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第八章
第三百九十六話 太陽の召喚
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サンタ・エズレル神殿で太陽神ケペルラーアトゥムを異世界召喚しようと試みた者たちは、太陽の巨大なる神威を前にして、逆に飲み込まれる寸前まで追い詰められた。
もう少し時間が経ったら誰かが逆召喚されてしまい、六柱の神の力を結集した六芒星は崩れたに違いない。
だが突然、太陽神ケペルラーアトゥムの力が弱まった。
それは罠だろうか。しかしこのまま続ければ、召喚の綱引きに勝利するのは太陽神ケペルラーアトゥムだった。ここで罠を仕掛ける意味はないだろう。
ならばこれは、奇跡のような偶然で、何者かが太陽へ攻撃を仕掛け、それが成功した可能性が最も高い。
その瞬間を逃す愚者は、この場には一人も居ない。
「今ならっ!」
キュウ。
「まったく分の悪すぎる賭けになったかえ!」
狐の神タマ。
「何が起こっているのか分からないけど、私たちの力を!」
ルナーリスと、それに憑く竜神と獅子神。
『竜神たる我が、この程度で敗北するはずがない!」
最果ての黄金竜。
「あーくんのためなら!」
勝利の女神ヴィカヴィクトリア。
六柱五人の叫びに答えるように六芒星の光は強くなる。強く輝き、その輝きは大地を照らす太陽の光をも上回った。
空に描かれた光が、一つの人影を描き出す。
褐色肌の美人女性。
キュウの話にあった、太陽神ケペルラーアトゥムのアバターの姿。
太陽神ケペルラーアトゥムの召喚に成功した瞬間だった。
空に浮かぶ太陽神ケペルラーアトゥムは、フォルティシモだけを見つめていた。
身体の大きさだけであれば、山にも劣らない最果ての黄金竜が目立っている。
神としての能力であれば、勝利の女神ヴィカヴィクトリアが一番だ。
同じ神戯の管理者と考えれば、狐の神タマの裏切りが気になるはず。
近衛天翔王光と共に戦った過去から、ルナーリスの中の二柱へ注目するだろう。
つい先日出会ったはずのキュウも、この場にはいる。
それでも太陽神ケペルラーアトゥムはフォルティシモを見て、フォルティシモへ音声チャット機能を使って話し掛けて来た。
『ようやく、理解できたぞ。我が偉大なる神が、お前へ着目する理由が』
管理者機能を使っているせいか、応答もしていないのに勝手に音声チャットが開かれる。
「太陽神は、自己紹介も知らないのか?」
フォルティシモはあえて即切断してやった。空に浮かぶ太陽神ケペルラーアトゥムから苛立ちが伝わって来る気がする。
フォルティシモはそんな無遠慮な太陽神ケペルラーアトゥムの視線に対して、笑った。
思わず、笑わずにはいられなかった。
この神戯の、ファーアースの法則で最強のフォルティシモが敗北することは、百どころか千パーセント有り得ないから。
ここからは最強の戦場である。
「キュウ、タマ、ルナーリス、最果ての黄金竜、勝利の女神、よくやった。あとは、俺に任せておけ」
「あ、あの!」
力を使い果たしたのか、疲れた表情のキュウが慌てた様子で声を掛けて来た。
「どうした、キュウ? 何かあるなら言ってくれ」
「いえ、その、何かある訳では、ないのですが………その、いつもの、その………いえ、何でもありません」
フォルティシモはキュウをじっと見つめて、本音とは少し違うけれど、キュウが欲しがっていると思う言葉を口にする。
「安心しろ。俺が太陽ごときに負けると思ったか?」
「いえ! 思っておりません。ご主人様、お願いいたします」
フォルティシモは【浮遊】スキルを使って、空に浮かぶ太陽神ケペルラーアトゥムへ声が届く場所まで昇った。音声チャットを使わずに話せる距離は、同時にいつでも戦闘を始められることを意味している。
「お互い名前は知っているが、これが初めましてだな。俺はフォルティシモ、最強だ」
「我が偉大なる神の勅命により、この神戯『ファーアース』の管理運営をしているケペルラーアトゥムである」
太陽神ケペルラーアトゥムは誰よりも自分の状況を理解しているはず。彼女は今、太陽という無敵の天体の肉体が失われ、チート持ち異世界転生者に過ぎない状況になっている。
フォルティシモは太陽神ケペルラーアトゥムが怒り狂って、キュウたちを皆殺しにしようとするのを警戒していた。
しかし彼女は異世界召喚されてから、フォルティシモにだけ注目して他の者たちを無視している。フォルティシモにとっては好都合だけれど、その冷静さが不気味で仕方がない。
「プレイヤーフォルティシモ、戦う前に、一つ尋ねたい」
「俺と会話をする気があるのか? なら俺からも一つ聞いてみたいことがある。俺の質問が先なら良いぞ」
「構わない。何が聞きたい?」
太陽神ケペルラーアトゥムの非常に理性的な返答へ、戸惑いを覚えたのは隠しておく。
「どうして爺さんを倒すため、父さんと母さんを殺した? いくら爺さんが天才でも、お前みたいな、化け物なんて言葉さえ生易しい“星”を破壊するなんて不可能だったはずだ」
ルナーリスの中にあるディアナの記憶によれば、太陽神ケペルラーアトゥムと近衛天翔王光は直接戦ったことがある。その戦い自体は中断に終わったものの、戦い続ければ敗北するのは近衛天翔王光だったはずだ。
たとえ互角の勝負だったとしても近衛天翔王光は人間であり、現代でテロメアの再生手術を受けても三百年は生きられない。対して太陽神ケペルラーアトゥムの天体は、四十七億歳。そしてまだ五十億年は生きると言われている。
どれほどの天才だろうとも、人と星が戦いになるはずがない。スケールが違うのだ。
フォルティシモから見た太陽神ケペルラーアトゥムは、絶対に勝てる勝負のため、現代リアルワールドで誘拐人質事件を起こし、近衛翔の両親を殺害したようにも見えた。
「なるほど、知らなければそういう態度になる訳か」
「どういう意味だ。いや、答える気はあるのか?」
「こちらの話だ。そうだな。その質問の答えだが、近衛天翔王光が我々を裏切ったからだ」
「裏切った? お前が先にやったんじゃなくて、爺さんが、裏切った?」
フォルティシモは心のどこかで祖父の裏切りを予想していたけれど、動揺を隠せなかった。
太陽神ケペルラーアトゥムは近衛天翔王光の裏切りの報復で、近衛翔の両親を殺した。いや報復というよりも、裏切り者による被害を最小限にするため、近衛天翔王光を止める手段として、最愛の娘近衛姫桐を殺害したのではないか。
これ以上知ってしまったら、フォルティシモにとって絶対に許せないはずの、両親を殺した誘拐人質事件が、理解できる何かになってしまう気がする。既に手遅れ気味でも、そう思ってしまった。
「聞かなければ良かった、が、聞いて良かった。本当にあの爺さんは碌なことをしないな」
フォルティシモは裏切りの詳細は聞かなかった。聞いても苛立つだけだろうから。
「それで、お前の質問は何だ?」
「お前は、神の支援を受けてこれを達成したのか?」
「そうだな。タマとかヴィカヴィクトリアの支援は受けた」
太陽神ケペルラーアトゥムが正直に答えてくれたようなので、フォルティシモも正直に応える。
「そうではない。もっと、偉大なる神との関わりはあるか?」
「認めたくはないが、マリアステラには助けられた」
フォルティシモはマリアステラの協力を拒否したけれど、マリアステラの力を使っているのは否めない。ちょっと格好悪いと思って、言い淀んでしまった。
「そうか。己の存在、能力、才能、人脈、すべてを使った結果、ここへ至るか」
「よく分からないが、質問はそれだけか?」
「ああ、よく分かった」
彼女は少しだけ考える素振りを見せ、それからフォルティシモに対して挑発した。
「お前はイカロスにも及ばぬ愚者だな」
返答は決まっている。
「空からは翼の種類も見分けられないか? 最強を識れ」
もう少し時間が経ったら誰かが逆召喚されてしまい、六柱の神の力を結集した六芒星は崩れたに違いない。
だが突然、太陽神ケペルラーアトゥムの力が弱まった。
それは罠だろうか。しかしこのまま続ければ、召喚の綱引きに勝利するのは太陽神ケペルラーアトゥムだった。ここで罠を仕掛ける意味はないだろう。
ならばこれは、奇跡のような偶然で、何者かが太陽へ攻撃を仕掛け、それが成功した可能性が最も高い。
その瞬間を逃す愚者は、この場には一人も居ない。
「今ならっ!」
キュウ。
「まったく分の悪すぎる賭けになったかえ!」
狐の神タマ。
「何が起こっているのか分からないけど、私たちの力を!」
ルナーリスと、それに憑く竜神と獅子神。
『竜神たる我が、この程度で敗北するはずがない!」
最果ての黄金竜。
「あーくんのためなら!」
勝利の女神ヴィカヴィクトリア。
六柱五人の叫びに答えるように六芒星の光は強くなる。強く輝き、その輝きは大地を照らす太陽の光をも上回った。
空に描かれた光が、一つの人影を描き出す。
褐色肌の美人女性。
キュウの話にあった、太陽神ケペルラーアトゥムのアバターの姿。
太陽神ケペルラーアトゥムの召喚に成功した瞬間だった。
空に浮かぶ太陽神ケペルラーアトゥムは、フォルティシモだけを見つめていた。
身体の大きさだけであれば、山にも劣らない最果ての黄金竜が目立っている。
神としての能力であれば、勝利の女神ヴィカヴィクトリアが一番だ。
同じ神戯の管理者と考えれば、狐の神タマの裏切りが気になるはず。
近衛天翔王光と共に戦った過去から、ルナーリスの中の二柱へ注目するだろう。
つい先日出会ったはずのキュウも、この場にはいる。
それでも太陽神ケペルラーアトゥムはフォルティシモを見て、フォルティシモへ音声チャット機能を使って話し掛けて来た。
『ようやく、理解できたぞ。我が偉大なる神が、お前へ着目する理由が』
管理者機能を使っているせいか、応答もしていないのに勝手に音声チャットが開かれる。
「太陽神は、自己紹介も知らないのか?」
フォルティシモはあえて即切断してやった。空に浮かぶ太陽神ケペルラーアトゥムから苛立ちが伝わって来る気がする。
フォルティシモはそんな無遠慮な太陽神ケペルラーアトゥムの視線に対して、笑った。
思わず、笑わずにはいられなかった。
この神戯の、ファーアースの法則で最強のフォルティシモが敗北することは、百どころか千パーセント有り得ないから。
ここからは最強の戦場である。
「キュウ、タマ、ルナーリス、最果ての黄金竜、勝利の女神、よくやった。あとは、俺に任せておけ」
「あ、あの!」
力を使い果たしたのか、疲れた表情のキュウが慌てた様子で声を掛けて来た。
「どうした、キュウ? 何かあるなら言ってくれ」
「いえ、その、何かある訳では、ないのですが………その、いつもの、その………いえ、何でもありません」
フォルティシモはキュウをじっと見つめて、本音とは少し違うけれど、キュウが欲しがっていると思う言葉を口にする。
「安心しろ。俺が太陽ごときに負けると思ったか?」
「いえ! 思っておりません。ご主人様、お願いいたします」
フォルティシモは【浮遊】スキルを使って、空に浮かぶ太陽神ケペルラーアトゥムへ声が届く場所まで昇った。音声チャットを使わずに話せる距離は、同時にいつでも戦闘を始められることを意味している。
「お互い名前は知っているが、これが初めましてだな。俺はフォルティシモ、最強だ」
「我が偉大なる神の勅命により、この神戯『ファーアース』の管理運営をしているケペルラーアトゥムである」
太陽神ケペルラーアトゥムは誰よりも自分の状況を理解しているはず。彼女は今、太陽という無敵の天体の肉体が失われ、チート持ち異世界転生者に過ぎない状況になっている。
フォルティシモは太陽神ケペルラーアトゥムが怒り狂って、キュウたちを皆殺しにしようとするのを警戒していた。
しかし彼女は異世界召喚されてから、フォルティシモにだけ注目して他の者たちを無視している。フォルティシモにとっては好都合だけれど、その冷静さが不気味で仕方がない。
「プレイヤーフォルティシモ、戦う前に、一つ尋ねたい」
「俺と会話をする気があるのか? なら俺からも一つ聞いてみたいことがある。俺の質問が先なら良いぞ」
「構わない。何が聞きたい?」
太陽神ケペルラーアトゥムの非常に理性的な返答へ、戸惑いを覚えたのは隠しておく。
「どうして爺さんを倒すため、父さんと母さんを殺した? いくら爺さんが天才でも、お前みたいな、化け物なんて言葉さえ生易しい“星”を破壊するなんて不可能だったはずだ」
ルナーリスの中にあるディアナの記憶によれば、太陽神ケペルラーアトゥムと近衛天翔王光は直接戦ったことがある。その戦い自体は中断に終わったものの、戦い続ければ敗北するのは近衛天翔王光だったはずだ。
たとえ互角の勝負だったとしても近衛天翔王光は人間であり、現代でテロメアの再生手術を受けても三百年は生きられない。対して太陽神ケペルラーアトゥムの天体は、四十七億歳。そしてまだ五十億年は生きると言われている。
どれほどの天才だろうとも、人と星が戦いになるはずがない。スケールが違うのだ。
フォルティシモから見た太陽神ケペルラーアトゥムは、絶対に勝てる勝負のため、現代リアルワールドで誘拐人質事件を起こし、近衛翔の両親を殺害したようにも見えた。
「なるほど、知らなければそういう態度になる訳か」
「どういう意味だ。いや、答える気はあるのか?」
「こちらの話だ。そうだな。その質問の答えだが、近衛天翔王光が我々を裏切ったからだ」
「裏切った? お前が先にやったんじゃなくて、爺さんが、裏切った?」
フォルティシモは心のどこかで祖父の裏切りを予想していたけれど、動揺を隠せなかった。
太陽神ケペルラーアトゥムは近衛天翔王光の裏切りの報復で、近衛翔の両親を殺した。いや報復というよりも、裏切り者による被害を最小限にするため、近衛天翔王光を止める手段として、最愛の娘近衛姫桐を殺害したのではないか。
これ以上知ってしまったら、フォルティシモにとって絶対に許せないはずの、両親を殺した誘拐人質事件が、理解できる何かになってしまう気がする。既に手遅れ気味でも、そう思ってしまった。
「聞かなければ良かった、が、聞いて良かった。本当にあの爺さんは碌なことをしないな」
フォルティシモは裏切りの詳細は聞かなかった。聞いても苛立つだけだろうから。
「それで、お前の質問は何だ?」
「お前は、神の支援を受けてこれを達成したのか?」
「そうだな。タマとかヴィカヴィクトリアの支援は受けた」
太陽神ケペルラーアトゥムが正直に答えてくれたようなので、フォルティシモも正直に応える。
「そうではない。もっと、偉大なる神との関わりはあるか?」
「認めたくはないが、マリアステラには助けられた」
フォルティシモはマリアステラの協力を拒否したけれど、マリアステラの力を使っているのは否めない。ちょっと格好悪いと思って、言い淀んでしまった。
「そうか。己の存在、能力、才能、人脈、すべてを使った結果、ここへ至るか」
「よく分からないが、質問はそれだけか?」
「ああ、よく分かった」
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