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赤ちゃんの記憶

I先生に送ったFAX 2

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    精霊達は、あっちからもこっちからも、自分(赤ちゃん)に注目してあやしてくれます。自分の目(魂の目)に映ったかと思えば消えて、また映り、まるで精霊達に、「いない、いない、ばあ!!」をされているようでした。私は、嬉しくてたまりません。私は、確かに、笑ったという感覚がありました。先生、これは、新生児微笑ではありませんか?新生児は、人間とのコミュニケーション能力はないかもしれませんが、目に見えない世界に精髄していて、大人が考えられない程の能力を持ち合わせているのではないでしょうか?生きている父親が何か話してくれているのは分かります。しかし、私はそれどころではありません。透明の精霊達を追いかけるのに夢中でした。
   
    本の中で、お手伝いの天使がいると表現されていたお子さんがいたのにも驚かされました。私にも確かにお手伝いの天使がいました。今の私の知識により、それは私についていた守護霊かもしれないと思っています。生後しばらくの間、生まれて日の浅かった自分は、このお手伝いの天使と魂の会話をする事が出来ます。自分は、この天使のことを、お友達という感覚ではなくて、自分よりは目上の人で尊敬すべき立場の人(霊)として認識がありました。お手伝いの天使は、私に対して、ただただ同じ事を繰り返して言います。「泣きなさい。泣きなさい。お腹が空いたら泣きなさい。お母さんがいなくて不安な時は泣きなさい。泣くことが、自分を守る唯一の手段よ。」と教えてくれました。私は、教えられた通り、よく泣きました。時々、何で泣いているか分からないけど、涙が出ていた事もありました。そして、その時、涙が頬を伝い、耳の穴に、ひんやりとした感覚を覚えました。
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