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最後のステラ
10 人質
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※ ショタ受けとショタ×ショタを含みます。
ムギを片腕で抱きしめると、もう片方の手で小さなおちんちんを触り出した。
「や、やだ!」
「ちっさいし、ふにふにだなー。そのうち固くなるか」
「カリス。それ以上は止せ!」
ごっちんの悲鳴のような声。カリスから笑みが消える。
「お前のそんな声初めて聴いたな。でもそれはごっちん様次第では?」
「なにを……」
愛が重いセーターは丁寧に脱がすと、長袖シャツは片手で乱雑に引き千切った。ごっちんの素肌が露わになる。
「カ……」
「ごっちん様。俺を楽しませてくれよ? これが見えないわけないよな?」
「ええうええ。うええええ……」
ボロボロと涙を零すムギのお尻を軽く叩く。言うことを聞かないとこの子がどうなるか分かるよな? と笑顔が物語っている。
「おまえ……」
「さ。まずはご自身でそのズボンを脱いでもらいましょうか」
「……」
血の気が引くごっちんを、困惑と心配とどうしたらいいのかわからないおチビ三人が振り向く。
「やめてぇ。ご主人様。たしゅうう」
口を塞ぎ、ムギのおちんちんを摘んで優しく伸ばす。
「んっ、ううう」
「ここのガキ共はみんなエロい体にされてんのか? 確かめようか?」
じろっと見下ろされ、メガホンを持った三人の戦意は露と消える。がくがくと震え出してしまう。
「……」
ごっちんは観念すると慣れない手つきでズボンのボタンを外す。カリスの目が自分に向いたのを確認すると、するっとズボンを下ろし、足を引き抜いた。
「脱いだ衣服は椅子にでも置いてください」
「……ああ」
レースの編み込まれた白い下着。少しサイズが小さいのか、太ももやお尻の肉がむちっとはみ出している。もう、この時点で顔から火が出そうだった。
ピューッと、カリスが口笛を吹く。
破れたシャツに、下着。白い靴下姿の主を称える。
「靴下も脱いでみようぜ」
「その。ガーターの外し方がわからん。いつもキャットが付けてくれているから」
落ちないように黒いガーターで固定されている。キャットは簡単にパチンと取り付けてしまうがごっちんがいくら触っても、何がどうなっているのか分からない。キャットが当然のように身支度を整えてくれていたから。外し方くらい、聞いておくべきだった。
「そうですか」
カリスは特に気にしないようだった。
「シャツも脱いで脱いで」
「……」
キャットもシャドーも、呼べば来てくれるだろうが人質がいるいま、不用意な行動は取れない。
もたついたがシャツも椅子に置く。
「おい。ごっちん。寒いだろ。俺の服着ろよ」
性格も男前が上着をかけてくれる。
「アクア」
「今日も雪降ってるのに、脱いだら寒いぞ?」
状況をまったく理解できてないアクアに、カリスが全力で笑いを堪えている。
「ぬわ?」
カリスはアクアを摘まみ上げると、ぽいっと同じ顔のガキに放り投げた。
「アクア」
「何すんだよ!」
「じっとそこで見てろ。こいつがどうなってもいいのかぁぁ~?」
口を押えられたまま腹に指を這わせる。くすぐったいのかムギがびくびくと動いている。
「てめえ! 男のくせに情けねぇぞ」
メガホンを持って突進しようとしたが、状況を理解しているエイオットとファイアがアクアを羽交い絞めにして止め――ようとして二人同時にこけた。
「駄目だよあぎゅっ!」
「ゆうう」
「むぎゅぅ……」
ふたりで押しつぶしてしまい、アクアのうめき声だけが聞こえた。
カリスは見なかったことにして、胸や股間を隠そうとしているごっちんに向き直る。
「両手挙げて」
「ぬう」
銃でも突きつけているかのように、のろのろと手を挙げる。
「いいねぇ! こっち来いよ」
「カリス?」
腕を掴まれ引きずられると、ベッドに放り投げられた。ぼすんと跳ねてからシーツに沈む。
カリスは山積みになっている子どものうち一人の尻尾を掴むと、ごっちんに放り投げた。
「わあああん」
「エイオット!」
目を回しながら飛んできた狐っ子を受け止める。怪我がないことにホッと胸を撫で下ろし、カリスを睨む。
「子どもらに乱暴は許さんぞ!」
「うるせえよ。おい狐。ごっちん様を気持ちよくさせて差し上げろ」
「ふえ?」
ごっちんにしがみつきながら振り返る。
椅子をちょうどいい位置に動かし、カリスは悠々と腰かけた。
「見ててやるから」
「……ふぇぇ。よぐ、わがんないよ」
「ふーん? そういう態度をとるのか? こいつが大事じゃないと?」
片腕を掴まれ、顔の高さまで持ち上げられるムギ。散々くすぐられたせいでぐったりしている。
「ムギちゃん! やめてね? 優しくしてあげて!」
「じゃ、頑張れよ。狐」
「……」
目に涙をいっぱい溜め、エイオットがごっちんの顔を見つめる。
「……」
だが、ごっちんもどうしてやることも出来ない。
「……すまない。エイオット」
「ぐしゅっ。えぐっ、えうう……。あのおじさん、ごわいよ」
エイオットを抱き締め、頭を撫でる。
「おーい。早くしろ。ムギチャン、だっけ? イかせちゃうぞ」
「はうっ……うう」
ムギを膝に乗せてくにくにと小さな胸を揉む。
エイオットは泣き顔のままむううっとほっぺを膨らませて威嚇すると、振り返ってごっちんにむちゅっと口づけした。
「ん……」
「ごめんね? ごっちん君」
「いや、いい。気にするな」
枕を動かして、ごっちんの両肩に手を乗せて押し倒す。なるべく体重をかけないようにお腹に跨る。
黒髪に紫の瞳、白い肌。
(かわい……)
エイオットは頬にちゅっちゅっと唇スタンプを押していく。
黒い髪もなでなで。なでなで。
「尻尾もふわふわしてあげるね! ……?」
ごっちんの尻尾も探す。
「私に、尻尾は無いぞ」
「そうだっけ? え~? あとはどうすれば……?」
自分がされて気持ちがいいことは一通りやった。ぎゅって抱っこされるのも、なでなでされるのもだ~い好き。気持ちいいもん。
することがなくなったのでごっちんの頭を撫でておく。狐尾がふわふわと揺れる。
「……」
ごっちんはどこか、まんざらでもなさそうに口角を少し上げた。
「舐めろ」
「ふえ?」
カリスは足を組んで頬杖をつき、監督のように眺めている。
「ごっちん様の全身を舐めて差し上げろ」
「舐めるの?」
そういえばアクアたちにペロペロされるのも気持ちいいかも。
いらんこと言うな、とごっちんが不満顔になるも、すぐにエイオットのドアップが。
「ぺーろぺーろするよ?」
「あ、ああ」
可愛い顔のアップに頷いてしまう。どうせ拒むことなど出来やしないが。
「ぺろぺろ」
「んっ……ん」
耳を舐められる。ごっちんとしてはいじめる側の方が楽しいので気持ちがむずむずしてしまう。最近はシャドーにも目を付けていたのでなおさらだ。
はむっと耳を唇で挟まれ、くすぐったさについほころんでしまう。
「あははっ、くすぐったい」
「ごっちん君の笑顔。可愛い」
「エイオットも、可愛いと思ってるぞ」
「知ってる」
「……」
そうか。知っていたか。
頬も丹念に舐める。
「ごっちん君。なんだかあまーい」
「そうか?」
「え? そうなの?」
ガタッとおじさんが立ち上がる。
だが、セ〇ム剣が発動しない。キャットに何かあったのか。
心配しているとおじさんの体重を受けて、ぎしっとベッドが軋む。カリスも、寒柝が飛んでこないので一瞬「え?」と言う顔で周囲を見ていた。
ムギを片腕で抱きしめると、もう片方の手で小さなおちんちんを触り出した。
「や、やだ!」
「ちっさいし、ふにふにだなー。そのうち固くなるか」
「カリス。それ以上は止せ!」
ごっちんの悲鳴のような声。カリスから笑みが消える。
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「なにを……」
愛が重いセーターは丁寧に脱がすと、長袖シャツは片手で乱雑に引き千切った。ごっちんの素肌が露わになる。
「カ……」
「ごっちん様。俺を楽しませてくれよ? これが見えないわけないよな?」
「ええうええ。うええええ……」
ボロボロと涙を零すムギのお尻を軽く叩く。言うことを聞かないとこの子がどうなるか分かるよな? と笑顔が物語っている。
「おまえ……」
「さ。まずはご自身でそのズボンを脱いでもらいましょうか」
「……」
血の気が引くごっちんを、困惑と心配とどうしたらいいのかわからないおチビ三人が振り向く。
「やめてぇ。ご主人様。たしゅうう」
口を塞ぎ、ムギのおちんちんを摘んで優しく伸ばす。
「んっ、ううう」
「ここのガキ共はみんなエロい体にされてんのか? 確かめようか?」
じろっと見下ろされ、メガホンを持った三人の戦意は露と消える。がくがくと震え出してしまう。
「……」
ごっちんは観念すると慣れない手つきでズボンのボタンを外す。カリスの目が自分に向いたのを確認すると、するっとズボンを下ろし、足を引き抜いた。
「脱いだ衣服は椅子にでも置いてください」
「……ああ」
レースの編み込まれた白い下着。少しサイズが小さいのか、太ももやお尻の肉がむちっとはみ出している。もう、この時点で顔から火が出そうだった。
ピューッと、カリスが口笛を吹く。
破れたシャツに、下着。白い靴下姿の主を称える。
「靴下も脱いでみようぜ」
「その。ガーターの外し方がわからん。いつもキャットが付けてくれているから」
落ちないように黒いガーターで固定されている。キャットは簡単にパチンと取り付けてしまうがごっちんがいくら触っても、何がどうなっているのか分からない。キャットが当然のように身支度を整えてくれていたから。外し方くらい、聞いておくべきだった。
「そうですか」
カリスは特に気にしないようだった。
「シャツも脱いで脱いで」
「……」
キャットもシャドーも、呼べば来てくれるだろうが人質がいるいま、不用意な行動は取れない。
もたついたがシャツも椅子に置く。
「おい。ごっちん。寒いだろ。俺の服着ろよ」
性格も男前が上着をかけてくれる。
「アクア」
「今日も雪降ってるのに、脱いだら寒いぞ?」
状況をまったく理解できてないアクアに、カリスが全力で笑いを堪えている。
「ぬわ?」
カリスはアクアを摘まみ上げると、ぽいっと同じ顔のガキに放り投げた。
「アクア」
「何すんだよ!」
「じっとそこで見てろ。こいつがどうなってもいいのかぁぁ~?」
口を押えられたまま腹に指を這わせる。くすぐったいのかムギがびくびくと動いている。
「てめえ! 男のくせに情けねぇぞ」
メガホンを持って突進しようとしたが、状況を理解しているエイオットとファイアがアクアを羽交い絞めにして止め――ようとして二人同時にこけた。
「駄目だよあぎゅっ!」
「ゆうう」
「むぎゅぅ……」
ふたりで押しつぶしてしまい、アクアのうめき声だけが聞こえた。
カリスは見なかったことにして、胸や股間を隠そうとしているごっちんに向き直る。
「両手挙げて」
「ぬう」
銃でも突きつけているかのように、のろのろと手を挙げる。
「いいねぇ! こっち来いよ」
「カリス?」
腕を掴まれ引きずられると、ベッドに放り投げられた。ぼすんと跳ねてからシーツに沈む。
カリスは山積みになっている子どものうち一人の尻尾を掴むと、ごっちんに放り投げた。
「わあああん」
「エイオット!」
目を回しながら飛んできた狐っ子を受け止める。怪我がないことにホッと胸を撫で下ろし、カリスを睨む。
「子どもらに乱暴は許さんぞ!」
「うるせえよ。おい狐。ごっちん様を気持ちよくさせて差し上げろ」
「ふえ?」
ごっちんにしがみつきながら振り返る。
椅子をちょうどいい位置に動かし、カリスは悠々と腰かけた。
「見ててやるから」
「……ふぇぇ。よぐ、わがんないよ」
「ふーん? そういう態度をとるのか? こいつが大事じゃないと?」
片腕を掴まれ、顔の高さまで持ち上げられるムギ。散々くすぐられたせいでぐったりしている。
「ムギちゃん! やめてね? 優しくしてあげて!」
「じゃ、頑張れよ。狐」
「……」
目に涙をいっぱい溜め、エイオットがごっちんの顔を見つめる。
「……」
だが、ごっちんもどうしてやることも出来ない。
「……すまない。エイオット」
「ぐしゅっ。えぐっ、えうう……。あのおじさん、ごわいよ」
エイオットを抱き締め、頭を撫でる。
「おーい。早くしろ。ムギチャン、だっけ? イかせちゃうぞ」
「はうっ……うう」
ムギを膝に乗せてくにくにと小さな胸を揉む。
エイオットは泣き顔のままむううっとほっぺを膨らませて威嚇すると、振り返ってごっちんにむちゅっと口づけした。
「ん……」
「ごめんね? ごっちん君」
「いや、いい。気にするな」
枕を動かして、ごっちんの両肩に手を乗せて押し倒す。なるべく体重をかけないようにお腹に跨る。
黒髪に紫の瞳、白い肌。
(かわい……)
エイオットは頬にちゅっちゅっと唇スタンプを押していく。
黒い髪もなでなで。なでなで。
「尻尾もふわふわしてあげるね! ……?」
ごっちんの尻尾も探す。
「私に、尻尾は無いぞ」
「そうだっけ? え~? あとはどうすれば……?」
自分がされて気持ちがいいことは一通りやった。ぎゅって抱っこされるのも、なでなでされるのもだ~い好き。気持ちいいもん。
することがなくなったのでごっちんの頭を撫でておく。狐尾がふわふわと揺れる。
「……」
ごっちんはどこか、まんざらでもなさそうに口角を少し上げた。
「舐めろ」
「ふえ?」
カリスは足を組んで頬杖をつき、監督のように眺めている。
「ごっちん様の全身を舐めて差し上げろ」
「舐めるの?」
そういえばアクアたちにペロペロされるのも気持ちいいかも。
いらんこと言うな、とごっちんが不満顔になるも、すぐにエイオットのドアップが。
「ぺーろぺーろするよ?」
「あ、ああ」
可愛い顔のアップに頷いてしまう。どうせ拒むことなど出来やしないが。
「ぺろぺろ」
「んっ……ん」
耳を舐められる。ごっちんとしてはいじめる側の方が楽しいので気持ちがむずむずしてしまう。最近はシャドーにも目を付けていたのでなおさらだ。
はむっと耳を唇で挟まれ、くすぐったさについほころんでしまう。
「あははっ、くすぐったい」
「ごっちん君の笑顔。可愛い」
「エイオットも、可愛いと思ってるぞ」
「知ってる」
「……」
そうか。知っていたか。
頬も丹念に舐める。
「ごっちん君。なんだかあまーい」
「そうか?」
「え? そうなの?」
ガタッとおじさんが立ち上がる。
だが、セ〇ム剣が発動しない。キャットに何かあったのか。
心配しているとおじさんの体重を受けて、ぎしっとベッドが軋む。カリスも、寒柝が飛んでこないので一瞬「え?」と言う顔で周囲を見ていた。
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