BL短編

水無月

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その他

汗だくエッチ ②

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 笑みは可愛いが何を言われたのか理解できなかった。
 頭を真っ白にしているとズボンを脱がされる。流石に焦った。

「どどどういうことだ? え? 俺アイスとセックスすんの⁉」
「んなわけないじゃん。ちょっとアイスをねじ込むだけだよ」
「いやあああのさあ? 俺たしかに夏場はアイス食う機械みたいになってるけど。尻から食ったことはねぇよ?」
「……あったら、告白取り下げてたよ」

 何言ってんの? みたいに肩を竦めてくる。なんで俺がおかしなこと言ってるみたいになってんだよ。
 こいつ。だからさっき俺を縛ろうとしたのか。
 これは許容範囲外だ。がばっと上体を起こす。

「おい――」
「なに? 男が二言とかないよね?」
「……」

 ガラッと変わって冷たい目で俺を見てくる。髪が張り付いてうざいのか、髪を払う仕草にどきりとしてしまう。

「……いや」

 見惚れてしまった俺はベッドに戻った。東雲は嬉しそうにアイスの先端をぺろりと舐める。

「良かったよ。これもクーラーを入れてくれない透夜くんが悪いんだからね?」

 タンクトップを捲り上げると、うっとりと目を細める。

「引き締まってるね」
「まーな。汗かきすぎて脂肪がつかねぇ」

 首筋、胸、お腹にキスしていく東雲。まったくの無反応が面白くないのか頬を膨らます。

「どこか弱いとことか、ないの?」
「……んー? いや、気持ち良かったぜ? もっとしろよ」
「あんあん鳴いてほしいんだけど」
「だからキショイ! そんな俺」

 耳や額にもキスを落とされ、最後は唇。
 目を閉じ、今度は素直に受け入れる。
 が。

(ん~……。東雲には悪いけど、相手が男だと思うと気持ち良くねぇな……)

 元カノにはキスしまくってよく「呼吸できない」と叱られたものだ。真っ赤になった怒った顔も可愛かった。
 腕を東雲の首に絡めると東雲を抱き寄せ、もっと深く吸いつく。

「ん、ぐ……」

 東雲の方が驚いたようで目を見開いている。透夜は無視して舌をねじ込んだ。

「ん……んん……」
(んー? 燃えてこないな。東雲は可愛いけど、やっぱ俺と同じものが股間にぶら下がってると思うと。なんだかなー)

 だがここで止める気にはならず東雲の口内を貪っていると、ぽたっと溶けたアイスが顔に落ちる。そこで我に返った。

「あ。わりぃ」
「んゆ~」

 目を回した東雲がぽてっと俺の胸に落ちる。童貞相手にいきなりディープキスはまずかったかな?
 彼の手からアイスを抜き取り、溶けてきた部分を舐める。

「キスひとつでそんな風にへばっちゃって。俺が挿れる方がいいんじゃね?」
「……んん。きもちよかった……」

 とろけた目で可愛いことを言われ、股間にぐっとキてしまった。我ながら単純である。
 さらっと東雲の髪を撫でる。

「ん。もっかい、しよ……?」

 もふもふの子アザラシのように這って近づくと、ちゅっちゅっと触れるようなキスを繰り返してくる。

 ――やべぇ。ムラムラしてきた。

 がばっと抱きしめ、身体を反転させる。俺の上に乗っていた東雲は、シーツの上に横たわることとなる。

「透夜くん……?」
「お前、そんなんでよく挿れる側やろうと思ったな。お前の方が似合うんじゃね? あんあん鳴かされるの」
「そん、あぐっ」

 反論しようとする口にアイスの残りを押し込み、ペットボトルに手を伸ばす。蓋を開けると一気飲みした。

「んぐ……あっ」

 口からアイスの棒を引っこ抜いてやると、口内にアイスだけが残る。棒をゴミ箱に投げると、おもむろに口づけをした。

「ん、ちょ……ぁん」

 舌でかき混ぜ、ラムネ味を堪能する。東雲は肩を掴んでくるが、押し返そうとはしない。

「ちょっと! 僕が抱かれる側みたいになってる!」
「それでよくね?」
「良くない」

 むっとなる東雲にペットボトルを渡す。

「水分取って」
「……うん」

 起き上がりがぶ飲みしていると、透夜がアイスの袋をばりっと開ける。

「お前にしてやろうか? ナカにアイス突っ込むの」

 ぶふっと吹き出しかけていた。

「げほげほ……っ。それは僕がやるの」

 キッと睨まれても怖くない。口がわんこみたいだし。
 東雲の顎を掴むと口づけする。

「ぅん~。っぁ……透、ん、ん」
(可愛い声出しちゃって)

 甘ったるいラムネは洗い流されていた。顔を離すと「もう終わり?」と言いたげな悲しい眼差しが見つめてくる。うぐ。そんな目で見るな。
 彼を抱きしめ、満足するまで口づけてやる。東雲ははっきり言ってキスが上手ではないが、必死に舌を絡めようとしてくるところが愛らしい。こういう健気なことされると男は弱い……こいつも男だった。

「ふわ……。さいこう、に、きもちいい……」
「はは。嬉しいこと言ってくれるじゃん?」

 ぎゅうと抱きしめ頬ずりする。

「東雲。俺の名前覚えてるか?」
「へ? と、透夜くんでしょ?」

 目をぱちくりさせる東雲ににっと口角を上げる。

「俺の部屋でセックスする際は、意識がもうろうとしてないか確かめる必要があるからな」
「……扇風機くらい、回さない?」

 冗談でもなんでもなく、シーツにシミが出来ている。このままヤると水溜りが出来そう。汗の。

「素早く終わらせないと命に関わるからな」
「何笑ってんの? セックスくらいゆっくりしたいよ……」

 頭痛そうに額を押さえる東雲をケラケラ笑いながら、ベッドで横になる。

「はい。どうぞ」
「……抱かれる側でいいの?」
「うん。お前が可愛いからムラムラしてきた」

 そう言うともじもじするのが可愛い。

「じゃ、アイス挿れるからM字開脚して」

 急に可愛くなくなった。

「尻、突き出す体勢じゃなくていいのか?」
「透夜くんの顔が見えないから、いい」

 膝を立ててやるとアイスを持った東雲が覗き込んでくる。

「おお~。これが透夜くんの……。舐めたい」
「おまっ……。付き合ったばっかのやつの股間に躊躇なさすぎだろ。俺でも一回目のセックスで舐めろとは言わんぞ?」
「好きなんだもん」

 アイスに唾液を纏わせると、穴にアイスの先端をちょんとくっつけてくる。

「つめて」
「冷やしてあげるね」

 溶けてきたアイスの先で円を描き、ぐっと押し込んでくる。

「……っ、なんか……っう」

 若干不快そうな透夜がシーツを握りしめる。彼の体格なら東雲を押し放すことなど簡単だろうに。『抱かれる側』に徹してくれている。

(嬉しい……)
「ちょ……あっ。つめて、え」
「わあ。あのかっこいい透夜くんが、お尻からアイス食べてる。ふふっ」
「告白……取り下げるって言ってなかった?」
「忘れた」

 蹴飛ばしてやろうかと思ったが、ぐいぐいとアイスを差し込まれて、足を閉じそうになる。

「脚閉じないでよ」
「……っ、は、ううぅ……」

 身体が芯から冷えていくようだ。ナカを直接冷やされているので当然かもしれないが。
 暑さ耐性が高い分、冷たいのはちょっと苦手だ。冬も暖房はつけないがめちゃくちゃ着込んでいる。

「うぅっ、っ……は、あ……」

 苦しそうな表情を見て、東雲は頬を染めて顔を近づけてくる。

「辛そうな顔も、すてきだね」
(あれ? こいつやばい奴か?)

 じゅぼじゅぼとアイスを抜き差しされる。だが快感よりも冷たさが勝ってしまいどうも気持ち良くならない。

「っは……あぁ、つ、めてぇ」
「零れてきちゃうね」

 溶けたアイス液が穴から溢れ出る。かあっと顔を朱に染めた透夜だが、東雲は容赦なかった。アイスの棒を引き抜き不気味な笑みのままズボンを下ろすと、解すこともせず身体を繋げて来たのである。

「! っがあ」

 のけ反る透夜を気にかけることもなく両足を持ち上げ、ずんずんと腰を揺らす。

「おい! ……しのっああ! あ、ぐ、ぅ……」
「ああ~。冷たくて気持ちいいよ。透夜くんのナカ。もう我慢できなかったんだ。いっぱい出させてね?」
「……おまっ、……あ、ぁあ」

 女性と繋がるのとでは全く違う。初めてのことばかりの透夜は脳内がぐちゃぐちゃになった。

「透夜くん。どう? 男とヤるのは」
「あっぁ……。う、動くなって」
「もっと動いてほしいって? 可愛いなぁ」
「違っあ、ああ! やめ、ぁはあ、うあ!」

 ぽたぽたっと雨漏りのように汗が降ってくる。互いの汗が混じり合い、においが濃くなる。

「透夜くん。大好きだよ」

 俺を見下ろして笑う東雲の表情。

(欲情してる……。俺のこんな姿を見て……)

 繋げたままキスしてくる。ナカのアイスが溶けると、冷たさを押しのけ快感がにじみ出る。そうするとキスも気持ちいいわけで……。
 シーツから指を離し、東雲を抱きしめる。

「ん……んぁ……。水分、っはあ、大丈夫か?」
「うん……。平気。透夜くんが感じてくれているのが、嬉しい」

 角度を変えて何度もキスをする。汗が伝い、しょっぱいキスの味。

「お前って、誰かと、ンッ……ヤったこと、あんの?」
「童貞だけど?」
「ゲイ、なわけ?」
「余裕そうだね、透夜くん。それならもうちょっと動こうかな?」
「――おい馬鹿っ」

 さらに腰を押しつけてくる。肌が触れ合う部分が汗でぬめり、気持ち良く感じる。
 ある一点を擦られた途端、ガクンと身体が震えた。

「ぅああっ」
「いい声」
(な、んだ? 目の前が真っ白になった)

 前立腺とかいうやつだろうか。女性のナカはやわらかくてたまらなく気持ちいいが、挿れられてもこんなに昂ってくるとは。

「あ、ああ! しの、あ、ぐう……! なんぁ、だめ」
「駄目って?」
「なんか、き、気持ち良いっ」
「いいことじゃん」

 ぐちゅぐちゅと抜き差しされる。アイスとは比べ物にならない太さと硬さに、ナカを擦られるたびに震えるほどの快感が襲ってくる。

「ああ! ああ、駄目だ。東雲! きもち、良すぎる……ッ」
「へえ? 嬉しいや。透夜くんがそんな高い声を出してくれるなんて」
「とめっ止めて! やめろ」
「どうしよっかなー? 僕だって気持ちいいんだもん。まだ続けようよ」
「お前……殴……ッア、うああ、ああ。んあ」
「可愛い」

 額に浮かぶ汗の玉をちゅっと吸い取られる。

「はあ、ぁ、あ……。しの……あ、ああ。疲れて、ない、か?」
「優しいんだから……。まだ大丈夫だよ」

 抱き合ったまま身体を揺する。頭からも汗が流れ、顎にまで伝い落ちる。

「あっうあ、はぁ、んっ……。ぃあ」
「透夜くんのナカ。とっても気持ちいいよ」
「ん、そう……かよっ」
「でも熱くなってきちゃったや」

 アイスの保冷作用は消え去り、透夜のナカは燃えるように熱い。
 汗を流しながらも透夜は強気に笑う。

「じゃあ、やめ、れば……?」
「ええ? 透夜くんもまだ楽しみたい、でしょ? ナカ、ひくひく動いて僕を離さないくせに……っ。素直に、なりなよ」
「あ、あ……」

 ずん、と一際強く押し込むとぶるるっと透夜が震える。きゅううっと締め付けられ、東雲は達しそうになる。

(ああ。イきそう……。透夜くんのナカに、たくさん、出したい)

 自分も達したいし、透夜もイかせたい。
 夢心地で東雲は腰を振る。とっても気持ちが良い。誰にも、渡したくない。

「んんっ、あ、ちょ。激し……ん、あ、あっ。あ、しの……」

 はあはあと喘いでいる透夜の口を、唇で蓋してしまう。

「んぐ……。ん、ん……」

 自分を抱いていた腕がシーツの上に落ちる。

「気持ちよさそうで良かったよ」
「アッあ、もう……。もう……っ駄目だってぇ……」

 ナカをかき混ぜられ続け、絶頂が近づいていた。シーツに接している背中が燃えるように熱い。腕を上げて抱きしめる力もない。

(俺の、方が……。体格いいのに)

 まったく反撃できない。好き勝手にナカを擦られるだけとなる。

「ひうっ、あ、ああ、ああ。んん。ああ!」
「はあ……。透夜くん。エロい顔してるよ……? 可愛い」
「いちいち、言わなく……っ、あ、アア、ンアアッ!」

 ぎゅううっとシーツを握りしめる。

 ――その時、透夜のスマホタイマーがピピピピッと鳴った。







 結論から言うと、イかせられなかった。

「あーあ……。残念」

 肩を落としながら身体を拭いている東雲の横で、シーツを洗濯機に押し込んでいる透夜。

「しゃーねーだろ? 時間切れだよ。身体第一、だからな」

 タイマーの音を聞くなり脱水と暑さでふたりしてふらぁとなってしまった。危険と判断して、東雲を抱き上げると風呂場に直行した。
 汗を流して水分を取り、東雲に俺の服(二着目)を渡したとこ。
 透夜はラクそうなズボンだけ履くと、シーツを取りに行き、洗濯機に押し込みスイッチを押す。
 がーーーががガガッガガガががガ! ドタンバタンッ!

「今日中に乾かさないと、床で寝る羽目になる……」
「洗濯機すごい音してるけど⁉ 大丈夫? 爆発しない?」

 ダンスしてるよ。こんな揺れる? 洗濯機って。

「気にすんな。うちの洗濯機はいつもこうだ。それより腹減ったな。なんか食べに行かねぇ?」

 ゆったり目の服を着た東雲は、髪を拭いていたタオルを首にかける。

「そんな体力無いや」
「じゃ、なんか作ってやるよ。何がいい?」
「……料理、できるの?」
「ああ。立てるか?」

 差し出される手に掴まり、台所に移動する。

「座ってろよ。俺は母さんに『どんだけ食うんだよ。お前が料理作れよ』って言われて以来、俺が飯作ってるから。味は保障するぜー? ……手ぇ離してくれないと料理出来ねーんだけど?」
「あ」

 握りっぱなしだった。
 しぶしぶと手を離す。

「ごめん……」
「なに可愛いことしてんだよ」

 くしゃっと髪を撫でられ、瞳が潤む。

「怒ってないの? 僕のこと殴るんじゃ、ないの?」
「そんな可愛い顔、殴れるかよ。バーカ」

 どすっと額を指でつつかれ、すとんと椅子に腰を下ろす。

「僕も手伝うよ?」
「いーって。疲れただろ? 座ってろ。俺の得意料理を振舞ってやるぜ」

 鍋を片手に白い歯を見せて笑う。
 上裸にエプロン姿の透夜をぼーっと見つめていると料理が運ばれてきた。

「え? もう出来たの?」

 透夜が額に手を添えてくる。

「熱はないって。透夜くんのエプロン姿に見惚れてただけ……」
「……ああ、そう」

 照れた顔を背ける姿にまた見入ってしまう。

「「……」」

 また沈黙が訪れるが、破ったのは透夜だった。対面に腰を下ろし、東雲に客用の割り箸を渡す。

「ほい」
「透夜くんが普段使っているお箸でもいいよ?」
「お前な。どんだけ俺のこと好きなんだよ」
「連れて帰りたいくらい好き」
「う、うん」

 元カノたちには甘い言葉吐いていたけど、いざ自分が言われる立場になると、はっっっずかしいなオイ……。
 顔を見られたくなくて、冷蔵庫からツユや飲み物を取り出しどんどん机に並べる。

「好きなの飲んで」
「ありがとう。ところでこれなんて料理?」

 そうめんは分かる。透夜くんもお椀に薄めないタイプのツユを入れて僕の前に置いてくれる。

「名前? しゃぶそうめん、とか? さっとお湯にくぐらせた肉をそうめんと一緒に食べる! 最高だぜ? まあまあ食べてみろって」

 ご飯のことになると一等ご機嫌になるところが可愛い。
 台所も変わらず暑いのに、さっぱりそうめんとあっさりお肉の組み合わせは思いのほか食べやすく、食欲が落ち気味だった東雲は三杯も食べた。

「ごちそうさまー」
「もういいのか?」
「……透夜くんは無限に食べそうだね」

 ずぞぞっと一向に食べる速度が衰えない彼氏に苦笑いを浮かべる。

「小食だな。お前」
「……普通だよ」

 むしろ食べた方だよ今日は。

「透夜くん。聞いておきたいんだけど」
「いつも食べる米の量か? 五合くらい? 運動した日は夜中にもう一度米炊いてる」

 聞いただけで胸やけがする。

「そーじゃなくて。付き合ってること。黙っておいた方が良い? かな?」
「んー? 俺は言いふらすタイプだなー……。学校でもいちゃつきたいし」

 潤んだ目がこちらに向けられる。なんだか尻尾振っているような幻覚が見えた。

「いいの? 僕は嬉しいけど。お、男同士なのに? 変に思われるんじゃない?」

 透夜は朗らかに笑う。

「ははっ。学年上位の俺に誰が文句言えるんだよ。うざいこと言われたら校庭の砂地に埋めてやるわ」
「犯罪は、しないでね……」
「お前も、なんか言われたら俺に言えよ? そいつ全裸で縛って体育館に吊るしてやっから」
「う、うん。大丈夫だよ……」

 自分で対処しようと心に決めた。

「透夜くんは僕のこと、好き?」
「電子レンジよりは好きだぜ?」

 ずーんと落ち込む。

「そ、そっかあ。好きになってもらえるよう……頑張るよ」
「冗談だって」

 好奇心で付き合い始めたのでまだ東雲に愛情があるわけではないが……これからどうなるかは分からないしな。

「まあ、ぼちぼち仲良くやってこーな?」
「うん!」







 後日。遊びに来た東雲は自分で二リットルのペットボトルを持ってきたので、ちょっと笑った。








【お終い】
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