蒼天の黒龍

第1章

出会いとは。

ルリア「や、山？この街は海が近いから山が全然ないんだ。」
弧春「そんな……じゃあ私達はどうやって。」
困っているのは私もだ。
ルリア「君たちはどこから来たんだい？」


ルリア「へぇ。ニッポンという国なんだ。」
３人で歩きながら言う。
鎖莉亜「うん。だけどもう戻れないかもしれないの」 
弧春「こことは全く違う異世界だからね！」
ルリアはびっくりした表情だ。

その時だった。
右の茂みから誰かが来た。
鎖莉亜「えっ。」
その人の頭は牛のような顔だ
弧春「え、ぇえええぇぇ！？」
驚いているのは私もである。
その牛人間の、動きは一瞬にして止まった。
辺りは、先程の黒い空間のような寒さだ。
牛人間は、凍っていた。