6 / 28
ブラック企業に勤める社畜OLが異世界トリップして騎士の妻になるそうです
壁ドンは正義ですがそれは二次元に限る
しおりを挟む
―――突然ですが、只今私命の危機に陥っております。
「な、なんの話ですか…?私にはさっぱり…」
既に明かりが消え、薄暗いベットの上。
仰向けになって休んでいたみはるに対し、突如覆いかぶさるようにしてその全身を拘束した男は、口元に笑さえ浮かべたまま、みはるの喉元に短剣を突きつける。
「残念だがな、嬢ちゃん。疑わしい人間ってやつは大抵、今の嬢ちゃんみたいな知らぬ存ぜぬを通そうとするもんなんだ。…もう一度聞く。嬢ちゃんはどこの人間だ?リュートに近づき、その懐に入って何をしようとしてる」
すっと、首筋に刃をひかれ、薄皮一枚切れるかきれないかのギリギリで刃が止まる。
「ですから誤解ですって!どこの人間って…え~と、それは…」
―――異世界人です、なんて言ったらそれこそふざけていると思われて殺されるんではないかろうか。
ヒクつく喉で、なんとか答えを考えようとするが、なんと答えても嘘くさく思われるのがオチだ。
この男が納得するような答えなど、初めから持ち合わせてはいないのだから仕方ない。
というか、自分は一体何に間違われているのだろう。
眠っている所に音もなく忍び込んできたかと思えば、急にコレだ。
リュートの元へ送り込まれた他国のスパイ?暗殺者?
でも、なぜリュートの元にそんな相手が送り込まれなければならないのだろう。
かろうじて騎士と下級貴族の称号を受けてはいるが、それは父親の功績によるもので、リュート自身の手柄ではない。
恐らく貴族籍も一代限りのもので、リュートさえ亡くなってしまえばあっという間に領主館を追い出され、その子供はただの平民に戻されることだろう。
このままみはるがリュートと結婚したとして、その息子が領主を継げる保証もない。
それは、この結婚を受け入れる前に、リュートから直に説明を受けていた。
突然現れた得体の知れない自分と、貴族のリュートの結婚。
結婚後、周囲から罵声を浴びせられる鉄板シチュエーションじゃないかと気づき、やっぱりそんなのは無理です、と言い出したみはる対してリュートが苦笑しながら話してくれたことだ。
自分はどうせ一代限りの貴族で、自分達が結婚したとしても、息子は恐らくこの領地を継ぐことは出来ない事。
それどころか、都合が悪くなれば、いつこの領地を取り上げられて平民に戻されてもおかしくはない。
自分の貴族籍はあくまで父親の功績によるもので、自分は今でもただの平民だと思っている。
そして領地自体もほとんど王都からはほとんど顧みられないような辺境で、領主の妻となる人間が、平民だろうと移民だろうと誰も気にするものはない。第一、彼らの息子がこの領地を受け継ぐわけではないのだから、血統など無意味な話だ。みはるがどこの人間であっても、領民が既にみはるの事を受け入れているのだから、みはるはもうこの土地の人間であり、何も心配はいらないと、そう言われたのはつい先日のことだ。
まぁ、実際にはそれからわずか数日後にこの事態に遭遇しているわけだが。
しかし、リュートの話を聞く限り、いくら身元不明の怪しい女とはいえ、正直ここまで危険視されるような理由が特に思い当たらない。
それとも、領主の金目当てとでも思われたのだろうか?だが、それにしては男の言葉は変だ。
なにか、リュート自身に狙われるだけの理由があるとしか思えない。
緊迫した空気の中、半ば現実逃避的につらつらと考えていたが、ちらりと上目遣いに仰ぎ見た男の瞳に宿る殺気は限りなく本気で、荒事になれない日本人の生存本能が激しく警報を鳴らし、下手な真似をしたら本気で殺されるな、と自覚する。
ぎしり、とベットが軋む音がし、さらに一歩、男とみはるの距離が縮まった。
「…男を誑し込める程の色気もないように見えるんだが…。リュートの奴、一体どこを気に入ったんだろうな?」
まったくもって余計なお世話、と反論したいが、正論過ぎて涙も出ない。
「それとも顔に反した手練手管でも持ち合わせてんのか?それなら俺のこともその手で篭絡してみたらどうだ」
首元にあった短剣がゆっくりと喉元をすぎ、寝巻きの襟元をついとひっかける。
「脱げよ」
一番上のボタンの糸が、ぷつりと音を立てて切れた。
男の腕が、みはるの頭のすぐ横のシーツを沈ませ、至近距離で見つめ合う形になったかと思うと。
「俺を満足させれば、見逃してやるかもしれないぜ」
耳元で囁かれた睦言を思わせる甘いセリフに、いろんな意味で、みはるは震え上がった。
「みぎゃぁぁぁぁあぁ!!!!!」
「勘弁してください本当に勘弁してくださいっつ!顔面偏差値三流大学並の平凡女が偏差値東大レベルのリュート様と結婚しようなんて百年早かったですっ!土下座でもなんでもして結婚も取りやめますから助けてっ!18禁のエロゲ展開は処女にはレベルが高すぎてついていけませんっ。いや、ある意味壁ドン(?)なんて美味しいものを実際に目の前で体験させてもらってごちそうさまです!でもそんなセリフ言われるのが自分とか本当にありえないしっつ!」
つか、これは乙女の命の危機!!
これから結婚しようという相手単語とすら未だ白い関係だというのに、なんで自分がこんな目に。
緊張と興奮で決壊した涙腺からはドバドバと一気に涙が流れ、垂れ下がった鼻水をぶるんぶるん揺らしながら、みはるは持ちうる限りの力で暴れ始める。
―――自分の貞操は自分で守らねばっ!!
「お、おい嬢ちゃん!何わけのわからんことを…」
そんなみはるに対し、なぜか突然慌て始めた男は、とりあえず叫ぶのをやめさせようと思ったのか、みはるの口元を手のひらで塞ごうとするが、涙と鼻水でぐしゃぐしゃになったその顔面を前に一瞬「うぉ」と動きがとまった。
「おいおい、なんつー顔を…。それでも年頃の女か?いくらなんでもこんな…」
―――こんなスパイ(及び暗殺者)いるか…?
いや、いねぇ。
「やべ。俺の勘違いか…!?」
その瞬間、男の顔色が明らかに変わるが、そんなもの、未だえぐえぐと泣き続けているみはるが気づくはずもない。
ようやく、叫べば助けを呼べる事を思い出し、みはるは一度思い切りずずずっと鼻をすすると、声を上げて叫んだ。
「神様仏様リュート様!!助けてください犯されるぅぅぅぅ!!!!!!!!」
ぴぎゃー!!!!!
「誰が嬢ちゃんみてぇな餓鬼んちょに手をだすかよ!ちょっとした冗談…つか俺が悪かったから叫ぶのはやめ…!」
やはり口を塞ぐかと、みはるにむかい、男が再び手を伸ばした、その時だ。
バタンっ!!!
「ミハルッ!!!!」
「リュート様っ!」
「…あちゃ~。来ちまったかぁ…」
初めから部屋のすぐそばまでは来ていたのだろう。
着の身着のまま、といった様子で飛び込んできたリュートの姿に、男は額に手を当て、深い溜息を吐く。
「りゅ、リュート様っ!変質者が、乙女の敵がっ!エロゲよりの使者が私の貞操を!!」
「狙ってねぇ!!!」
「な、なんの話ですか…?私にはさっぱり…」
既に明かりが消え、薄暗いベットの上。
仰向けになって休んでいたみはるに対し、突如覆いかぶさるようにしてその全身を拘束した男は、口元に笑さえ浮かべたまま、みはるの喉元に短剣を突きつける。
「残念だがな、嬢ちゃん。疑わしい人間ってやつは大抵、今の嬢ちゃんみたいな知らぬ存ぜぬを通そうとするもんなんだ。…もう一度聞く。嬢ちゃんはどこの人間だ?リュートに近づき、その懐に入って何をしようとしてる」
すっと、首筋に刃をひかれ、薄皮一枚切れるかきれないかのギリギリで刃が止まる。
「ですから誤解ですって!どこの人間って…え~と、それは…」
―――異世界人です、なんて言ったらそれこそふざけていると思われて殺されるんではないかろうか。
ヒクつく喉で、なんとか答えを考えようとするが、なんと答えても嘘くさく思われるのがオチだ。
この男が納得するような答えなど、初めから持ち合わせてはいないのだから仕方ない。
というか、自分は一体何に間違われているのだろう。
眠っている所に音もなく忍び込んできたかと思えば、急にコレだ。
リュートの元へ送り込まれた他国のスパイ?暗殺者?
でも、なぜリュートの元にそんな相手が送り込まれなければならないのだろう。
かろうじて騎士と下級貴族の称号を受けてはいるが、それは父親の功績によるもので、リュート自身の手柄ではない。
恐らく貴族籍も一代限りのもので、リュートさえ亡くなってしまえばあっという間に領主館を追い出され、その子供はただの平民に戻されることだろう。
このままみはるがリュートと結婚したとして、その息子が領主を継げる保証もない。
それは、この結婚を受け入れる前に、リュートから直に説明を受けていた。
突然現れた得体の知れない自分と、貴族のリュートの結婚。
結婚後、周囲から罵声を浴びせられる鉄板シチュエーションじゃないかと気づき、やっぱりそんなのは無理です、と言い出したみはる対してリュートが苦笑しながら話してくれたことだ。
自分はどうせ一代限りの貴族で、自分達が結婚したとしても、息子は恐らくこの領地を継ぐことは出来ない事。
それどころか、都合が悪くなれば、いつこの領地を取り上げられて平民に戻されてもおかしくはない。
自分の貴族籍はあくまで父親の功績によるもので、自分は今でもただの平民だと思っている。
そして領地自体もほとんど王都からはほとんど顧みられないような辺境で、領主の妻となる人間が、平民だろうと移民だろうと誰も気にするものはない。第一、彼らの息子がこの領地を受け継ぐわけではないのだから、血統など無意味な話だ。みはるがどこの人間であっても、領民が既にみはるの事を受け入れているのだから、みはるはもうこの土地の人間であり、何も心配はいらないと、そう言われたのはつい先日のことだ。
まぁ、実際にはそれからわずか数日後にこの事態に遭遇しているわけだが。
しかし、リュートの話を聞く限り、いくら身元不明の怪しい女とはいえ、正直ここまで危険視されるような理由が特に思い当たらない。
それとも、領主の金目当てとでも思われたのだろうか?だが、それにしては男の言葉は変だ。
なにか、リュート自身に狙われるだけの理由があるとしか思えない。
緊迫した空気の中、半ば現実逃避的につらつらと考えていたが、ちらりと上目遣いに仰ぎ見た男の瞳に宿る殺気は限りなく本気で、荒事になれない日本人の生存本能が激しく警報を鳴らし、下手な真似をしたら本気で殺されるな、と自覚する。
ぎしり、とベットが軋む音がし、さらに一歩、男とみはるの距離が縮まった。
「…男を誑し込める程の色気もないように見えるんだが…。リュートの奴、一体どこを気に入ったんだろうな?」
まったくもって余計なお世話、と反論したいが、正論過ぎて涙も出ない。
「それとも顔に反した手練手管でも持ち合わせてんのか?それなら俺のこともその手で篭絡してみたらどうだ」
首元にあった短剣がゆっくりと喉元をすぎ、寝巻きの襟元をついとひっかける。
「脱げよ」
一番上のボタンの糸が、ぷつりと音を立てて切れた。
男の腕が、みはるの頭のすぐ横のシーツを沈ませ、至近距離で見つめ合う形になったかと思うと。
「俺を満足させれば、見逃してやるかもしれないぜ」
耳元で囁かれた睦言を思わせる甘いセリフに、いろんな意味で、みはるは震え上がった。
「みぎゃぁぁぁぁあぁ!!!!!」
「勘弁してください本当に勘弁してくださいっつ!顔面偏差値三流大学並の平凡女が偏差値東大レベルのリュート様と結婚しようなんて百年早かったですっ!土下座でもなんでもして結婚も取りやめますから助けてっ!18禁のエロゲ展開は処女にはレベルが高すぎてついていけませんっ。いや、ある意味壁ドン(?)なんて美味しいものを実際に目の前で体験させてもらってごちそうさまです!でもそんなセリフ言われるのが自分とか本当にありえないしっつ!」
つか、これは乙女の命の危機!!
これから結婚しようという相手単語とすら未だ白い関係だというのに、なんで自分がこんな目に。
緊張と興奮で決壊した涙腺からはドバドバと一気に涙が流れ、垂れ下がった鼻水をぶるんぶるん揺らしながら、みはるは持ちうる限りの力で暴れ始める。
―――自分の貞操は自分で守らねばっ!!
「お、おい嬢ちゃん!何わけのわからんことを…」
そんなみはるに対し、なぜか突然慌て始めた男は、とりあえず叫ぶのをやめさせようと思ったのか、みはるの口元を手のひらで塞ごうとするが、涙と鼻水でぐしゃぐしゃになったその顔面を前に一瞬「うぉ」と動きがとまった。
「おいおい、なんつー顔を…。それでも年頃の女か?いくらなんでもこんな…」
―――こんなスパイ(及び暗殺者)いるか…?
いや、いねぇ。
「やべ。俺の勘違いか…!?」
その瞬間、男の顔色が明らかに変わるが、そんなもの、未だえぐえぐと泣き続けているみはるが気づくはずもない。
ようやく、叫べば助けを呼べる事を思い出し、みはるは一度思い切りずずずっと鼻をすすると、声を上げて叫んだ。
「神様仏様リュート様!!助けてください犯されるぅぅぅぅ!!!!!!!!」
ぴぎゃー!!!!!
「誰が嬢ちゃんみてぇな餓鬼んちょに手をだすかよ!ちょっとした冗談…つか俺が悪かったから叫ぶのはやめ…!」
やはり口を塞ぐかと、みはるにむかい、男が再び手を伸ばした、その時だ。
バタンっ!!!
「ミハルッ!!!!」
「リュート様っ!」
「…あちゃ~。来ちまったかぁ…」
初めから部屋のすぐそばまでは来ていたのだろう。
着の身着のまま、といった様子で飛び込んできたリュートの姿に、男は額に手を当て、深い溜息を吐く。
「りゅ、リュート様っ!変質者が、乙女の敵がっ!エロゲよりの使者が私の貞操を!!」
「狙ってねぇ!!!」
0
お気に入りに追加
203
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

転生したら、6人の最強旦那様に溺愛されてます!?~6人の愛が重すぎて困ってます!~
月
恋愛
ある日、女子高生だった白川凛(しらかわりん)
は学校の帰り道、バイトに遅刻しそうになったのでスピードを上げすぎ、そのまま階段から落ちて死亡した。
しかし、目が覚めるとそこは異世界だった!?
(もしかして、私、転生してる!!?)
そして、なんと凛が転生した世界は女性が少なく、一妻多夫制だった!!!
そんな世界に転生した凛と、将来の旦那様は一体誰!?

テンプレな異世界を楽しんでね♪~元おっさんの異世界生活~【加筆修正版】
永倉伊織
ファンタジー
神の力によって異世界に転生した長倉真八(39歳)、転生した世界は彼のよく知る「異世界小説」のような世界だった。
転生した彼の身体は20歳の若者になったが、精神は何故か39歳のおっさんのままだった。
こうして元おっさんとして第2の人生を歩む事になった彼は異世界小説でよくある展開、いわゆるテンプレな出来事に巻き込まれながらも、出逢いや別れ、時には仲間とゆる~い冒険の旅に出たり
授かった能力を使いつつも普通に生きていこうとする、おっさんの物語である。
◇ ◇ ◇
本作は主人公が異世界で「生活」していく事がメインのお話しなので、派手な出来事は起こりません。
序盤は1話あたりの文字数が少なめですが
全体的には1話2000文字前後でサクッと読める内容を目指してます。

執着系逆ハー乙女ゲームに転生したみたいだけど強ヒロインなら問題ない、よね?
陽海
恋愛
乙女ゲームのヒロインに転生したと気が付いたローズ・アメリア。
この乙女ゲームは攻略対象たちの執着がすごい逆ハーレムものの乙女ゲームだったはず。だけど肝心の執着の度合いが分からない。
執着逆ハーから身を守るために剣術や魔法を学ぶことにしたローズだったが、乙女ゲーム開始前からどんどん攻略対象たちに会ってしまう。最初こそ普通だけど少しずつ執着の兆しが見え始め......
剣術や魔法も最強、筋トレもする、そんな強ヒロインなら逆ハーにはならないと思っているローズは自分の行動がシナリオを変えてますます執着の度合いを釣り上げていることに気がつかない。
本編完結。マルチエンディング、おまけ話更新中です。
小説家になろう様でも掲載中です。

元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。

キャンプに行ったら異世界転移しましたが、最速で保護されました。
新条 カイ
恋愛
週末の休みを利用してキャンプ場に来た。一歩振り返ったら、周りの環境がガラッと変わって山の中に。車もキャンプ場の施設もないってなに!?クマ出現するし!?と、どうなることかと思いきや、最速でイケメンに保護されました、
男子高校生だった俺は異世界で幼児になり 訳あり筋肉ムキムキ集団に保護されました。
カヨワイさつき
ファンタジー
高校3年生の神野千明(かみの ちあき)。
今年のメインイベントは受験、
あとはたのしみにしている北海道への修学旅行。
だがそんな彼は飛行機が苦手だった。
電車バスはもちろん、ひどい乗り物酔いをするのだった。今回も飛行機で乗り物酔いをおこしトイレにこもっていたら、いつのまにか気を失った?そして、ちがう場所にいた?!
あれ?身の危険?!でも、夢の中だよな?
急死に一生?と思ったら、筋肉ムキムキのワイルドなイケメンに拾われたチアキ。
さらに、何かがおかしいと思ったら3歳児になっていた?!
変なレアスキルや神具、
八百万(やおよろず)の神の加護。
レアチート盛りだくさん?!
半ばあたりシリアス
後半ざまぁ。
訳あり幼児と訳あり集団たちとの物語。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
北海道、アイヌ語、かっこ良さげな名前
お腹がすいた時に食べたい食べ物など
思いついた名前とかをもじり、
なんとか、名前決めてます。
***
お名前使用してもいいよ💕っていう
心優しい方、教えて下さい🥺
悪役には使わないようにします、たぶん。
ちょっとオネェだったり、
アレ…だったりする程度です😁
すでに、使用オッケーしてくださった心優しい
皆様ありがとうございます😘
読んでくださる方や応援してくださる全てに
めっちゃ感謝を込めて💕
ありがとうございます💞

軽い気持ちで超絶美少年(ヤンデレ)に告白したら
夕立悠理
恋愛
容姿平凡、頭脳平凡、なリノアにはひとつだけ、普通とちがうところがある。
それは極度の面食いということ。
そんなリノアは冷徹と名高い公爵子息(イケメン)に嫁ぐことに。
「初夜放置? ぜーんぜん、問題ないわ!
だって旦那さまってば顔がいいもの!!!」
朝食をたまに一緒にとるだけで、満足だ。寝室別でも、他の女の香水の香りがしてもぜーんぜん平気。……なーんて、思っていたら、旦那さまの様子がおかしい?
「他の誰でもない君が! 僕がいいっていったんだ。……そうでしょ?」
あれ、旦那さまってば、どうして手錠をお持ちなのでしょうか?
それをわたしにつける??
じょ、冗談ですよね──!?!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる