食べる余裕見て起こしてやるから少し寝れば?」
「やってる時は意地悪だったのに……圭虎が嘘みたいに優しい……」
「はぁ? なに言ってんだ? ほら、寝ろよ」
射精後の脱力感と疲れが瞼を重くする。
もう何も考えなくていいや……。
さっきまで激しく攻めていた圭虎とは、同じと思えない優しい手つきで髪を撫でられた。
心地よくて、瞼が閉じる。
「兎和……好きだ……大好きだ……」
圭虎の優しく囁く声と、優しいキス、優しい手の感触でそのまま眠りに落ちて行った。
腹の奥が熱かったのが引いていく。
「ちきしょう……あいつらの言ってたの……これか……」
「圭虎……?」
「ふざけやがって……」
何か不満だったのだろうか。
だったら今回で終わりかな。
ホッと息を吐いた。
「次はぜってぇ、イカせる」
「次? 良くなかったんだろ?」
「ばかっ! 最高だったに決まってんだろ!」
なんか怒られた……。
「俺がお前を好きだって言ったのは聞こえたか?」
「あ……うん……」
あれ本当だったんだ……。
行為の最中の告白って恥ずかしかったな。
「認めちゃえば簡単だったな。ははっ。好きな人とやるって最高なんだな……世界が違って見える」
「恥ずかしいからやめてくれ」
「兎和はまだ誰も好きじゃないんだろ?」
「好きじゃない……」
奴隷としてやられているのに、好きも何もわからない。
「ならこれからだ。まずは体からってね」
圭虎は俺から離れると、自分の後始末をする。
「圭虎、シャワー借りていい?」
ベッドの上に脱ぎ散らかしていた服に手を伸ばせば止められた。
「おい。兎和はまだイッてないだろ? そのままじゃ辛いだろ?」
「え? でも……終わりじゃないのか?」
「そこで四つん這いになれ」
四つん這いって恥ずかしいんだよな……。
ジッと見つめられて居心地が悪い。
「ほら、言う事聞けよ」
嫌だと言う権利はないんだ。
恥ずかしさを堪えてのっそりと言う通りにした。
背後から覆い被さるようにして背中の傷痕を舐められた。
それと同時に腰から回された手に俺のモノを握られて扱かれる。
「ああっ……!」
「兎和。イかせてやるからな」
「それ……! 背中のっ、やめてっ!」
「ははっ! 最高だって聞こえる」
引いていた快感の波が再び襲ってくる。
「あっ! はぁっ……もうっ、イクよっ! シーツ、汚しちゃう!」
「汚せ。ほら、全部だしちまえ」
傷痕を舐められながら、何度も上下に動かされると耐えられなかった。
「んっ……ああっ──!」
圭虎の手でピュッと射精すれば、真っ白なシーツに俺の白濁がシミを作った。ドクドクと波を打つ感覚が気持ち良かった。
羞恥心と脱力感で動けなかった。
「兎和……ごめん」
「え……? あんっ──!」
そのまま後ろから圭虎のモノを突っ込まれた。
もう勃ったらしい。
「さっき出したのにっ……!」
「しょうがねぇだろ。兎和のイッた所見たら勃ったんだ」
「イッてすぐは、やめてっ……!」
圭虎の動きは荒々しい。
後ろから何度も突かれて倒れそうだ。
イッたばかりで敏感なのにお構いなしだ。
「ああっ! はっ、あ、あん! はげしくっ……しないでってばっ……!」
「最高すぎて無理! 兎和もまた勃たせてやる」
気持ちいい所を突かれながら、イッたばかりの自分のモノを扱かれた。
胸の突起もイジられて、傷痕を舐められる。
全部が気持ち良くて、段々と自分のモノに熱が集まる。
一度出したのにまた勃たされた。
「へへっ。勃ったな」
「あ、あっ、はっ! はぁ……あふっ、あ、あぁ……!」
「はぁ……まじで気持ちいい……」
俺も気持ち良くて何も考えられなくなってきた頃に、俺のスマホが鳴ってビクリと震えた。
圭虎は、ベッドの上にあったズボンからスマホを取り出して画面を見るとクスクスと笑う。
「獅貴だ。聞かせてやろう」
「えっ!? あっ! 待って……!」
後ろから突かれている状態で電話に出られた。
喘がないようにグッと我慢する。
それを見て圭虎は楽しそうだ。
「獅貴か? ──ははっ。一緒にいるからに決まってんだろ。──兎和、獅貴が代われって」
圭虎はスピーカーに切り替えると、わざと俺の顔に近付けた。
(このまま?)そう目で訴えれば頷かれる。
圭虎の腰が止まった。話せということなんだろう。
「し……獅貴……?」
『兎和? なんで圭虎と一緒なんだ?』
「な、なんでって獅貴達が譲ったんじゃないのか……?」
思わず振り返れば、圭虎にニヤリと笑われた。
どういう事だ? 騙されたっぽい。
「兎和。今日、獅貴達が俺に兎和を譲るって言ったのは嘘だ。俺は……どうしてもお前とこうしたかった……」
圭虎は、スマホをシーツの上に置くと、思い切り腰を打ちつけた。
圭虎のモノが奥の気持ちいい所を突いた。
「あっ!」
『兎和? その声……』
聞かれた……恥ずかしい。
「今、取り込み中って事。兎和、もっと喋るか?」
圭虎は、パンパンと突きながらクスクスと笑う。
信じられない! 喋れるわけない!
「ん、んんっ……! ……ぁ……んっ!」
『──圭虎、ふざけんなよ!』
「ふざけてない」
『遊びでやるなって言ったよな!』
「遊びじゃない。俺も兎和じゃなきゃ無理だ。もう兎和としかできない」
『はぁ!? お前、何言ってんだ!』
「俺もこんな気持ちになるとは思わなかった……」
チュッチュッと何度も背中にキスされてゾクゾクする。
「俺は兎和が好きだ。マジだから」
『ふざけんな! 僕だって好きなんだ! 兎和、圭虎の思い通りにさせるなよ!』
そんな事言われても……。
声を我慢して黙っていれば、背中の傷痕を舐められながら突かれた。
それは反則だ。
ただでさえ激しい圭虎の腰の動きと背中からの快感で、声が出るのを我慢できなかった。
「ああっ……! あっ、んっ! ダメだっ……けいとっ! あっ、はっ、んんっ!」
「ダメじゃないだろ? いいだろ?」
「んあっ! い、いいからっ……あっ! やめてっ! あんっ! けいとっ……おねがいっ!」
「へへっ……こんなよがって……可愛いなぁ」
『兎和! くそっ……』
圭虎は、わざと俺の感じる所を激しく突いた。
そのたびに喘ぐ声が我慢できない。
電話を切りたいのに、手を伸ばしても圭虎に届かない所に置かれる。
「んっ! あんっ! しきっ……でんわ……きってっ……!」
「兎和、俺またイク……めちゃくちゃ興奮する……」
圭虎にまた俺のモノを扱かれた。
中を突かれるたびにもう気持ちいいしかない。
「おれも、イクよっ……イク!」
「俺の手でイケよ」
「あっ……はっ、あんっ、ああっ──!」
俺の出した白濁がまたシーツに飛んだ。
圭虎の動きも止まって最奥でドクドクと脈打つのを感じた。
「くっ──は、はぁ……俺も一緒にイッた……」
力が入らない……二人でバタリと横に倒れた。
圭虎は、背後から腰に腕を回して抱き締めて、ピッタリとくっついて来る。
チュッチュッと首筋や肩にキスされる。
スマホに手を伸ばして見れば、もう通話は切れていた。
「圭虎のばか……」
「はははっ。気持ち良かったの間違いだろ?」
獅貴にやってるところ聞かれた……。
最悪だ……。
「シーツも……また汚した」
「ここ俺の親父のホテルだから大丈夫。お腹空いただろ? 着替えたらルームサービス頼んでやるよ」
喋りながらも圭虎からのキスは止まらない。
「眠い……」
「このまま寝るか? バイトの前にご飯食べる余裕見て起こしてやるから少し寝れば?」
「やってる時は意地悪だったのに……圭虎が嘘みたいに優しい……」
「はぁ? なに言ってんだ? ほら、寝ろよ」
射精後の脱力感と疲れが瞼を重くする。
もう何も考えなくていいや……。
さっきまで激しく攻めていた圭虎とは、同じと思えない優しい手つきで髪を撫でられた。
心地よくて、瞼が閉じる。
「兎和……好きだ……大好きだ……」
圭虎の優しく囁く声と、優しいキス、優しい手の感触でそのまま眠りに落ちて行った。
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