47 / 263
オルン
ダークインプ
しおりを挟む
『キケケケケケケケッ』
気持ち悪い鳴き声を上げ、ギョロギョロと真っ赤な小さな目が蠢く。
体長1Miにも満たないダークインプの群れだ。
屍を貪る存在と忌み嫌う存在。
三角の尖った顔に長い鼻、長く尖った耳を持ち黒っぽい表皮には茶色いうぶ毛が覆っており獲物を裂く為、爪が異様な発達を見せていた。
長い舌をだらしなく口からはみ出させ、値踏みするかのような陰鬱な表情を浮かべ、ジリジリと囲んでくる。
「まかす! 《レフェクト・サナティオ・トゥルボ》」
「キノいくよ!」
「あいあーい!」
岩陰を使いキルロはダークインプの手が届かぬようにマッシュに覆い被さる。
マッシュにゆっくりと光球が吸い込まれていく。
フェインとキノはジリジリと小さくなる囲みに向かって地面を蹴る。
獲物を我がものにと囲みを崩し、次から次へと悪意を持った爪が二人に襲いかかった。
キノはその悪意の合間を縫うように両手のナイフを突き立て、陰鬱な瞳から光を奪う。
フェインは醜悪な顔面へ、拳と蹴りをねじ込むと醜悪な顔面を歪ませながら岩陰の外へと次々に吹き飛んでいった。
獲物を求める爪が自身の肩や頬を掠めようとも、キノ、フェインは防御をかなぐり捨て、斬る、殴る、蹴る。
白銀のナイフが弧を描く度、主を失った手足が転がって行き、鈍い打突音と共に頭の凹んだダークインプが宙を舞う。
濁った赤い目を見開いたままダークインプは道端へ積まれて行き、醜い断末魔が鳴り止む事はない。
「がはっ!」
マッシュが血反吐を吐き出す。
吸い込まれて行っている光球の効果が内臓まで届き始めた。
もう少しとキルロはマッシュに集中する。
キノやフェインの隙を縫い、ダークインプがキルロの頬や背中、肩と容赦なく爪を立て、肉を貪りに群がった。
喜々とした奇声を上げるダークインプと、血が滲むキルロの背中。
キルロに届いた悪意の爪を、視界が捉えるとキノは金色の目を剥いた。
刹那、キルロの元へ疾走する。
背中を向けるキルロをよそに、旋風がダークインプを次々に切り刻み、突き立て、キルロに向けられた悪意を一掃していった。
キルロは血を滲ませながらもじっと動かず、ただ光球の行方だけに集中を上げる。
ネインの目に吹き飛んで行くハルヲの姿が写った。
はやる気持ちを抑え詠唱に集中しタイミングをはかる。
今!
収束した緑の光が一直線にトロールの左腕へ放たれ、トロールの左腕があらぬ方向へと曲がった。
ゴギッと骨を砕く鈍音が鳴り響く。
動かせない左腕が、ダラリと垂れ下がり断末魔の咆哮が耳をつんざく。
その姿を確認するとネインは地を蹴り、ハルヲの元へと駆ける。
ピクリとも動かない姿に目を見開く、焦る気持ちを押さえ自分のすべき事を逡巡した。
ハルヲの横に落ちている盾を拾い上げ、ハルヲを背にするとトロールと対峙する。
一歩たりとも引かないと強い意志を持つ視線と、壊された腕の怒りに震える濁った視線が絡み合う。
「団長!!」
有らん限りの声を振り絞って叫ぶ、自分の為すべき事をする。
見下すトロールを再び睨み、盾を握る手に力を込めた。
マッシュの呼吸に力強さが戻ってきた、荒い呼吸だが山は越えた。
もう一息。
キルロの背中を裂こうとダークインプの爪が伸びてくる。
致命傷にならなければ問題ない、いくらでも削らせてやる。
フェインとキノを信じ、マッシュへの集中を上げていく。
背後で断末魔が鳴り止まない。
光球が全て吸い込まれるとマッシュの呼吸が穏やかになり、ゆっくりと目を覚ましていった。
「大丈夫か?」
「どうなっている?」
「ダークインプに囲まれている」
「トロールは?」
「ハルヲとネインが相手している」
マッシュが覚醒すると短いやり取りで状況の確認をしていく、“ふぅ”と一息つく。
「もう大丈夫だ、助かったよ」
キルロを一瞥するとすぐに起き上がり、体の動きを確認する。ひとつ頷いて見せると瞳に力が入った。
『団長!!』
ネインの叫びが届く。
逼迫する声色に悪い胸騒ぎが止まらない。
「マッシュ! 無茶はまだするな!」
それだけ言い捨て、ネインの叫ぶ方へ駆け出した。
ハルヲに何か良くない事が起きている。
肌が粟立ち心音も上がる。
急げ!
一刻でも早くと言い聞かせ疾走する。
「フェイン! こっちはいい! 団長のフォローに行け!」
マッシュがフェインに叫ぶ、フェインは黙って頷くと直ぐにキルロの後を追う。
「キノやるぞ」
「あいあーい」
マッシュとキノは対峙するダークインプの群れへと飛び込んで行った。
トロールの右腕が吹き飛べとネインに向かって振り下ろす。
盾から鈍重な音とともに体に重い衝撃が走った。
両手で構える盾で体を使い受け流していく。
先程ハルヲから学んだ事を思いだし体現する。
ハルヲの叱咤を思いだせ。
絶対に引かない、死守する。
その思いだけで手負いのトロールと対峙する。
左腕は潰したが、右手と左足は生きている。
ただ右膝は潰れて自重を掛ける事は出来ないはずだ。
左足の蹴りが飛んでくる事はきっとない。
トロールの攻撃は右腕だけだ。
集中しろ。
何度となく右腕がネインに向けて振り下ろされる、集中して拳の行方を見定め受け流す。
自分の心音しか聞こえてこない。
トロールの咆哮さえ、自分の心音でかき消されている。
吐息が荒くなる。
下がるな、守れ、それだけで頭の中を満たす。
「ネイン!」
「副団長殿をお願いします! 守ります!」
「頼む」
ネインの背後に滑り込むキルロの目に映ったのは、血溜まりの中にうつ伏せになっているハルヲの無惨な姿だった。
震える手でゆっくりと仰向けにする。
乾いた血が顔の半分を塗り潰し、土埃で汚れた美しい金髪も大部分が赤く染まっていた。
弱いが息はある。
一瞬目を瞑り短く息と一緒に焦燥感を宙に吐き出す。
「待っていろよ。《レフェクト・サナティオ・トゥルボ》」
キルロの手の平から放出された黄色をおびた大きな光球が、ハルヲへとゆっくりと吸い込まれて行く。
背後ではネインの構える盾が鈍い打撃音を奏で続けていた。
いつまで持ちこたえられるのか、また信じて目の前に集中する。
気持ち悪い鳴き声を上げ、ギョロギョロと真っ赤な小さな目が蠢く。
体長1Miにも満たないダークインプの群れだ。
屍を貪る存在と忌み嫌う存在。
三角の尖った顔に長い鼻、長く尖った耳を持ち黒っぽい表皮には茶色いうぶ毛が覆っており獲物を裂く為、爪が異様な発達を見せていた。
長い舌をだらしなく口からはみ出させ、値踏みするかのような陰鬱な表情を浮かべ、ジリジリと囲んでくる。
「まかす! 《レフェクト・サナティオ・トゥルボ》」
「キノいくよ!」
「あいあーい!」
岩陰を使いキルロはダークインプの手が届かぬようにマッシュに覆い被さる。
マッシュにゆっくりと光球が吸い込まれていく。
フェインとキノはジリジリと小さくなる囲みに向かって地面を蹴る。
獲物を我がものにと囲みを崩し、次から次へと悪意を持った爪が二人に襲いかかった。
キノはその悪意の合間を縫うように両手のナイフを突き立て、陰鬱な瞳から光を奪う。
フェインは醜悪な顔面へ、拳と蹴りをねじ込むと醜悪な顔面を歪ませながら岩陰の外へと次々に吹き飛んでいった。
獲物を求める爪が自身の肩や頬を掠めようとも、キノ、フェインは防御をかなぐり捨て、斬る、殴る、蹴る。
白銀のナイフが弧を描く度、主を失った手足が転がって行き、鈍い打突音と共に頭の凹んだダークインプが宙を舞う。
濁った赤い目を見開いたままダークインプは道端へ積まれて行き、醜い断末魔が鳴り止む事はない。
「がはっ!」
マッシュが血反吐を吐き出す。
吸い込まれて行っている光球の効果が内臓まで届き始めた。
もう少しとキルロはマッシュに集中する。
キノやフェインの隙を縫い、ダークインプがキルロの頬や背中、肩と容赦なく爪を立て、肉を貪りに群がった。
喜々とした奇声を上げるダークインプと、血が滲むキルロの背中。
キルロに届いた悪意の爪を、視界が捉えるとキノは金色の目を剥いた。
刹那、キルロの元へ疾走する。
背中を向けるキルロをよそに、旋風がダークインプを次々に切り刻み、突き立て、キルロに向けられた悪意を一掃していった。
キルロは血を滲ませながらもじっと動かず、ただ光球の行方だけに集中を上げる。
ネインの目に吹き飛んで行くハルヲの姿が写った。
はやる気持ちを抑え詠唱に集中しタイミングをはかる。
今!
収束した緑の光が一直線にトロールの左腕へ放たれ、トロールの左腕があらぬ方向へと曲がった。
ゴギッと骨を砕く鈍音が鳴り響く。
動かせない左腕が、ダラリと垂れ下がり断末魔の咆哮が耳をつんざく。
その姿を確認するとネインは地を蹴り、ハルヲの元へと駆ける。
ピクリとも動かない姿に目を見開く、焦る気持ちを押さえ自分のすべき事を逡巡した。
ハルヲの横に落ちている盾を拾い上げ、ハルヲを背にするとトロールと対峙する。
一歩たりとも引かないと強い意志を持つ視線と、壊された腕の怒りに震える濁った視線が絡み合う。
「団長!!」
有らん限りの声を振り絞って叫ぶ、自分の為すべき事をする。
見下すトロールを再び睨み、盾を握る手に力を込めた。
マッシュの呼吸に力強さが戻ってきた、荒い呼吸だが山は越えた。
もう一息。
キルロの背中を裂こうとダークインプの爪が伸びてくる。
致命傷にならなければ問題ない、いくらでも削らせてやる。
フェインとキノを信じ、マッシュへの集中を上げていく。
背後で断末魔が鳴り止まない。
光球が全て吸い込まれるとマッシュの呼吸が穏やかになり、ゆっくりと目を覚ましていった。
「大丈夫か?」
「どうなっている?」
「ダークインプに囲まれている」
「トロールは?」
「ハルヲとネインが相手している」
マッシュが覚醒すると短いやり取りで状況の確認をしていく、“ふぅ”と一息つく。
「もう大丈夫だ、助かったよ」
キルロを一瞥するとすぐに起き上がり、体の動きを確認する。ひとつ頷いて見せると瞳に力が入った。
『団長!!』
ネインの叫びが届く。
逼迫する声色に悪い胸騒ぎが止まらない。
「マッシュ! 無茶はまだするな!」
それだけ言い捨て、ネインの叫ぶ方へ駆け出した。
ハルヲに何か良くない事が起きている。
肌が粟立ち心音も上がる。
急げ!
一刻でも早くと言い聞かせ疾走する。
「フェイン! こっちはいい! 団長のフォローに行け!」
マッシュがフェインに叫ぶ、フェインは黙って頷くと直ぐにキルロの後を追う。
「キノやるぞ」
「あいあーい」
マッシュとキノは対峙するダークインプの群れへと飛び込んで行った。
トロールの右腕が吹き飛べとネインに向かって振り下ろす。
盾から鈍重な音とともに体に重い衝撃が走った。
両手で構える盾で体を使い受け流していく。
先程ハルヲから学んだ事を思いだし体現する。
ハルヲの叱咤を思いだせ。
絶対に引かない、死守する。
その思いだけで手負いのトロールと対峙する。
左腕は潰したが、右手と左足は生きている。
ただ右膝は潰れて自重を掛ける事は出来ないはずだ。
左足の蹴りが飛んでくる事はきっとない。
トロールの攻撃は右腕だけだ。
集中しろ。
何度となく右腕がネインに向けて振り下ろされる、集中して拳の行方を見定め受け流す。
自分の心音しか聞こえてこない。
トロールの咆哮さえ、自分の心音でかき消されている。
吐息が荒くなる。
下がるな、守れ、それだけで頭の中を満たす。
「ネイン!」
「副団長殿をお願いします! 守ります!」
「頼む」
ネインの背後に滑り込むキルロの目に映ったのは、血溜まりの中にうつ伏せになっているハルヲの無惨な姿だった。
震える手でゆっくりと仰向けにする。
乾いた血が顔の半分を塗り潰し、土埃で汚れた美しい金髪も大部分が赤く染まっていた。
弱いが息はある。
一瞬目を瞑り短く息と一緒に焦燥感を宙に吐き出す。
「待っていろよ。《レフェクト・サナティオ・トゥルボ》」
キルロの手の平から放出された黄色をおびた大きな光球が、ハルヲへとゆっくりと吸い込まれて行く。
背後ではネインの構える盾が鈍い打撃音を奏で続けていた。
いつまで持ちこたえられるのか、また信じて目の前に集中する。
0
お気に入りに追加
59
あなたにおすすめの小説
悪役令嬢?何それ美味しいの? 溺愛公爵令嬢は我が道を行く
ひよこ1号
ファンタジー
過労で倒れて公爵令嬢に転生したものの…
乙女ゲーの悪役令嬢が活躍する原作小説に転生していた。
乙女ゲーの知識?小説の中にある位しか無い!
原作小説?1巻しか読んでない!
暮らしてみたら全然違うし、前世の知識はあてにならない。
だったら我が道を行くしかないじゃない?
両親と5人のイケメン兄達に溺愛される幼女のほのぼの~殺伐ストーリーです。
本人無自覚人誑しですが、至って平凡に真面目に生きていく…予定。
※アルファポリス様で書籍化進行中(第16回ファンタジー小説大賞で、癒し系ほっこり賞受賞しました)
※残虐シーンは控えめの描写です
※カクヨム、小説家になろうでも公開中です
転生幼児は夢いっぱい
meimei
ファンタジー
日本に生まれてかれこれ27年大学も出て希望の職業にもつき順風満帆なはずだった男は、
ある日親友だと思っていた男に手柄を横取りされ左遷されてしまう。左遷された所はとても忙しい部署で。ほぼ不眠不休…の生活の末、気がつくとどうやら亡くなったらしい??
らしいというのも……前世を思い出したのは
転生して5年経ってから。そう…5歳の誕生日の日にだった。
これは秘匿された出自を知らないまま、
チートしつつ異世界を楽しむ男の話である!
☆これは作者の妄想によるフィクションであり、登場するもの全てが架空の産物です。
誤字脱字には優しく軽く流していただけると嬉しいです。
☆ファンタジーカップありがとうございました!!(*^^*)
今後ともよろしくお願い致します🍀
【完結】不貞された私を責めるこの国はおかしい
春風由実
恋愛
婚約者が不貞をしたあげく、婚約破棄だと言ってきた。
そんな私がどうして議会に呼び出され糾弾される側なのでしょうか?
婚約者が不貞をしたのは私のせいで、
婚約破棄を命じられたのも私のせいですって?
うふふ。面白いことを仰いますわね。
※最終話まで毎日一話更新予定です。→3/27完結しました。
※カクヨムにも投稿しています。
勇者に幼馴染で婚約者の彼女を寝取られたら、勇者のパーティーが仲間になった。~ただの村人だった青年は、魔術師、聖女、剣聖を仲間にして旅に出る~
霜月雹花
ファンタジー
田舎で住む少年ロイドには、幼馴染で婚約者のルネが居た。しかし、いつもの様に農作業をしていると、ルネから呼び出しを受けて付いて行くとルネの両親と勇者が居て、ルネは勇者と一緒になると告げられた。村人達もルネが勇者と一緒になれば村が有名になると思い上がり、ロイドを村から追い出した。。
ロイドはそんなルネや村人達の行動に心が折れ、村から近い湖で一人泣いていると、勇者の仲間である3人の女性がロイドの所へとやって来て、ロイドに向かって「一緒に旅に出ないか」と持ち掛けられた。
これは、勇者に幼馴染で婚約者を寝取られた少年が、勇者の仲間から誘われ、時に人助けをしたり、時に冒険をする。そんなお話である
無能な悪役王子に転生した俺、推しの為に暗躍していたら主人公がキレているようです。どうやら主人公も転生者らしい~
そらら
ファンタジー
【ファンタジー小説大賞の投票お待ちしております!】
大人気ゲーム「剣と魔法のファンタジー」の悪役王子に転生した俺。
王族という血統でありながら、何も努力しない怠惰な第一王子。
中盤で主人公に暗殺されるざまぁ対象。
俺はそんな破滅的な運命を変える為に、魔法を極めて強くなる。
そんで推しの為に暗躍してたら、主人公がキレて来たんだが?
「お前なんかにヒロインと王位は渡さないぞ!?」
「俺は別に王位はいらないぞ? 推しの為に暗躍中だ」
「ふざけんな! 原作をぶっ壊しやがって、殺してやる」
「申し訳ないが、もう俺は主人公より強いぞ?」
※ カクヨム様にて、異世界ファンタジージャンル総合週間ランキング50位入り。1300スター、3500フォロワーを達成!
私は聖女ではないですか。じゃあ勝手にするので放っといてください。
アーエル
ファンタジー
旧題:私は『聖女ではない』ですか。そうですか。帰ることも出来ませんか。じゃあ『勝手にする』ので放っといて下さい。
【 聖女?そんなもん知るか。報復?復讐?しますよ。当たり前でしょう?当然の権利です! 】
地震を知らせるアラームがなると同時に知らない世界の床に座り込んでいた。
同じ状況の少女と共に。
そして現れた『オレ様』な青年が、この国の第二王子!?
怯える少女と睨みつける私。
オレ様王子は少女を『聖女』として選び、私の存在を拒否して城から追い出した。
だったら『勝手にする』から放っておいて!
同時公開
☆カクヨム さん
✻アルファポリスさんにて書籍化されました🎉
タイトルは【 私は聖女ではないですか。じゃあ勝手にするので放っといてください 】です。
そして番外編もはじめました。
相変わらず不定期です。
皆さんのおかげです。
本当にありがとうございます🙇💕
これからもよろしくお願いします。
転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL
死んで全ての凶運を使い果たした俺は異世界では強運しか残ってなかったみたいです。〜最強スキルと強運で異世界を無双します!〜
猫パンチ
ファンタジー
主人公、音峰 蓮(おとみね れん)はとてつもなく不幸な男だった。
ある日、とんでもない死に方をしたレンは気づくと神の世界にいた。
そこには創造神がいて、レンの余りの不運な死に方に同情し、異世界転生を提案する。
それを大いに喜び、快諾したレンは創造神にスキルをもらうことになる。
ただし、スキルは選べず運のみが頼り。
しかし、死んだ時に凶運を使い果たしたレンは強運の力で次々と最強スキルを引いてしまう。
それは創造神ですら引くほどのスキルだらけで・・・
そして、レンは最強スキルと強運で異世界を無双してゆく・・・。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる