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性奴隷は、誘惑する。
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スリスリ......ギュムッ、ギュッ.......‼︎
「~~っ!!!!」
これはきっと、気の所為なんかじゃなかった。僕の手と比べる価値もないような大きな手が僕の臀部を包み込んでいて、間違いなく、僕は痴漢を受けていた。
ギュ.....ギュムッ‼︎ギュムッ!!!
「ぅ.....、ぅんっ.....はぁっ......」
しつこいくらいにお尻の肉を揉まれて、身体が小さく震えた。
何だか、最近お尻がデカくなっている気がする。本当は、今日はジーパンを履いていこうと思っていた。一応外に出る訳だから、何の服を着ようかと箪笥の中を漁っている時にジーパンを見つけ出したんだ。完全に存在を忘れていたもので、半年くらい履いていなかったから折角だから今日はこれを着ようかと思って履いてみた。すると、何だかお尻の所がきつかった。履く時も、ちゃんとチャックは下ろしていたのにウエストの部分にお尻のお肉が引っかかるし、履いた後もジーパンの生地をお尻が押し上げて、布がピッタリと双丘に沿って張り付いてしまっていた。
けれど、チャックを上げてウエストのボタンを止めた時は特に苦しさを感じなかった。逆にウエストが少し緩くなったかな?とすら感じた程で、お腹周りが太くなった訳では無いらしかった。
「履けるかな....?」
お尻の部分が少しだけきつい以外は特に問題は無かった。試しに部屋の中を歩いてみると、歩く度に布の境目の部分が股間へと食い込んでしまった。
「いける.....よね?」
自分が太ってしまった事に対して軽くショックを受けながらも、服を捨てる事に対しての罪悪感も感じていたので今日はこれを着ようと思い腰にベルトを巻きつけた。一応確認しておこうと思い、クローゼット内に付けられた姿見で自分の姿を確認した。
「......うん、普通、だよね」
今度は身体を反対に向けて、腰を捻るようにして自分の後ろ姿を確認した。
「っ!?!?」
その姿を見て、驚いて目を見開いた。特に身体の一点へと目が吸い寄せられる。その部分とは、自分のお尻だった。
ふっくらとしたお尻はジーパンの布をこれでもかと言うほどに押し上げていて、ただでさえ男にしては肉付きの良すぎる臀部が布の下で苦しそうに収まっていた。それに比べて隼人のウエストは女の子とも張り合えるほどに細く引き締まっているので、更にお尻の膨らみが強調されてしまっていた。
後ろ姿だけで見るなら、完全に女の子だった。
「.....あ......ぇ......」
その姿を見て、隼人は軽くショックを受けた。『少し太っただけ』なんて言葉では済まされない淫乱な姿に、やっぱりこの服は着ないでおこうと即決してベルトを外し、別の服へと着替えた。
......と言うことが今日の朝にあった。
隼人にとってはかなり衝撃的な出来事で、自分の身体がどんどん雌に近づいている気がしてならなかった。自分の顔だけじゃなく、身体にもコンプレックスを抱きそうな勢いだ。その事があって、今日は出来るだけ肌の露出を抑えて地味な格好をしようと思った矢先に痴漢にあってしまった。これで痴漢に遭うのなら、もうどうやっても抗えない気がする。
「ふぅっ.......‼︎んっ........っっ」
お尻をしつこいくらいに揉まれ、その行為から、激しい情欲を向けられている事を自覚してしまってアナルの奥からジュンッと腸液が分泌された。
このままではいけない、そう思った。
確かに僕は事情があって痴漢を捕まえて通報するなんて事は出来ないけれど、それでもやられっぱなしでは我慢できなかった。
「ゃっ.....、ゃめっ....!!」
決意とは裏腹に口からはか弱い声しか出ずに、精一杯の抵抗としてお尻を触る男の手を払い除けた。
しかし、筋肉もなければ背丈もない僕なんかが大の男に敵うはずもなく、払い除けた筈の手はすぐにまた僕の臀部へと戻ってきてしまっていた。
「はぁっ......」
「!?!?」
耳元に、男性の熱い吐息が掛かった。しかし驚いたのは耳への刺激ではなく、その声が若い男性のものであった事だった。
「お尻は嫌なの....?」
「!!」
やっぱり、若い男性の声だった。僕に痴漢するのは大抵中年男性ばかりだったから、二十代くらいの男性が痴漢をすると言うことは珍しい事だった。
「なら、こっち⁇」
「へっ?ぁ、ぁあっっ!‼︎」
男性の手がリュックと服の隙間へと差し込まれ、僕の胸元へと指先が向かう。
スリッ.........♡♡
「ぁっ、あぁんっっっ‼︎\\\」
「っ!」
既に軽く立っていた乳首を指の腹で触られた瞬間、自分の意思とは裏腹に甘い声が出てしまった。ここが走行中の電車内でなければ、まず間違いなく周りに声が聞こえていただろう。油断していた箇所への突然の刺激に、声を抑えることも忘れて喘ぎ声が出てしまう。
背後から、息を呑む声が聞こえた。
「ここ、開発されてるんだ.....。えっちだね」
「!!!!」
僕にしか聞こえないくらいの囁き声で言われた言葉に、小さく首を振った。
「お尻も大きいし、乳首もこんなにコリコリで肥大化してるし、えっちな身体だよ」
僕は何度も首を振ったが、男性は納得してくれなかった。
クリクリッ......!カリカリ......ギュッ!!!♡♡
「ふうぅぅぅぅ.....♡!!あっ!!ぁひっ!!♡♡」
両手で両方の乳首を転がされ、引っ掻かれ、押し潰されると甘い声が絶えず漏れ出てしまった。必死に声を殺そうと頑張ってはいるけれど、きっと人を抱き慣れているのであろう男性の愛撫は本当に気持ちが良くて、隼人の敏感な身体と相まって声を上げないで耐えられるほどのものではなかった。
「~~っ!!!!」
これはきっと、気の所為なんかじゃなかった。僕の手と比べる価値もないような大きな手が僕の臀部を包み込んでいて、間違いなく、僕は痴漢を受けていた。
ギュ.....ギュムッ‼︎ギュムッ!!!
「ぅ.....、ぅんっ.....はぁっ......」
しつこいくらいにお尻の肉を揉まれて、身体が小さく震えた。
何だか、最近お尻がデカくなっている気がする。本当は、今日はジーパンを履いていこうと思っていた。一応外に出る訳だから、何の服を着ようかと箪笥の中を漁っている時にジーパンを見つけ出したんだ。完全に存在を忘れていたもので、半年くらい履いていなかったから折角だから今日はこれを着ようかと思って履いてみた。すると、何だかお尻の所がきつかった。履く時も、ちゃんとチャックは下ろしていたのにウエストの部分にお尻のお肉が引っかかるし、履いた後もジーパンの生地をお尻が押し上げて、布がピッタリと双丘に沿って張り付いてしまっていた。
けれど、チャックを上げてウエストのボタンを止めた時は特に苦しさを感じなかった。逆にウエストが少し緩くなったかな?とすら感じた程で、お腹周りが太くなった訳では無いらしかった。
「履けるかな....?」
お尻の部分が少しだけきつい以外は特に問題は無かった。試しに部屋の中を歩いてみると、歩く度に布の境目の部分が股間へと食い込んでしまった。
「いける.....よね?」
自分が太ってしまった事に対して軽くショックを受けながらも、服を捨てる事に対しての罪悪感も感じていたので今日はこれを着ようと思い腰にベルトを巻きつけた。一応確認しておこうと思い、クローゼット内に付けられた姿見で自分の姿を確認した。
「......うん、普通、だよね」
今度は身体を反対に向けて、腰を捻るようにして自分の後ろ姿を確認した。
「っ!?!?」
その姿を見て、驚いて目を見開いた。特に身体の一点へと目が吸い寄せられる。その部分とは、自分のお尻だった。
ふっくらとしたお尻はジーパンの布をこれでもかと言うほどに押し上げていて、ただでさえ男にしては肉付きの良すぎる臀部が布の下で苦しそうに収まっていた。それに比べて隼人のウエストは女の子とも張り合えるほどに細く引き締まっているので、更にお尻の膨らみが強調されてしまっていた。
後ろ姿だけで見るなら、完全に女の子だった。
「.....あ......ぇ......」
その姿を見て、隼人は軽くショックを受けた。『少し太っただけ』なんて言葉では済まされない淫乱な姿に、やっぱりこの服は着ないでおこうと即決してベルトを外し、別の服へと着替えた。
......と言うことが今日の朝にあった。
隼人にとってはかなり衝撃的な出来事で、自分の身体がどんどん雌に近づいている気がしてならなかった。自分の顔だけじゃなく、身体にもコンプレックスを抱きそうな勢いだ。その事があって、今日は出来るだけ肌の露出を抑えて地味な格好をしようと思った矢先に痴漢にあってしまった。これで痴漢に遭うのなら、もうどうやっても抗えない気がする。
「ふぅっ.......‼︎んっ........っっ」
お尻をしつこいくらいに揉まれ、その行為から、激しい情欲を向けられている事を自覚してしまってアナルの奥からジュンッと腸液が分泌された。
このままではいけない、そう思った。
確かに僕は事情があって痴漢を捕まえて通報するなんて事は出来ないけれど、それでもやられっぱなしでは我慢できなかった。
「ゃっ.....、ゃめっ....!!」
決意とは裏腹に口からはか弱い声しか出ずに、精一杯の抵抗としてお尻を触る男の手を払い除けた。
しかし、筋肉もなければ背丈もない僕なんかが大の男に敵うはずもなく、払い除けた筈の手はすぐにまた僕の臀部へと戻ってきてしまっていた。
「はぁっ......」
「!?!?」
耳元に、男性の熱い吐息が掛かった。しかし驚いたのは耳への刺激ではなく、その声が若い男性のものであった事だった。
「お尻は嫌なの....?」
「!!」
やっぱり、若い男性の声だった。僕に痴漢するのは大抵中年男性ばかりだったから、二十代くらいの男性が痴漢をすると言うことは珍しい事だった。
「なら、こっち⁇」
「へっ?ぁ、ぁあっっ!‼︎」
男性の手がリュックと服の隙間へと差し込まれ、僕の胸元へと指先が向かう。
スリッ.........♡♡
「ぁっ、あぁんっっっ‼︎\\\」
「っ!」
既に軽く立っていた乳首を指の腹で触られた瞬間、自分の意思とは裏腹に甘い声が出てしまった。ここが走行中の電車内でなければ、まず間違いなく周りに声が聞こえていただろう。油断していた箇所への突然の刺激に、声を抑えることも忘れて喘ぎ声が出てしまう。
背後から、息を呑む声が聞こえた。
「ここ、開発されてるんだ.....。えっちだね」
「!!!!」
僕にしか聞こえないくらいの囁き声で言われた言葉に、小さく首を振った。
「お尻も大きいし、乳首もこんなにコリコリで肥大化してるし、えっちな身体だよ」
僕は何度も首を振ったが、男性は納得してくれなかった。
クリクリッ......!カリカリ......ギュッ!!!♡♡
「ふうぅぅぅぅ.....♡!!あっ!!ぁひっ!!♡♡」
両手で両方の乳首を転がされ、引っ掻かれ、押し潰されると甘い声が絶えず漏れ出てしまった。必死に声を殺そうと頑張ってはいるけれど、きっと人を抱き慣れているのであろう男性の愛撫は本当に気持ちが良くて、隼人の敏感な身体と相まって声を上げないで耐えられるほどのものではなかった。
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