56 / 70
56 東の森ボス戦 風爪乱撃②
しおりを挟む
風を纏ったハウル・フォレスト・ベアーは腕を上段に構え風の爪撃の前モーションを取る。前モーションを見た僕、シズクは横に、ヒミコ、ヒビキは前に進みながら回避するタイミングを計る。風の爪撃は動きの速いヒミコ、ヒビキなら前に進みながら避けることができ、僕、シズクなら前モーションを見たらすぐに横に移動し続ければ避けれる。
だがしかし今回は違った。ハウル・フォレスト・ベアーの腕から放たれたのは風の爪撃ではなく直径が僕の体の大きさがある風の弾丸だった。
「危ない!」
ヒミコは隣のヒビキを押し倒し、風の弾丸を回避する。風の弾丸の速さは風の爪撃より早くすでに僕とシズクに迫っており回避はできそうになかった。
(くっ)
僕はシズクの前に出て盾を構えて衝撃に備える。
ドンっ
「うぉぉぉぉ」
「「「お兄ちゃん(兄様)(マスター)!」」」
僕は衝撃で後ろに吹き飛ばされ、木に叩きつけられた。盾で防御したけど風の弾丸には吹き飛ばし効果があるらしく、風の弾丸の衝撃+木に叩きつけられたダメージでHPは半分減っちゃった。今のは完全にタンク殺し・・・。うん?ということはヤバい、ヒビキ!
「よくもお兄ちゃんを」
「許しません」
ヒミコとヒビキはケンが木に叩きつけられたのを見てハウル・フォレスト・ベアーへ向かう。自分に向かってくる二人を見たハウル・フォレスト・ベアーはすぐに2人に近づき拳を振り下ろす。ヒビキは先ほどと同じように機構盾で防ごうとしたが
「きゃあ」
「ヒビキ!」
ケンと同じように拳に纏っていた風に吹き飛ばされた。ヒミコは思わずヒビキが吹き飛ばされた方向を向いてしまった。ハウル・フォレスト・ベアーはその隙を見逃さず風を纏った爪で切り裂いた。
「きゃああああ」
「ヒミコ!」
僕とシズクはヒミコを助けようと魔法を放とうとするがヒミコが近すぎて魔法が放てなかった。くそ、どうすればいいんだ。
ハウル・フォレスト・ベアーは吹き飛んだヒミコに追撃を加えようとするが、そこへ機構盾を構えたヒビキが間に入り込む。だめだ、ヒビキさっきと同じように吹き飛ぶぞ。しかし僕が考えた通りにはならなかった。
ヒビキは機構盾を地面に立てると
「【フィールドバリア】」
専用スキルを使う。すると機構盾が魔力に覆われた。そこのハウル・フォレスト・ベアーの爪が刺さるが今度は吹き飛ばされなかった。さらに爪で切り裂かれるがヒビキは機構盾で防ぎ続けた。その隙にヒミコは立ちあがり動けるようになった
「ヒビキ、ヒミコ下がれる?」
僕が聞くとヒビキがハウル・フォレスト・ベアーの攻撃を受け止めた後
「【獣人化】【花風】」
獣人化して強化したヒミコが一度で複数回斬撃を与える【花風】で攻撃した後2人はこちらに移動してきた。ハウル・フォレスト・ベアーはヒビキの攻撃に怯んでしまい2人にすぐに反撃はできなかった。そこへ
「【グレイブ】」
「【アクアスプレッド】」
僕とシズクの魔法が当たる。しかし僕の【グレイブ】は当たったが、シズクの【アクアスプレッド】はハウル・フォレスト・ベアーの身体に纏っていた風に弾かれた。だがヒミコとヒビキの二人が下がって合流する時間は稼げた。
僕らはハウル・フォレスト・ベアーが怯んでいる内に作戦会議をする。
「ヒビキさっきのは?」
「あれは機構盾のスキルで一定時間衝撃を緩和し吹き飛ばしなどを無効化します。しかし連続使用はできず次の発動まで3分かかります」
「OK。シズクさっき魔法が弾かれたけど、どう思う?」
「わからないです。もう少しいろいろ試してみたいです」
「了解。シズクはあいつにいろいろ魔法唱えて。僕たちは接近してシズクの魔法をアシストしてあの風の鎧の秘密を暴こう」
「「「はい」」」
僕、ヒミコ、ヒビキはハウル・フォレスト・ベアーに向かった。先ほど見て築いたがハウル・フォレスト・ベアーの近距離の拳の叩きつけについては回避に専念すればどうにか躱すことができた。しかしこの叩きつけは爪を地面に突き刺し木の拳を生み出す技とセットなため気を抜けない。
さらにハウル・フォレスト・ベアーは新技も増えた。それは両腕を地面に突き刺し周囲にたくさんの太い木の枝が生み出され接近していた僕達を貫いた。ただ風の鎧の秘密はわかった。どうやら【ウインド】や【ファイアランス】など魔量のみで生み出された実体のない攻撃は風の鎧に弾かれ、【グレイブ】や【ツララフォール】などの実態のある攻撃は風の鎧を貫きダメージを与えられる。またこの風の鎧は5回攻撃を当てると一定時間消える用だ。
ダメージを受けつつもハウル・フォレスト・ベアーに攻撃を与えていった。そしてこちらのアイテムが尽きたかけた時、突然ハウル・フォレスト・ベアーは両腕を顔の前で交差した。そして
「ガォォォォォォ」
僕たちに咆哮を当ててきた。この咆哮にはダメージと共に衝撃で体を動かせなくなる効果があり、ハウル・フォレスト・ベアーはさらに両腕を空に振り上げた。ヤバい、今あの木の攻撃をくらえば3人とも死ぬ。その時
「【アイススケート】」
シズクの氷の魔法【アイススケート】により僕達を含むハウル・フォレスト・ベアーの地面が凍った。ハウル・フォレスト・ベアーはそのまま地面に爪を突き立てたが、地面が氷のため木の枝は飛び出なかった。さらに爪が抜けなくなり右往左往して動きを止めた。これはチャンス!
「ヒビキ!」
「イエス、マスター」
ヒビキはすぐに【機構換装】で機構銃を両手に持ち帰るとマガジンの弾すべてを打ち切り
「【クイックリロード】」
スキルで瞬時に弾を補充し射撃する。これで風の鎧は無くなった。そこへ
「【開放(精霊力)】【オーバーブースト】【ツナミホエール】」
【開放(精霊力)】【オーバーブースト】で強化されたシズクから精霊魔法が放たれる。するとシズクの背後から大きな鯨が現れ巨大な波がうみだされハウル・フォレスト・ベアーを飲み込んだ。波に押し流され木にぶつかったハウル・フォレスト・ベアーだがさらに僕たちの猛攻は続く。
「【開放(精霊力)】【ボルテックスブレイク】」
【開放(精霊力)】で強化されたヒビキが精霊魔法を放つ。するとハウル・フォレスト・ベアーの上空に巨大な雷の輪が生まれ
ドドーーン
その輪からいくつもの雷がハウル・フォレスト・ベアーに降り注いだ。
「があ」
【ボルテックスブレイク】の効果で麻痺したハウル・フォレスト・ベアーにむけて僕は駆け出し
「【アタックアップ】【気功術:腕】【三連拳】からの」
【アタックアップ】【気功術:腕】で強化した後、瞬時に連続で3撃与える【洗練撃】を当ててから
「【正拳突き】」
溜めを用いた強力な一撃【正拳突き】でハウル・フォレスト・ベアーを吹きとばす。吹き飛ばした先には【獣人化】【開放(精霊力)】で強化されたヒミコが待ち受けていた。ヒミコは木刀に精霊の力がやどった火を纏うと
「【ヒバチ一閃】」
ヒミコの木刀の協力な一振りがハウル・フォレスト・ベアーに炸裂した。そして
「グオオオオ」
ハウル・フォレスト・ベアーは倒れた。
だがしかし今回は違った。ハウル・フォレスト・ベアーの腕から放たれたのは風の爪撃ではなく直径が僕の体の大きさがある風の弾丸だった。
「危ない!」
ヒミコは隣のヒビキを押し倒し、風の弾丸を回避する。風の弾丸の速さは風の爪撃より早くすでに僕とシズクに迫っており回避はできそうになかった。
(くっ)
僕はシズクの前に出て盾を構えて衝撃に備える。
ドンっ
「うぉぉぉぉ」
「「「お兄ちゃん(兄様)(マスター)!」」」
僕は衝撃で後ろに吹き飛ばされ、木に叩きつけられた。盾で防御したけど風の弾丸には吹き飛ばし効果があるらしく、風の弾丸の衝撃+木に叩きつけられたダメージでHPは半分減っちゃった。今のは完全にタンク殺し・・・。うん?ということはヤバい、ヒビキ!
「よくもお兄ちゃんを」
「許しません」
ヒミコとヒビキはケンが木に叩きつけられたのを見てハウル・フォレスト・ベアーへ向かう。自分に向かってくる二人を見たハウル・フォレスト・ベアーはすぐに2人に近づき拳を振り下ろす。ヒビキは先ほどと同じように機構盾で防ごうとしたが
「きゃあ」
「ヒビキ!」
ケンと同じように拳に纏っていた風に吹き飛ばされた。ヒミコは思わずヒビキが吹き飛ばされた方向を向いてしまった。ハウル・フォレスト・ベアーはその隙を見逃さず風を纏った爪で切り裂いた。
「きゃああああ」
「ヒミコ!」
僕とシズクはヒミコを助けようと魔法を放とうとするがヒミコが近すぎて魔法が放てなかった。くそ、どうすればいいんだ。
ハウル・フォレスト・ベアーは吹き飛んだヒミコに追撃を加えようとするが、そこへ機構盾を構えたヒビキが間に入り込む。だめだ、ヒビキさっきと同じように吹き飛ぶぞ。しかし僕が考えた通りにはならなかった。
ヒビキは機構盾を地面に立てると
「【フィールドバリア】」
専用スキルを使う。すると機構盾が魔力に覆われた。そこのハウル・フォレスト・ベアーの爪が刺さるが今度は吹き飛ばされなかった。さらに爪で切り裂かれるがヒビキは機構盾で防ぎ続けた。その隙にヒミコは立ちあがり動けるようになった
「ヒビキ、ヒミコ下がれる?」
僕が聞くとヒビキがハウル・フォレスト・ベアーの攻撃を受け止めた後
「【獣人化】【花風】」
獣人化して強化したヒミコが一度で複数回斬撃を与える【花風】で攻撃した後2人はこちらに移動してきた。ハウル・フォレスト・ベアーはヒビキの攻撃に怯んでしまい2人にすぐに反撃はできなかった。そこへ
「【グレイブ】」
「【アクアスプレッド】」
僕とシズクの魔法が当たる。しかし僕の【グレイブ】は当たったが、シズクの【アクアスプレッド】はハウル・フォレスト・ベアーの身体に纏っていた風に弾かれた。だがヒミコとヒビキの二人が下がって合流する時間は稼げた。
僕らはハウル・フォレスト・ベアーが怯んでいる内に作戦会議をする。
「ヒビキさっきのは?」
「あれは機構盾のスキルで一定時間衝撃を緩和し吹き飛ばしなどを無効化します。しかし連続使用はできず次の発動まで3分かかります」
「OK。シズクさっき魔法が弾かれたけど、どう思う?」
「わからないです。もう少しいろいろ試してみたいです」
「了解。シズクはあいつにいろいろ魔法唱えて。僕たちは接近してシズクの魔法をアシストしてあの風の鎧の秘密を暴こう」
「「「はい」」」
僕、ヒミコ、ヒビキはハウル・フォレスト・ベアーに向かった。先ほど見て築いたがハウル・フォレスト・ベアーの近距離の拳の叩きつけについては回避に専念すればどうにか躱すことができた。しかしこの叩きつけは爪を地面に突き刺し木の拳を生み出す技とセットなため気を抜けない。
さらにハウル・フォレスト・ベアーは新技も増えた。それは両腕を地面に突き刺し周囲にたくさんの太い木の枝が生み出され接近していた僕達を貫いた。ただ風の鎧の秘密はわかった。どうやら【ウインド】や【ファイアランス】など魔量のみで生み出された実体のない攻撃は風の鎧に弾かれ、【グレイブ】や【ツララフォール】などの実態のある攻撃は風の鎧を貫きダメージを与えられる。またこの風の鎧は5回攻撃を当てると一定時間消える用だ。
ダメージを受けつつもハウル・フォレスト・ベアーに攻撃を与えていった。そしてこちらのアイテムが尽きたかけた時、突然ハウル・フォレスト・ベアーは両腕を顔の前で交差した。そして
「ガォォォォォォ」
僕たちに咆哮を当ててきた。この咆哮にはダメージと共に衝撃で体を動かせなくなる効果があり、ハウル・フォレスト・ベアーはさらに両腕を空に振り上げた。ヤバい、今あの木の攻撃をくらえば3人とも死ぬ。その時
「【アイススケート】」
シズクの氷の魔法【アイススケート】により僕達を含むハウル・フォレスト・ベアーの地面が凍った。ハウル・フォレスト・ベアーはそのまま地面に爪を突き立てたが、地面が氷のため木の枝は飛び出なかった。さらに爪が抜けなくなり右往左往して動きを止めた。これはチャンス!
「ヒビキ!」
「イエス、マスター」
ヒビキはすぐに【機構換装】で機構銃を両手に持ち帰るとマガジンの弾すべてを打ち切り
「【クイックリロード】」
スキルで瞬時に弾を補充し射撃する。これで風の鎧は無くなった。そこへ
「【開放(精霊力)】【オーバーブースト】【ツナミホエール】」
【開放(精霊力)】【オーバーブースト】で強化されたシズクから精霊魔法が放たれる。するとシズクの背後から大きな鯨が現れ巨大な波がうみだされハウル・フォレスト・ベアーを飲み込んだ。波に押し流され木にぶつかったハウル・フォレスト・ベアーだがさらに僕たちの猛攻は続く。
「【開放(精霊力)】【ボルテックスブレイク】」
【開放(精霊力)】で強化されたヒビキが精霊魔法を放つ。するとハウル・フォレスト・ベアーの上空に巨大な雷の輪が生まれ
ドドーーン
その輪からいくつもの雷がハウル・フォレスト・ベアーに降り注いだ。
「があ」
【ボルテックスブレイク】の効果で麻痺したハウル・フォレスト・ベアーにむけて僕は駆け出し
「【アタックアップ】【気功術:腕】【三連拳】からの」
【アタックアップ】【気功術:腕】で強化した後、瞬時に連続で3撃与える【洗練撃】を当ててから
「【正拳突き】」
溜めを用いた強力な一撃【正拳突き】でハウル・フォレスト・ベアーを吹きとばす。吹き飛ばした先には【獣人化】【開放(精霊力)】で強化されたヒミコが待ち受けていた。ヒミコは木刀に精霊の力がやどった火を纏うと
「【ヒバチ一閃】」
ヒミコの木刀の協力な一振りがハウル・フォレスト・ベアーに炸裂した。そして
「グオオオオ」
ハウル・フォレスト・ベアーは倒れた。
0
お気に入りに追加
43
あなたにおすすめの小説
(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」
音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。
本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。
しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。
*6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。
義母に毒を盛られて前世の記憶を取り戻し覚醒しました、貴男は義妹と仲良くすればいいわ。
克全
ファンタジー
「カクヨム」と「小説家になろう」にも投稿しています。
11月9日「カクヨム」恋愛日間ランキング15位
11月11日「カクヨム」恋愛週間ランキング22位
11月11日「カクヨム」恋愛月間ランキング71位
11月4日「小説家になろう」恋愛異世界転生/転移恋愛日間78位
絞首刑まっしぐらの『醜い悪役令嬢』が『美しい聖女』と呼ばれるようになるまでの24時間
夕景あき
ファンタジー
ガリガリに痩せて肌も髪もボロボロの『醜い悪役令嬢』と呼ばれたオリビアは、ある日婚約者であるトムス王子と義妹のアイラの会話を聞いてしまう。義妹はオリビアが放火犯だとトムス王子に訴え、トムス王子はそれを信じオリビアを明日の卒業パーティーで断罪して婚約破棄するという。
卒業パーティーまで、残り時間は24時間!!
果たしてオリビアは放火犯の冤罪で断罪され絞首刑となる運命から、逃れることが出来るのか!?
とある元令嬢の選択
こうじ
ファンタジー
アメリアは1年前まで公爵令嬢であり王太子の婚約者だった。しかし、ある日を境に一変した。今の彼女は小さな村で暮らすただの平民だ。そして、それは彼女が自ら下した選択であり結果だった。彼女は言う『今が1番幸せ』だ、と。何故貴族としての幸せよりも平民としての暮らしを決断したのか。そこには彼女しかわからない悩みがあった……。
強制力がなくなった世界に残されたものは
りりん
ファンタジー
一人の令嬢が処刑によってこの世を去った
令嬢を虐げていた者達、処刑に狂喜乱舞した者達、そして最愛の娘であったはずの令嬢を冷たく切り捨てた家族達
世界の強制力が解けたその瞬間、その世界はどうなるのか
その世界を狂わせたものは
一人暮らしのおばさん薬師を黒髪の青年は崇めたてる
朝山みどり
ファンタジー
冤罪で辺境に追放された元聖女。のんびりまったり平和に暮らしていたが、過去が彼女の生活を壊そうとしてきた。
彼女を慕う青年はこっそり彼女を守り続ける。
悪役令嬢になるのも面倒なので、冒険にでかけます
綾月百花
ファンタジー
リリーには幼い頃に決められた王子の婚約者がいたが、その婚約者の誕生日パーティーで婚約者はミーネと入場し挨拶して歩きファーストダンスまで踊る始末。国王と王妃に謝られ、贈り物も準備されていると宥められるが、その贈り物のドレスまでミーネが着ていた。リリーは怒ってワインボトルを持ち、美しいドレスをワイン色に染め上げるが、ミーネもリリーのドレスの裾を踏みつけ、ワインボトルからボトボトと頭から濡らされた。相手は子爵令嬢、リリーは伯爵令嬢、位の違いに国王も黙ってはいられない。婚約者はそれでも、リリーの肩を持たず、リリーは国王に婚約破棄をして欲しいと直訴する。それ受け入れられ、リリーは清々した。婚約破棄が完全に決まった後、リリーは深夜に家を飛び出し笛を吹く。会いたかったビエントに会えた。過ごすうちもっと好きになる。必死で練習した飛行魔法とささやかな攻撃魔法を身につけ、リリーは今度は自分からビエントに会いに行こうと家出をして旅を始めた。旅の途中の魔物の森で魔物に襲われ、リリーは自分の未熟さに気付き、国営の騎士団に入り、魔物狩りを始めた。最終目的はダンジョンの攻略。悪役令嬢と魔物退治、ダンジョン攻略等を混ぜてみました。メインはリリーが王妃になるまでのシンデレラストーリーです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる