異世界TS転生後、元の世界に召喚されたら前世の○○が夫になりました。

隆駆

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ブラック企業に勤める社畜OLが異世界トリップして騎士の妻になるそうです

オタクにだって承認欲求くらいある

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翌朝。
あの後一体何があったのかしらないが、簀巻きから解放され、次にみはるのまえに現れたセインの顔には、大きな青あざがくっきりと残されていた。
「…で、息子同然に可愛がってる相手の元に妙な女が住み着いた挙句、結婚まで決まったとなって焦ってここまでやってきたと、そういうわけですか?」
「まぁ、要約するとそういうこと。おじさんちょっと頭が硬すぎたなぁ~」
ははは~と、下手にでながら、平然と笑うセインは、一日簀巻きにされたくらいではなんら反省などしていないらしい。
昨日の様子ではどうもそれだけが理由とは考え難いが、この様子では追求したところで満足な答えは出ない。みはるは慎重に様子を見るべきだと判断し、その疑問に関してはあえて口をつぐむ。
「でも普通ありえないと思うぜ?突然現れた身元不明の女と2年同棲した挙句結婚します、なんてな。
そりゃ、なんか裏があると思ってもしゃあねぇって。まさか本当にただの”異国から来た行き倒れ”だとは思わねぇよ」
あぁもう、焦って損した~と呑気なセインを、みはるがじろりと睨みつける。
だがセインに悪びれる様子はなく、「つか本当に嬢ちゃん、あんたどこの人間よ?」と軽い口調で問いかける。
「他の連中にも話を聞いたがなぁ。嬢ちゃん、あんた随分好かれてるわ。どこに行っても大抵は好意的な意見ばっかりでおじさん逆に怪しんじゃったよ。行き倒れの異国民が領主館に住み着いた挙句、王都の文官以上に有能な手腕であっという間に領民生活を立て直したっていうんだぜ?ありえないだろ」
「有り得て悪かったですね。ちなみに私の故郷では一宿一飯の恩は命に替えても返せという教訓がありまして」
嘘だ。嘘だが、そういう人も中にはいるので間違いではない。
「ちなみに国民性が真面目で勤勉、それ故過労死する人間が後を立たないという仕事中毒の国でもあります」
これは限りなく本当に近いだろう。なにせ社畜という言葉が当たり前に使われるくらいだ。
「だからどこの国の話だよ、それ?おじさん、そこだけがどうしても気になってしょうがないんだがね?」
「日本です」
「どこだって?」
「ジパングです」
「…さっきと変わってねぇか?」
「日本でありジャパンであり黄金の国ジパングと呼ばれたこともありました」
ほかに挙げるとすれば、日いずる国大和とでもいおうか。
「知らねぇな…」
「少なくともこの大陸には存在しない国ですから」
それどころか、実際にはこの世界のどこにも存在しない国だが。
「別の大陸の住人だってのか?だがどうやってここまで…」
「それが分かれば私だって苦労してません。自国で事故にあって、危うく致命傷かと覚悟して気を失って…。
気がついたらこの国に来ていたんですから」
異世界だ、といったところでなんの意味もないことはこの2年間でよくわかった。
なにしろこの世界には魔法も召喚も異世界トリップも存在しない。
文化レベルで言えば、絶対王政時代の欧米諸国と大差なく、認識的にも近いものがあるだろう。
異世界から人間がやってくる、など考えもしていないのだ。
現代日本の警察で「私異世界からやってきました!」なんて話したとして、不法入国を疑われて逮捕されるのがオチなのと同じである。
「言っておきますが、私だってできることなら元の世界…いえ、国に帰りたいんですよ。
心残りもありますし、仕事だって途中で放ってきてしまって…」
ここにいるのが不本意だ、というわけではないが、決して自分の意志でこちらに来たわけではない。
「帰りたい」そう口にした途端、ほんのわずかリュートの眉が悲しげに歪んだ視界の端に止めながらも、みはるの言葉は止まらなかった。
「大切なもの、みんな捨ててここに来てしまったんです、私は。
だったら、ここで新しく大切なものを作るしかない。そう考えて、なにがいけないんですか?
認められたいと願って、何が悪いんです」
そう。
一宿一飯の恩だなんだといったって、結局はそうだ。
なんの縁もないこの土地で、誰かに自分という存在を認めて欲しかった。
ここにいていいのだと、そう言って欲しかったから、頑張ったのだ。
その結果が、今ここにある全てだ。


――アァ、ヨウヤクカエッテコレタ―――


「…リュートと結婚すれば、この国の人間として正式に認められる。
その為にコイツに近づいたってことか?」
「―――その下心が全くなかったかと言われれば嘘になるでしょう」
リュートと結婚したくて近づいたつもりなどない。
それは間違いなく本当の事だ。
だが、彼からの求婚を受け入れたとき、「あぁ、私はここにいてもいいんだ」と思ってしまったのもまた事実である。
それを下心と呼ぶのなら、確かにそれをなかったとは言えない。
自嘲気味に答え、きっと傷ついた表情をしているだろうリュートの顔を見たくなくて、下を向く。
しかし。
「嬉しいな」
「?」
「ミハルを求めているのが、私だけじゃなかった事だ。
打算だろうがなんだろうが、君が私と家族になることを望んでくれていた、それだけで十分だ。
…第一、下心なら私のほうが悪質だろう。
全部承知で、君が私との結婚を決して断らないことを知りながら求婚したのだから。
囲い込んで逃げ道をなくして、今だって、君が帰りたいと口にしただけで、どうしようもなく苛立っているんだ」
―――君の居場所は私の元だけだ、と。
ゆっくり、ミハルの前に立つと、その顔を下から覗き込み、どこかうっとりしたような口調で話すリュート。
その姿に、もうこりゃ見てられん、とセインが天を仰いだ。
「あぁもう大失態だ。こりゃ、俺の完全な見誤りだわ。
嬢ちゃん、あんたはリュートを誑かすどころか、蜘蛛の糸にかかった哀れな蝶だよ。
たとえあんたが何もんだとしても、もう逃がす気なんてこれっぽっちもないみたいだし、むしろ逃げたら監禁でもされんじゃねぇの?国になんざ一生帰さねぇつもりだぞ。あんたに手を出して、殺されなかっただけ御の字ってこったな」
「監禁…」
それはちょっと…と思いながらも、そこまで執着されていることに若干の喜びを覚えてしまう。
承認欲求ってやつかな、きっと。
…決して、ヤンデレ萌えではないと信じたい。
「ま、これ以上この話を続けたところで意味がねぇか。嬢ちゃんがどこの誰だろうと、こいつにとっちゃ何の関係もねぇってんだから、親代わりの俺がそれをどうこう言ったってしゃぁねぇしよ。
…ここで大事なのは、リュートの嫁っつーことは、これから嬢ちゃんは、俺にとっちゃ義理の娘みてぇなもんになるってこった」
うんうん、一人納得したような様子でうなづくセイン。
「よし!可愛い娘を連れて、パパは買い物でも行くとするか!昨日の侘びと結婚祝いを兼ねて、なんでも買ってやるぜ」
「だが断る」
先程までの事を全部なかった事にしたかのような笑顔で誘いを掛けるが、みはるの答えは即答だ。
「何故!?もう何もしねぇって!」
「疑ってるわけじゃないですけど信じられるほどセインさんと親しいわけでもないので」
ちなみに私の故郷では「人を見たらスリと思え」という格言があります、と告げると、「あ~」とうめいた後セインは頭をグシャグシャにかきむしり、ばたりとテーブルに倒れこむ。
「要は、しょっぱなで嬢ちゃんからの信頼を完全に無くしたってことか」
「完全にミハルが正しい」
いいこいいこ、と言わんばかりの笑顔で、甘い誘いに乗らなかったみはるの頭の上にリュートの掌が乗る。
「ま、どうせ長い付き合いになるんだ、これから徐々に信頼関係を築いていけばいいってことだな」
「いえ、特に築かせる予定はありませんが」
「あ~聞こえねぇ。義理の娘との親交を深めてぇの俺は!」
べ~、と舌を出すセインは、とても50歳近い年齢とは思えない。
「そういえば、セインさんって独身なんですか、その歳で」
って所に俺に対する嬢ちゃんからの愛情の無さが伺えんな…。パパ悲しい」
「「誰がパパだ」」
図々しいにも程があると、迷わず二人揃って突っ込む。
それを綺麗に流して、「俺は独身よ」とセインが告げた。
「いろいろあって婚期って奴も逃しちまったし、今更こんなオヤジの所に嫁に来てくれる娘さんもいねぇしよ」
「というか何若い娘を嫁にもらう気でいるんですか」
そういう高望みをするから独り身なんですね、と告げるみはるに、リュートも思わず吹き出す。
「やっぱ嬢ちゃん、完全に俺のこと嫌ってんな!?」
「前科のある人間に対してあたりがきつくなるのは当然です」
「勘弁してくれよぉ」
はぁぁ。
「失った信頼を取り戻すのは一朝一夕では済まないものですよ」
「それを自分で言うかね。まぁ、今回に限っちゃ、悪いのは完全に俺だけどな」
お手上げだ、と文字通り両手をあげる。

ところで、とリュートが切り出す。
「セイン殿は、式までこちらで過ごす予定なのか?」
「おいおい、呼び方まで他人行儀だぜ。セインおじさんって呼んでた頃が懐かしいよなぁ。
…まぁ、日も近いし、当日までここに泊めてもらってしばらく観光でもしようかと思ってたんだが…」
「泊めませんよ。信頼を先に裏切ったのはセイン殿だ」
「…言うと思ったわ」
はぁ、と深い溜息が出る。
「んじゃ近くの宿屋でもしばらく厄介になるわ。それでいいだろ?」
これ以上しつこくすれば式の招待状すら取り上げられそうだ、と完全に白旗を上げた。
「だがよ、折角こっちに来たんだ。一度飯くらい三人一緒に食わせてくれよ。何も夕食に招待しろとまではいわねぇからさ」
「…最初にこちらの誘いを断ったのはセイン殿でしょうに」
酒を飲むからと理由をつけて、実際には街で情報収集をしていたのだろう。
ここに来るまでにもある程度の調べを付けていたのかもしれないが、やはり気分のいいものではない。
そんなみはるの心境を慮ってか、非難するようなリュートの視線に、「だから悪かったって」と繰り返す。
そうして立ち上がり、「落ち着いたらまた連絡するから、近いうちに頼むな」と告げ、二人に背中を向ける。
「…本当にいいんですか、リュート様。折角遠くからいらっしゃったなら、泊まってもらったほうがよかったんじゃないですか」
その場合、自分は宿屋に泊まることにするが。
「私の可愛い花嫁さんが遠慮する必要なんてない。大丈夫、あの人はどこでだって生きていける人だ。」
「確かにサバイバル慣れしてそうな雰囲気ではありましたけど」
短剣さばきも随分手馴れていた。
それが騎士のものかと言われれば、どちらかというと暗殺者向きのような気はするが。
「というかその恥ずかしい呼び方…」
「うん?」
「…恥ずかしいのでやめてください」
本気で赤くなったみはるをリュートが微笑ましげにみつめる。
「しかし王宮勤めの騎士って話でしたけど、騎士ってそんなにお休みをもらえるものなんですか?それともただ単にあの人がサボリ魔とか」
「…それは私も気になっていたんだ。
式に来るにしても、てっきり当日になるかと思っていたんだが…」
急いで来なければいけない、何かがあったのか。
―――昨日、あの人が口走っていた事になにか関係が…?
あの時。
下手をすれば、みはるは本当に彼に殺されていたはずだ。
身内同然の相手が女に騙されているかもしれないと疑ったとして、果たしてそこまでする必要があるのだろうか。
なにか、嫌な予感がしてならない。
リュートは、そのことについて何か知っているのだろうか。
彼にとって、良くないことでなければいいが…。

「今更かもしれませんけど…」
「ん?」

「私、本当にリュート様…いえ、リュートの奥さんになんてなって、いいんでしょうか」

漠然とした不安と、真綿で首を締められるような息苦しさ。

「君が嫌だといっても、もうその言葉は聞けない。さっきもそう言っただろう?」
「…監禁やむなし、ですか」
「君が私の元を離れていくというのなら」
「…結婚、なんてしなくても愛人って手もありますよ」
耳年増すぎて、そんなことばかり覚える自分が自分で嫌になる。
「独身で、互いに思いあう男女が夫婦にならない理由がどこにある?教えてくれ」
「…それは…」

はっきりとしたことは言えない。
だが、昨日のセインの様子が気にかかる。

「愛人だなんて寂しいことを言わないでくれ。私の妻になるのは嫌か?」
「そうじゃありません!…ただ・・・」

―――ホントウニ、コレデイイノカ?



「本当に、これでいいんでしょうか…」

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