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第九章
第四百十二話 vs世界を焼き尽くす巨神 接敵編
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アクロシア大陸の空が雷雲で覆われていた。『浮遊大陸』は雲よりも上空にあり、端で見る雲海はちょっとした観光スポットになっているはずだが、今は『浮遊大陸』の更に上空を覆い尽くす雷雲がある。太陽神ケペルラーアトゥムとオウコーは雷雲の上で戦っているのだ。
そんな中で主人の屋敷の中庭には、三羽の天烏が降り立った。アクロシア王国で神鳥だと言われた姿は、神々しいまでに美しい。最高速度において異世界ファーアース最速を誇る天烏たちは、空の王者であるがゆえの威厳を誇っていた。
三羽の天烏を中庭で迎えたのは、キュウ、アルティマ、ピアノの三人だ。これからキュウたちは、世界を焼き尽くす巨神の元へ向かう。その道中で騎乗するための従魔として選ばれたのが、この三羽の天烏である。
三人一緒なのは、世界を焼き尽くす巨神との戦いに、キュウも最初だけ参戦するためだ。
この雷雲を越えるにはハリケーンの目と言える場所を通るのが早道。そして目の場所は、世界を焼き尽くす巨神の頭上になる。
つまりキュウが太陽神と天才の戦いに割り込むには、巨神の頭上を通過しなければならない。巨神がオウコーの従魔なのであれば、簡単にはオウコーに近付かせてくれないだろう。
ピアノとアルティマがそれぞれの天烏へ乗り込んで行く。彼女たち二人はまったく緊張している様子がなかった。彼女たちは目的のために全力で集中できる精神性を持っている。
対してそうはいかないキュウは、『浮遊大陸』の地面に立ったまま自分を落ち着けるため目を瞑って大きく深呼吸をした。
ここからは主人を取り戻すための戦いである。たったの一度の失敗も許されない。成功し続けても主人を取り戻せないかも知れない。緊張するなというほうが無理で、心臓の音がやけにうるさく感じた。
自分の失敗で自分が死ぬのは良い。すごく嫌だけど我慢できる。けどそれで主人が戻って来られなくなるのは、絶対に嫌だった。
「KAAAAK!」
キュウは天烏の鳴く声を聞いて、目を開ける。
キュウの前に、白い絨毯が敷かれていた。白い絨毯はよく見ると天烏の翼で、天烏がキュウが乗りやすいように翼を地面に付けて道を作ってくれたのだ。
「あなたは………」
キュウはその白い絨毯を、歩いたことがある。
情報ウィンドウのステータスの高さで選んだ三羽の天烏の内、一羽。
それは主人の天烏だ。
キュウがエルフ王ヴォーダンに連れ去られた時、主人と一緒に助けに来てくれた。主人と一緒に空を飛んだ。この背中に乗って海を見た。トーラスブルスの夜景を見られたのも彼のお陰だ。
最果ての黄金竜との戦いでは主人の命令を無視してキュウを運んでくれた。マリアステラの駆る影隼と戦い、キュウを助けてくれた。
主人の天烏は、キュウを乗せて一緒に戦ってくれる。
「キュウちゃんの乗る天烏、言うこと聞かないのか? フォルティシモの奴、天烏はかなりの数を確保してたみたいだし、別のを」
「いいえ、ピアノさん、私は、この天烏さんと戦います」
「大丈夫か? 従魔が言うこと聞かないなんて、普通はないし、万が一、土壇場で回避とかミスったら危険だ」
キュウはピアノの懸念に対して、まったく心配が浮かんでこなかった。
「大丈夫です。だってこの方は、ご主人様の天烏さんです」
「KAK!」
キュウはその天烏と目を合わせて、笑みを零した。天烏も笑ってくれた気がする。
主人がこの異世界へやって来た時、ただの一羽付いて来た従魔。
それが彼だ。誰よりも、キュウよりも、異世界で主人との旅路を歩んできた。いや天烏は足で歩くことはないだろうから、主人と共に空を駆けたと言うべきか。
彼もきっと、主人に帰って来て欲しいのだ。主人の【拠点】には多くの天烏が保存されているけれど、この天烏以上に信頼できる者はいない。
「フォルティシモのって、全部そうじゃないのか?」
「この天烏さんは、ご主人様と一緒にファーアースへやって来た天烏さんなんです」
「へぇ、ならこいつは、たぶん最強の天烏なんだろう」
最強の天烏。その言葉が妙にしっくり来た。よく見るとこの天烏は、他の天烏よりも毛並みに艶があって輝いているような気がする。
それからキュウの情報ウィンドウを起動して、慣れない手つきで操作する。目の前の天烏をキュウの従魔へ設定した。従魔の設定はチーム<フォルテピアノ>内で融通できるため、主人の天烏を預かったのだ。
キュウは天烏の翼を登り、最強の天烏へ乗った。
「行きましょう、天烏さん!」
「KAAAAK!」
主人が戻ってきたら、彼に名前を付けてあげようと決める。
最初に風が在った。
地上から上空に巻き上がるような風が起こり、周囲を飲み込みながら超弩級の竜巻を形作っていく。その大きさは大木から城ほどへ、城から山ほどへ、山から天を貫くほどへ。
嵐の中に人影が現れた。人影と呼ぶには余りにも巨大過ぎるそれは、全身が土でできているような黄土色をしていて、辛うじて人型と判別できるような泥人形だった。
顔と思わしき部分には、三つの窪みがあり、それぞれが目と口を表している。手足に関節と呼べるような部位はなく、指に至っては三本しかなかった。
巨人と言えば人間そっくりのギリシア神話や北欧神話の生物、坊主のような妖怪、影のようなヒトガタをしたものなど、どれもが人々に恐怖を与えるものであるのが通例だ。
しかしこの巨人は、見た目だけであれば出来の悪い泥人形で、子供が泥遊びで作ったかのようなデザインでしかなかった。
その巨人の名は、世界を焼き尽くす巨神。
神が創造された新しい泥は古き人類を焼き尽くし、新たな神の秩序を生み出す。
『浮遊大陸』から飛び立つ三羽の天烏。VRMMOファーアースオンラインで最速の翼は、アクロシア大陸に立つ泥の巨人へ向かって飛翔した。
雲を抜け、空を切り裂き、泥の巨人へ向かう。
「うぷっ、これは………」
キュウはその余りの巨大さ、否、強大な不気味さを感じて口を抑えた。
出会った瞬間に絶望をした女神マリアステラに比べれば、存在としての位は確実に落ちる。
しかし世界を焼き尽くす巨神は、あまりに醜悪だった。
神に似せて泥人間が作られ、その人間が神に似せて巨神を作った。存在のあべこべ。そこに憎悪だけを混ぜ込んで、こねくり回して、子供のような無邪気さで産み出してしまったような歪さ。
「どいてください。ご主人様を、取り戻すために!」
「あれが世界を焼き尽くす巨神か。良い意味での、私の最後の心残りだ。全力で倒す!」
「妾に倒せぬボスモンスターは居ないのじゃ。最強プレイヤーの最強従者アルティマ・ワン、妾が倒す!」
世界を焼き尽くす巨神はキュウたちの接近に気が付いたように動きを変える。
対するキュウたちは、一斉に魔術を解き放つ。
「空堕!」
「抜光!」
「究極・乃剣なのじゃ!」
光と闇の剣、そして漆黒の球体が世界を焼き尽くす巨神へ襲い掛かった。
そんな中で主人の屋敷の中庭には、三羽の天烏が降り立った。アクロシア王国で神鳥だと言われた姿は、神々しいまでに美しい。最高速度において異世界ファーアース最速を誇る天烏たちは、空の王者であるがゆえの威厳を誇っていた。
三羽の天烏を中庭で迎えたのは、キュウ、アルティマ、ピアノの三人だ。これからキュウたちは、世界を焼き尽くす巨神の元へ向かう。その道中で騎乗するための従魔として選ばれたのが、この三羽の天烏である。
三人一緒なのは、世界を焼き尽くす巨神との戦いに、キュウも最初だけ参戦するためだ。
この雷雲を越えるにはハリケーンの目と言える場所を通るのが早道。そして目の場所は、世界を焼き尽くす巨神の頭上になる。
つまりキュウが太陽神と天才の戦いに割り込むには、巨神の頭上を通過しなければならない。巨神がオウコーの従魔なのであれば、簡単にはオウコーに近付かせてくれないだろう。
ピアノとアルティマがそれぞれの天烏へ乗り込んで行く。彼女たち二人はまったく緊張している様子がなかった。彼女たちは目的のために全力で集中できる精神性を持っている。
対してそうはいかないキュウは、『浮遊大陸』の地面に立ったまま自分を落ち着けるため目を瞑って大きく深呼吸をした。
ここからは主人を取り戻すための戦いである。たったの一度の失敗も許されない。成功し続けても主人を取り戻せないかも知れない。緊張するなというほうが無理で、心臓の音がやけにうるさく感じた。
自分の失敗で自分が死ぬのは良い。すごく嫌だけど我慢できる。けどそれで主人が戻って来られなくなるのは、絶対に嫌だった。
「KAAAAK!」
キュウは天烏の鳴く声を聞いて、目を開ける。
キュウの前に、白い絨毯が敷かれていた。白い絨毯はよく見ると天烏の翼で、天烏がキュウが乗りやすいように翼を地面に付けて道を作ってくれたのだ。
「あなたは………」
キュウはその白い絨毯を、歩いたことがある。
情報ウィンドウのステータスの高さで選んだ三羽の天烏の内、一羽。
それは主人の天烏だ。
キュウがエルフ王ヴォーダンに連れ去られた時、主人と一緒に助けに来てくれた。主人と一緒に空を飛んだ。この背中に乗って海を見た。トーラスブルスの夜景を見られたのも彼のお陰だ。
最果ての黄金竜との戦いでは主人の命令を無視してキュウを運んでくれた。マリアステラの駆る影隼と戦い、キュウを助けてくれた。
主人の天烏は、キュウを乗せて一緒に戦ってくれる。
「キュウちゃんの乗る天烏、言うこと聞かないのか? フォルティシモの奴、天烏はかなりの数を確保してたみたいだし、別のを」
「いいえ、ピアノさん、私は、この天烏さんと戦います」
「大丈夫か? 従魔が言うこと聞かないなんて、普通はないし、万が一、土壇場で回避とかミスったら危険だ」
キュウはピアノの懸念に対して、まったく心配が浮かんでこなかった。
「大丈夫です。だってこの方は、ご主人様の天烏さんです」
「KAK!」
キュウはその天烏と目を合わせて、笑みを零した。天烏も笑ってくれた気がする。
主人がこの異世界へやって来た時、ただの一羽付いて来た従魔。
それが彼だ。誰よりも、キュウよりも、異世界で主人との旅路を歩んできた。いや天烏は足で歩くことはないだろうから、主人と共に空を駆けたと言うべきか。
彼もきっと、主人に帰って来て欲しいのだ。主人の【拠点】には多くの天烏が保存されているけれど、この天烏以上に信頼できる者はいない。
「フォルティシモのって、全部そうじゃないのか?」
「この天烏さんは、ご主人様と一緒にファーアースへやって来た天烏さんなんです」
「へぇ、ならこいつは、たぶん最強の天烏なんだろう」
最強の天烏。その言葉が妙にしっくり来た。よく見るとこの天烏は、他の天烏よりも毛並みに艶があって輝いているような気がする。
それからキュウの情報ウィンドウを起動して、慣れない手つきで操作する。目の前の天烏をキュウの従魔へ設定した。従魔の設定はチーム<フォルテピアノ>内で融通できるため、主人の天烏を預かったのだ。
キュウは天烏の翼を登り、最強の天烏へ乗った。
「行きましょう、天烏さん!」
「KAAAAK!」
主人が戻ってきたら、彼に名前を付けてあげようと決める。
最初に風が在った。
地上から上空に巻き上がるような風が起こり、周囲を飲み込みながら超弩級の竜巻を形作っていく。その大きさは大木から城ほどへ、城から山ほどへ、山から天を貫くほどへ。
嵐の中に人影が現れた。人影と呼ぶには余りにも巨大過ぎるそれは、全身が土でできているような黄土色をしていて、辛うじて人型と判別できるような泥人形だった。
顔と思わしき部分には、三つの窪みがあり、それぞれが目と口を表している。手足に関節と呼べるような部位はなく、指に至っては三本しかなかった。
巨人と言えば人間そっくりのギリシア神話や北欧神話の生物、坊主のような妖怪、影のようなヒトガタをしたものなど、どれもが人々に恐怖を与えるものであるのが通例だ。
しかしこの巨人は、見た目だけであれば出来の悪い泥人形で、子供が泥遊びで作ったかのようなデザインでしかなかった。
その巨人の名は、世界を焼き尽くす巨神。
神が創造された新しい泥は古き人類を焼き尽くし、新たな神の秩序を生み出す。
『浮遊大陸』から飛び立つ三羽の天烏。VRMMOファーアースオンラインで最速の翼は、アクロシア大陸に立つ泥の巨人へ向かって飛翔した。
雲を抜け、空を切り裂き、泥の巨人へ向かう。
「うぷっ、これは………」
キュウはその余りの巨大さ、否、強大な不気味さを感じて口を抑えた。
出会った瞬間に絶望をした女神マリアステラに比べれば、存在としての位は確実に落ちる。
しかし世界を焼き尽くす巨神は、あまりに醜悪だった。
神に似せて泥人間が作られ、その人間が神に似せて巨神を作った。存在のあべこべ。そこに憎悪だけを混ぜ込んで、こねくり回して、子供のような無邪気さで産み出してしまったような歪さ。
「どいてください。ご主人様を、取り戻すために!」
「あれが世界を焼き尽くす巨神か。良い意味での、私の最後の心残りだ。全力で倒す!」
「妾に倒せぬボスモンスターは居ないのじゃ。最強プレイヤーの最強従者アルティマ・ワン、妾が倒す!」
世界を焼き尽くす巨神はキュウたちの接近に気が付いたように動きを変える。
対するキュウたちは、一斉に魔術を解き放つ。
「空堕!」
「抜光!」
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