蒼天の黒龍

静海 新太

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異世界召喚?

威厳なんて要らない

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私の低知能でも分かったこと。
あいつは危険。




鎖莉亜と弧春は息を切らしている。
弧春「鎖莉亜さっきからおかしいよ…どうしたの?」
弧春は気を使ってくれている。私が説明しても理解してくれるわけがない。
話を変えよう
鎖莉亜「ところでここは?」
問うと呼吸の間を開けて弧春が言う
弧春「ここは、異世界だね。」
当たり前のように言う弧春に私は驚いた
2人そのまま歩き出す

いつしか、あの暗い空間ではなくなり、街が見えてきた。
弧春「わぁ!すごい!綺麗なところだね!」
この街は建物がすべて白で統一されている。
鎖莉亜「ん?人だ。」
家から人がでてきた。やはり、人だった。
しかし、少し違う。
服が民族衣装のようだ。
私達はそのまま歩き続けた。
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