蒼天の黒龍

静海 新太

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異世界召喚?

非日常から

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2人で歩いていると後ろから肩を叩かれた
???「ねぇ、君」
私は少し怖かったが後ろを見た。
そこには白い髪で澄んだ青い瞳の背の高い少年が立っている。かなり自分好みのイケメンだ。
私は頬を紅くする
鎖莉亜「は、はい!!」
後ろでは弧春がにまにましている。
???「あのね、君は僕が求めているものを持ってる」
鎖莉亜(えっ!)
一瞬告白かと思う
???「これだよ。」
そう言って右横腹に触れてくる
顔が熱くなるのが自分でもわかる
そうして手を離した時、彼の手には黒い艶のある鱗があった。
鎖莉亜「あの!」
???「あぁ。僕の名前はルリア。3000年ほどブラックドラゴンを追っているんだ」
弧春「さ、3000年!?」
いきなり大声を出すもんだからルリアも私もビクッとする
鎖莉亜「あの、ブラックドラゴンって?」  
1度間を開けてルリアは言う。
ルリア「黒く美しく、人を食らう魔の龍だ。君の横腹に付いていた鱗はブラックドラゴンのものだ。」
どうやら「ブラックドラゴン」というのは黒龍のことらしい。
ルリア「ブラックドラゴンとはどこで出会ったんだ?」
問われたので先程来た山を指さす
鎖莉亜「えっ……」
私は言葉を失う
鎖莉亜・弧春「さっき来た山がない!」
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