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2章
75ヒカル、ミミ、ローラの合同訓練③トレント戦
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翌日3人は森の中に入った。森の中はメルトホルンの森とは違いより暗くよりうっそうとしていた。
「じゃあ魔力探知は僕、ミミ、ローラの順で1メートルごとに」
この魔力探知の方法は3人が考えた方法である。現状常に魔力探知をし続けると光なら1時間、ミミ、ローラなら3時間で魔力が尽きてしまう。そのせいで何度か戦うための魔力も残せなくて危ない目にあった。そこで試行錯誤した結果、一度魔力探知を使ったら最大範囲まで行ったら止め1メートル進んだらもう一度魔力感知を行い、この手順を1時間を1サイクルとして魔力量から光が10分、ミミが25分、ローラが25分行いその後休憩をはさむというやり方を見つけた。
3人が少し進むとヒカルの魔力探知に反応があった。ヒカルは片腕を横に広げると2人にとまる合図をする。
「前方にゴブリンの魔力反応4」
ゆっくり進むとヒカルの魔力探知どうりゴブリンが4体いた。3人は声を小さくし作戦を決める。
「魔力量も普通のゴブリンと一緒だから隙をつけば一体は一撃で倒せる」
「ならミミと私の魔法で一体ずつ。で残り一体はヒカルが止めているうちに私が魔法で倒すわ」
3人はうなづくとそれぞれ行動を開始する。ミミとローラは魔力を練り詠唱を始める。ヒカルは魔力強化を施し、ゴブリンの一体に攻撃を仕掛ける。
ギャッ
魔力強化で威力の上がった光の斬撃がゴブリンの首を切り飛ばした。そして
「放て水球【アクアボール】」
「放て火球【ファイアボール】」
ミミとローラの魔法がそれぞれゴブリンの頭を吹き飛ばす。残ったゴブリンは木のオノを振り上げ近くにいたヒカルに襲い掛かる。ヒカルは無理に攻撃をせず盾で攻撃を防いだ。そして
「ヒカル、下がって」
ローラから指示が飛ぶ。ヒカルはゴブリンの攻撃を盾ではじいた後後ろに飛び魔法の射線を開ける。すると
「放て火球【ファイアボール】」
ローラのファイアボールが最後の一匹のゴブリンの頭を吹き飛ばした。そして余裕のあるミミが魔力探知を行い周りに敵がいないことを確認して戦闘は終了した。そして3人は魔力と体力の残りを確認しつつ先に進んだ。
昨日、宿屋にて
「明日なんだけどいきなりクローントレントに挑むんじゃなくて、トレントから倒したいんだ。理由は僕たちがまだトレントと戦ったことがないしその経験がクローントレントに生きるかもしれない」
「賛成。本で見るのと実際に戦うのではすっごい違うってことはカラフルラビットで学んだから」
「そうなの」
と3人は明日の標的はトレントにすることに決定した。
森を探索して1時間、3人は今日の目標のトレントを見つけた。
トレントは大木の魔物でツタによる中距離攻撃、大木による近距離攻撃を行ってくる。体のどこかにあるコアを切らない限り動きつづける。
そして3人は昨夜考えた作戦どうりに動き出した。まずヒカルが近づきトレントの前に現れた。トレントはヒカルに気づき大木の腕を振り落とした。ヒカルは無理に近づかず余裕をもって回避する。
そして光が引き付けている間にトレントの後ろに回り込み魔法を放った。
「「放て火球【ファイアボール】」」
二人の魔法はトレントに直撃した。しかし効いているようだがトレントは倒れない。トレントはミミとローラに気づき、そちらを振り向きツタによる攻撃を行った。ミミとローラはそのツタの動きをよく見て避けていく。
ヒカルは後ろを向いてがら空きになったトレントの根元に向けて剣で攻撃していき切れ込みを入れていく。すると今度はトレントはヒカルに向けて大木の腕を振り落とす。その攻撃を光は再び躱す。その行動を3人は何回も繰り返した。
ヒカルはトレントの根元へ半分ほど切り込みを入れると次に魔力感知によりコアの場所を見つけその部分の木を剣で削り始めた。そこまで来るとトレントは火の魔法の方を嫌がり大木でガードするようになった。そしてヒカルがある程度コアの部分の木を削るとミミとローラに合図を送る。するとミミはここで別の魔法を使う。
「水よ切りさけ【アクアカッター】」
ミミにより放たれた水の刃はヒカルが半分ほど切れ込みを入れた根元部分に命中し
スパっ
とトレントを切り裂いた。トレントはヒカルが削った面を下にし地面へ倒れる。じたばたするが身動きが取れない。そこへローラの魔法が襲う。
「岩よ貫け【ロックスパイク】」
とがった岩がヒカルが削った場所へ地面からトレントを貫く。岩の先には壊れたトレントのコアが張り付いていた。
3人はトレントの魔力反応がなくなったことを確認してハイタッチをした。
「「「やった」」」
「いいかんじ。作戦通りだったね」
「スパってトレントが切りさけた時は気持ちがよかったの」
「あとヒカルが削った後が上を向いた時と下を向いた時の両方のパターンを考え解いて正解だったわ」
その興奮のまま、3人はあと2体トレントを討伐し宿屋へ戻った。期限までのこり3日
「じゃあ魔力探知は僕、ミミ、ローラの順で1メートルごとに」
この魔力探知の方法は3人が考えた方法である。現状常に魔力探知をし続けると光なら1時間、ミミ、ローラなら3時間で魔力が尽きてしまう。そのせいで何度か戦うための魔力も残せなくて危ない目にあった。そこで試行錯誤した結果、一度魔力探知を使ったら最大範囲まで行ったら止め1メートル進んだらもう一度魔力感知を行い、この手順を1時間を1サイクルとして魔力量から光が10分、ミミが25分、ローラが25分行いその後休憩をはさむというやり方を見つけた。
3人が少し進むとヒカルの魔力探知に反応があった。ヒカルは片腕を横に広げると2人にとまる合図をする。
「前方にゴブリンの魔力反応4」
ゆっくり進むとヒカルの魔力探知どうりゴブリンが4体いた。3人は声を小さくし作戦を決める。
「魔力量も普通のゴブリンと一緒だから隙をつけば一体は一撃で倒せる」
「ならミミと私の魔法で一体ずつ。で残り一体はヒカルが止めているうちに私が魔法で倒すわ」
3人はうなづくとそれぞれ行動を開始する。ミミとローラは魔力を練り詠唱を始める。ヒカルは魔力強化を施し、ゴブリンの一体に攻撃を仕掛ける。
ギャッ
魔力強化で威力の上がった光の斬撃がゴブリンの首を切り飛ばした。そして
「放て水球【アクアボール】」
「放て火球【ファイアボール】」
ミミとローラの魔法がそれぞれゴブリンの頭を吹き飛ばす。残ったゴブリンは木のオノを振り上げ近くにいたヒカルに襲い掛かる。ヒカルは無理に攻撃をせず盾で攻撃を防いだ。そして
「ヒカル、下がって」
ローラから指示が飛ぶ。ヒカルはゴブリンの攻撃を盾ではじいた後後ろに飛び魔法の射線を開ける。すると
「放て火球【ファイアボール】」
ローラのファイアボールが最後の一匹のゴブリンの頭を吹き飛ばした。そして余裕のあるミミが魔力探知を行い周りに敵がいないことを確認して戦闘は終了した。そして3人は魔力と体力の残りを確認しつつ先に進んだ。
昨日、宿屋にて
「明日なんだけどいきなりクローントレントに挑むんじゃなくて、トレントから倒したいんだ。理由は僕たちがまだトレントと戦ったことがないしその経験がクローントレントに生きるかもしれない」
「賛成。本で見るのと実際に戦うのではすっごい違うってことはカラフルラビットで学んだから」
「そうなの」
と3人は明日の標的はトレントにすることに決定した。
森を探索して1時間、3人は今日の目標のトレントを見つけた。
トレントは大木の魔物でツタによる中距離攻撃、大木による近距離攻撃を行ってくる。体のどこかにあるコアを切らない限り動きつづける。
そして3人は昨夜考えた作戦どうりに動き出した。まずヒカルが近づきトレントの前に現れた。トレントはヒカルに気づき大木の腕を振り落とした。ヒカルは無理に近づかず余裕をもって回避する。
そして光が引き付けている間にトレントの後ろに回り込み魔法を放った。
「「放て火球【ファイアボール】」」
二人の魔法はトレントに直撃した。しかし効いているようだがトレントは倒れない。トレントはミミとローラに気づき、そちらを振り向きツタによる攻撃を行った。ミミとローラはそのツタの動きをよく見て避けていく。
ヒカルは後ろを向いてがら空きになったトレントの根元に向けて剣で攻撃していき切れ込みを入れていく。すると今度はトレントはヒカルに向けて大木の腕を振り落とす。その攻撃を光は再び躱す。その行動を3人は何回も繰り返した。
ヒカルはトレントの根元へ半分ほど切り込みを入れると次に魔力感知によりコアの場所を見つけその部分の木を剣で削り始めた。そこまで来るとトレントは火の魔法の方を嫌がり大木でガードするようになった。そしてヒカルがある程度コアの部分の木を削るとミミとローラに合図を送る。するとミミはここで別の魔法を使う。
「水よ切りさけ【アクアカッター】」
ミミにより放たれた水の刃はヒカルが半分ほど切れ込みを入れた根元部分に命中し
スパっ
とトレントを切り裂いた。トレントはヒカルが削った面を下にし地面へ倒れる。じたばたするが身動きが取れない。そこへローラの魔法が襲う。
「岩よ貫け【ロックスパイク】」
とがった岩がヒカルが削った場所へ地面からトレントを貫く。岩の先には壊れたトレントのコアが張り付いていた。
3人はトレントの魔力反応がなくなったことを確認してハイタッチをした。
「「「やった」」」
「いいかんじ。作戦通りだったね」
「スパってトレントが切りさけた時は気持ちがよかったの」
「あとヒカルが削った後が上を向いた時と下を向いた時の両方のパターンを考え解いて正解だったわ」
その興奮のまま、3人はあと2体トレントを討伐し宿屋へ戻った。期限までのこり3日
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