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ブラック企業に勤める社畜OLが異世界トリップして騎士の妻になるそうです
余計な知識を与えてしまった模様です。(引き続きR注意)
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「息子が欲しい時には…深く突き入れるんだったな?」
「…あうっ!!」
「初めての子供は男子がいい。娘だと、甘やかしてばかりになりそうだからな。
子育てになれてから、ミハルそっくりの娘を思う存分可愛がりたい」
「…そ、そう都合よく産み分けは…!」
「ミハルの故郷ではできるんだろう?娘の時は浅く…だったか」
だがもったいないな、と真面目な顔でいわれ、もうどうしたらいいかわからない。
ただひとつ分かることは、自分が与えた知識が、碌でもない結果をもたらしているという事実のみ。
言葉通り、子宮近くまでぐいぐい打ち付けてくるブツは、もうすでに2度ほど中で果てているが、まったく萎えるということを知らない。
―――騎士の持久力、おそるべし…!!!
くっ…!っと歯を食いしばるが、激しい突き上げに負け、自身も何度目かになる絶頂へと持ち上げられるのがわかった。
『女性が快感を強く得ている方が受精しやすく、さらに男子が生まれやすい』
―――そんなことを教えたバカは誰だっ!?私だぁぁぁぁぁ!!
「あぁぁあぁぁぁあんっ!!」
子供が欲しいが、なかなか授からないと悩む夫婦にさずけた妊活の方法。
それは排卵日の特定やら、基礎体温やらといった、本当に基礎的なものだったが、以外にも効果は覿面。
喜んだ夫婦が、他の同じような悩みを抱える夫婦にも教えをさずけて欲しいと訪ねてきた為、先日おこなったばかりだったのが、異世界初の「妊活セミナー」である。
そこでつい調子に乗って産み分け方法やら何やらまでペラペラと喋ってしまったわけだが…。
どうも、リュートはそれをきっちり記憶していたらしい。
ちなみになぜみはるがそんなものに詳しいのかといえば、それは喪女ならではの事情。
卵子凍結…まじめに考慮に入れてました。
結婚はできなくても子供だけは欲しい。
でも、年をとってからでは遅いらしい。
そう噂で聞いてから、色々と調べてみたのだ。
まぁ、産み分けまでは特に調べる必要はなかったのだが、そこはついでである。
人助けに役に立ったと喜んだのも束の間、まさかこんなオチがまっていたとは。
自縄自縛。これきわまり。
「…んっ…!あぁ!!」
「奥に…沢山注いであげよう…私たちの子供はきっと愛らしい」
「くっ…!!」
陶然とした口調で言われ、一瞬自分の脳裏にもリュートによく似た天使のような息子が思い浮かんでしまい、「それも悪くないな」などと考えてしまったのは…もはや末期だ。
処女喪失と同時に遠慮なくガンガン突っ込んでくれるリュートは鬼畜極まりないが、それでも彼を受け入れようとする自分の身体が、何よりその気持ちを表している。
ぐちゃぐちゃになったシーツを点々と赤く染める破瓜の血を見て、きっと翌日にいたたまれない気分になるのだろうが、できればすぐに洗いたい。
まさかとは思うが、記念に残したいなどと言われたら死ねる。
反り返った喉元に食いつくような口づけがいくつもおとされ、きっと跡が残るなとぼんやり思う。
まぁ、だがそれもいまさらだ。
全身にくまなくつけられた赤い鬱血は、既にマーキングとしか言いようがないレベルに進化し、今もその作業は続いている。
―――結婚式までに、これ、消えるの…?
ふとそんな疑問が頭をよぎり、ぶるっと震えた。
キスマークとは2,3日で消えるものだと思っていたが、果たしてこれはそんな可愛いものなのか。
「…あの…っリュート様…‥跡…だめです…」
「ん?」
「ドレス…見えちゃう……!!」
背中にも胸元にも、びっしり付けられたキスマークは、どう考えても不味すぎる。
リュートもようやくそこに思い当たったのだろう。
「…あぁ」と小さく頷くと、安心させるようにみはるのつむじに口付けを落とす。
「心配しなくていい。たとえ跡が残ったとしても、それを揶揄するものはいないさ。
―――だが、見せつけてやるのも癪に障る、か」
そう自己完結し、名残惜しそうにもうひとつだけ深く鬱血を刻むと、明らかに「そうじゃないだろ!」とでも言いたげなみはるの口を塞ぎ、最後のダメ押しとばかりに深く深くその奥へ己を付き入れた。
どくん、どくんと律動する熱い塊から、激しくほとばしるものが裡深くに放たれたのを感じながら、みはるもまた、最高まで上り詰めていく。
「…早く…孕むといいな…」
どくどくと流れ込む熱が、まるで全身を満たすようだ。
うっとりと腹を撫でるリュートの手の感触を心地よく感じながら―――みはるの意識は、ここで途絶えた。
「…あうっ!!」
「初めての子供は男子がいい。娘だと、甘やかしてばかりになりそうだからな。
子育てになれてから、ミハルそっくりの娘を思う存分可愛がりたい」
「…そ、そう都合よく産み分けは…!」
「ミハルの故郷ではできるんだろう?娘の時は浅く…だったか」
だがもったいないな、と真面目な顔でいわれ、もうどうしたらいいかわからない。
ただひとつ分かることは、自分が与えた知識が、碌でもない結果をもたらしているという事実のみ。
言葉通り、子宮近くまでぐいぐい打ち付けてくるブツは、もうすでに2度ほど中で果てているが、まったく萎えるということを知らない。
―――騎士の持久力、おそるべし…!!!
くっ…!っと歯を食いしばるが、激しい突き上げに負け、自身も何度目かになる絶頂へと持ち上げられるのがわかった。
『女性が快感を強く得ている方が受精しやすく、さらに男子が生まれやすい』
―――そんなことを教えたバカは誰だっ!?私だぁぁぁぁぁ!!
「あぁぁあぁぁぁあんっ!!」
子供が欲しいが、なかなか授からないと悩む夫婦にさずけた妊活の方法。
それは排卵日の特定やら、基礎体温やらといった、本当に基礎的なものだったが、以外にも効果は覿面。
喜んだ夫婦が、他の同じような悩みを抱える夫婦にも教えをさずけて欲しいと訪ねてきた為、先日おこなったばかりだったのが、異世界初の「妊活セミナー」である。
そこでつい調子に乗って産み分け方法やら何やらまでペラペラと喋ってしまったわけだが…。
どうも、リュートはそれをきっちり記憶していたらしい。
ちなみになぜみはるがそんなものに詳しいのかといえば、それは喪女ならではの事情。
卵子凍結…まじめに考慮に入れてました。
結婚はできなくても子供だけは欲しい。
でも、年をとってからでは遅いらしい。
そう噂で聞いてから、色々と調べてみたのだ。
まぁ、産み分けまでは特に調べる必要はなかったのだが、そこはついでである。
人助けに役に立ったと喜んだのも束の間、まさかこんなオチがまっていたとは。
自縄自縛。これきわまり。
「…んっ…!あぁ!!」
「奥に…沢山注いであげよう…私たちの子供はきっと愛らしい」
「くっ…!!」
陶然とした口調で言われ、一瞬自分の脳裏にもリュートによく似た天使のような息子が思い浮かんでしまい、「それも悪くないな」などと考えてしまったのは…もはや末期だ。
処女喪失と同時に遠慮なくガンガン突っ込んでくれるリュートは鬼畜極まりないが、それでも彼を受け入れようとする自分の身体が、何よりその気持ちを表している。
ぐちゃぐちゃになったシーツを点々と赤く染める破瓜の血を見て、きっと翌日にいたたまれない気分になるのだろうが、できればすぐに洗いたい。
まさかとは思うが、記念に残したいなどと言われたら死ねる。
反り返った喉元に食いつくような口づけがいくつもおとされ、きっと跡が残るなとぼんやり思う。
まぁ、だがそれもいまさらだ。
全身にくまなくつけられた赤い鬱血は、既にマーキングとしか言いようがないレベルに進化し、今もその作業は続いている。
―――結婚式までに、これ、消えるの…?
ふとそんな疑問が頭をよぎり、ぶるっと震えた。
キスマークとは2,3日で消えるものだと思っていたが、果たしてこれはそんな可愛いものなのか。
「…あの…っリュート様…‥跡…だめです…」
「ん?」
「ドレス…見えちゃう……!!」
背中にも胸元にも、びっしり付けられたキスマークは、どう考えても不味すぎる。
リュートもようやくそこに思い当たったのだろう。
「…あぁ」と小さく頷くと、安心させるようにみはるのつむじに口付けを落とす。
「心配しなくていい。たとえ跡が残ったとしても、それを揶揄するものはいないさ。
―――だが、見せつけてやるのも癪に障る、か」
そう自己完結し、名残惜しそうにもうひとつだけ深く鬱血を刻むと、明らかに「そうじゃないだろ!」とでも言いたげなみはるの口を塞ぎ、最後のダメ押しとばかりに深く深くその奥へ己を付き入れた。
どくん、どくんと律動する熱い塊から、激しくほとばしるものが裡深くに放たれたのを感じながら、みはるもまた、最高まで上り詰めていく。
「…早く…孕むといいな…」
どくどくと流れ込む熱が、まるで全身を満たすようだ。
うっとりと腹を撫でるリュートの手の感触を心地よく感じながら―――みはるの意識は、ここで途絶えた。
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