1 / 1
痛い恋
しおりを挟む
ほっそりした手首を掴んで抑えてあげると、あの子はもう俺のおもちゃ。二年以上俺の気持ち弄んだんだもん。これくらい当然だよね?
「今日はどんなことしよっか?」
「やめて……」
うつ伏せに倒れてるあの子の足の間を膝で擦ってあげると、腰をひいて逃げようとしてる。避けられても嫌われてもいい。もう、この子に好かれたいって思ってない。
ただ、俺だけのものでいてくれたら、それでいいんだ。
「あれぇ?もう濡れてない?」
「……!」
下着の隙間から指を入れて奥へねじ込むと、少しずつぬるぬるし始めた。後ろからでも顔が赤くなってるのが分かる。指を増やして動きを激しくしてやると、あの子はガクガク震えながらイっていた。
「ひっあぁっ!」
「すごー。見て?俺の指。ぬるぬる」
せっかくよく見える場所に移動してあげたのにあの子は顔をそらす。口の中に指を入れて、舌に擦りつけてあげた。
「舐めて綺麗にして?」
「……」
あの子は抵抗しない。大人しく、ちろちろと俺の指を舐めている。
仕方ないよね。俺に襲われたとき、恥ずかしい写真たくさん撮られたもんね。
でも、俺だって初めはそんなつもりじゃなかった。この子のことが好きだって気づいてからは、どうすれば好きになってもらえるかとか、付き合ったらデートはどこに行こうとか、そんな可愛い妄想をよくしてた。
この子が最初から俺を受け入れていれば、こんなことにはなってなかったよ。
「美味しい?」
「……」
「言ってよ。俺の指美味しいって。俺のこと大好きって言えたら写真一枚消してあげる」
「……さんの、指……美味しい……」
俺の指を口から離して、あの子はぽそりとそう言った。心臓がどくんと跳ねる。とっくに興奮していた下半身が、益々ガチガチになるのが分かる。
「俺のこと、好き?」
「……好き……」
嘘だって分かってるのに、胸がいっぱいになる。俺も、俺の方が、ずっと前から、君のことが……
「俺も好きだよ……」
まるで恋人同士のように優しく唇を重ねた。指を握り合わせて、そっと髪を撫でてあげて。
本当は、こんな風に愛し合いたかった。
「もし妊娠したら、責任とってあげるね」
「え……ちょっと……」
ゴムもつけずに中に挿れた。妊娠しちゃえばいい。そうして、俺を選ばざるを得なくなればいいんだ。
「やぁ……っ」
「はぁ……一回イったからかな?中、すごいよ……」
一定のリズムで中を突き続けていると、あの子が反応する場所が分かるようになる。そこをしつこく攻め続けると、あの子はのけぞって快感から逃げようとしていた。
「あっ!あっ!」
「出していい?」
「だめ…っ」
「じゃあ俺のこと好きって言って?ほら、腕回してさぁ」
あの子の腕を俺の背中に回させて、抱きついてるような格好にさせる。ぴったりとくっついたあの子の体温と匂い。
「……さんのことが、好き……」
ダメだ。やっぱり胸がキュンとする。この子のことが好きだ。愛してるんだ。
この子も俺のこと好きになってくれたらよかったのに。他の男といい感じになったりしなきゃよかったのに。ちゃんと俺と付き合って、普通のカップルみたいに愛し合う関係になれたらよかったのに。
「結婚しよ?ちゃんと養うから……」
「そんな……っ」
「俺のこと好きって言ったじゃん。俺も好き。両想いだね!これからよろしくね!」
早口で捲し立てて、あの子を攻め続けた。抱き合って口づけあって、カップルみたいにイった。
結局中に出しちゃったけど、あの子はもうそんなことも分からないくらいクタクタになっていた。
疲れたように目を閉じるあの子と、その様子を見つめる俺。側から見れば、カップルそのものなんだろうな。
「何で最初からこうならなかったんだろ……」
俺が悪いのかな?でも、だったらなんで俺がこんな辛い想いしてるんだろう?毎日この子の姿を見かけるたびに、暖かくなる胸とぞわりと湧き上がる罪悪感に苛まれてる俺は、被害者じゃないの?
「……妊娠してるといいねー」
返事のないあの子の髪を弄びながら、涙が溢れるのを感じた。
「今日はどんなことしよっか?」
「やめて……」
うつ伏せに倒れてるあの子の足の間を膝で擦ってあげると、腰をひいて逃げようとしてる。避けられても嫌われてもいい。もう、この子に好かれたいって思ってない。
ただ、俺だけのものでいてくれたら、それでいいんだ。
「あれぇ?もう濡れてない?」
「……!」
下着の隙間から指を入れて奥へねじ込むと、少しずつぬるぬるし始めた。後ろからでも顔が赤くなってるのが分かる。指を増やして動きを激しくしてやると、あの子はガクガク震えながらイっていた。
「ひっあぁっ!」
「すごー。見て?俺の指。ぬるぬる」
せっかくよく見える場所に移動してあげたのにあの子は顔をそらす。口の中に指を入れて、舌に擦りつけてあげた。
「舐めて綺麗にして?」
「……」
あの子は抵抗しない。大人しく、ちろちろと俺の指を舐めている。
仕方ないよね。俺に襲われたとき、恥ずかしい写真たくさん撮られたもんね。
でも、俺だって初めはそんなつもりじゃなかった。この子のことが好きだって気づいてからは、どうすれば好きになってもらえるかとか、付き合ったらデートはどこに行こうとか、そんな可愛い妄想をよくしてた。
この子が最初から俺を受け入れていれば、こんなことにはなってなかったよ。
「美味しい?」
「……」
「言ってよ。俺の指美味しいって。俺のこと大好きって言えたら写真一枚消してあげる」
「……さんの、指……美味しい……」
俺の指を口から離して、あの子はぽそりとそう言った。心臓がどくんと跳ねる。とっくに興奮していた下半身が、益々ガチガチになるのが分かる。
「俺のこと、好き?」
「……好き……」
嘘だって分かってるのに、胸がいっぱいになる。俺も、俺の方が、ずっと前から、君のことが……
「俺も好きだよ……」
まるで恋人同士のように優しく唇を重ねた。指を握り合わせて、そっと髪を撫でてあげて。
本当は、こんな風に愛し合いたかった。
「もし妊娠したら、責任とってあげるね」
「え……ちょっと……」
ゴムもつけずに中に挿れた。妊娠しちゃえばいい。そうして、俺を選ばざるを得なくなればいいんだ。
「やぁ……っ」
「はぁ……一回イったからかな?中、すごいよ……」
一定のリズムで中を突き続けていると、あの子が反応する場所が分かるようになる。そこをしつこく攻め続けると、あの子はのけぞって快感から逃げようとしていた。
「あっ!あっ!」
「出していい?」
「だめ…っ」
「じゃあ俺のこと好きって言って?ほら、腕回してさぁ」
あの子の腕を俺の背中に回させて、抱きついてるような格好にさせる。ぴったりとくっついたあの子の体温と匂い。
「……さんのことが、好き……」
ダメだ。やっぱり胸がキュンとする。この子のことが好きだ。愛してるんだ。
この子も俺のこと好きになってくれたらよかったのに。他の男といい感じになったりしなきゃよかったのに。ちゃんと俺と付き合って、普通のカップルみたいに愛し合う関係になれたらよかったのに。
「結婚しよ?ちゃんと養うから……」
「そんな……っ」
「俺のこと好きって言ったじゃん。俺も好き。両想いだね!これからよろしくね!」
早口で捲し立てて、あの子を攻め続けた。抱き合って口づけあって、カップルみたいにイった。
結局中に出しちゃったけど、あの子はもうそんなことも分からないくらいクタクタになっていた。
疲れたように目を閉じるあの子と、その様子を見つめる俺。側から見れば、カップルそのものなんだろうな。
「何で最初からこうならなかったんだろ……」
俺が悪いのかな?でも、だったらなんで俺がこんな辛い想いしてるんだろう?毎日この子の姿を見かけるたびに、暖かくなる胸とぞわりと湧き上がる罪悪感に苛まれてる俺は、被害者じゃないの?
「……妊娠してるといいねー」
返事のないあの子の髪を弄びながら、涙が溢れるのを感じた。
0
お気に入りに追加
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
クリ責めイド
めれこ
恋愛
----------
ご主人様は言いました。
「僕は、人が理性と欲求の狭間で翻弄される姿が見たいのだよ!」と。
ご主人様は私のクリトリスにテープでロータを固定して言いました。
「クリ責めイドである君には、この状態で広間の掃除をしてもらおう」と。
ご主人様は最低な変態野郎でした。
-----------
これは、あらゆる方法でクリ責めされてしまうメイド「クリ責めイド」が理性と欲求の狭間で翻弄されるお話。
恋愛要素は薄いかも知れません。
candy color
ちな
恋愛
お仕置きの理由はなんでもアリ!?先生×生徒の調教お外デート♡厳しく優しく躾られて、心もカラダも先生のものに♡
最初から最後までえっちなシーン!とにかくえっちいとこだけ読みたい!って方向けです。
※♡濁点喘ぎあります。苦手な方ご注意を。
その他タグ/クリ責め/SM/青姦/言葉責め/淫語/躾/軽度の露出/玉ショーツ/快楽拷問/野外
【R18】幼馴染の男3人にノリで乳首当てゲームされて思わず感じてしまい、次々と告白されて予想外の展開に…【短縮版】
うすい
恋愛
【ストーリー】
幼馴染の男3人と久しぶりに飲みに集まったななか。自分だけ異性であることを意識しないくらい仲がよく、久しぶりに4人で集まれたことを嬉しく思っていた。
そんな中、幼馴染のうちの1人が乳首当てゲームにハマっていると言い出し、ななか以外の3人が実際にゲームをして盛り上がる。
3人のやり取りを微笑ましく眺めるななかだったが、自分も参加させられ、思わず感じてしまい―――。
さらにその後、幼馴染たちから次々と衝撃の事実を伝えられ、事態は思わぬ方向に発展していく。
【登場人物】
・ななか
広告マーケターとして働く新社会人。純粋で素直だが流されやすい。大学時代に一度だけ彼氏がいたが、身体の相性が微妙で別れた。
・かつや
不動産の営業マンとして働く新社会人。社交的な性格で男女問わず友達が多い。ななかと同じ大学出身。
・よしひこ
飲食店経営者。クールで口数が少ない。頭も顔も要領もいいため学生時代はモテた。短期留学経験者。
・しんじ
工場勤務の社会人。控えめな性格だがしっかり者。みんなよりも社会人歴が長い。最近同棲中の彼女と別れた。
【注意】
※一度全作品を削除されてしまったため、本番シーンはカットしての投稿となります。
そのため読みにくい点や把握しにくい点が多いかと思いますがご了承ください。
フルバージョンはpixivやFantiaで配信させていただいております。
※男数人で女を取り合うなど、くっさい乙女ゲーム感満載です。
※フィクションとしてお楽しみいただきますようお願い申し上げます。
ヤンデレ男に拐われ孕まセックスされるビッチ女の話
イセヤ レキ
恋愛
※こちらは18禁の作品です※
箸休め作品です。
表題の通り、基本的にストーリーなし、エロしかありません。
全編に渡り淫語だらけです、綺麗なエロをご希望の方はUターンして下さい。
地雷要素多めです、ご注意下さい。
快楽堕ちエンドの為、ハピエンで括ってます。
※性的虐待の匂わせ描写あります。
※清廉潔白な人物は皆無です。
汚喘ぎ/♡喘ぎ/監禁/凌辱/アナル/クンニ/放尿/飲尿/クリピアス/ビッチ/ローター/緊縛/手錠/快楽堕ち
マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子
ちひろ
恋愛
マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子の話。
Fantiaでは他にもえっちなお話を書いてます。よかったら遊びに来てね。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる