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赤ちゃんの記憶
赤ちゃんの記憶 ③
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霊魂達との会話は楽しい。
「こんにちは。よく生まれて来てくれたね。可愛いね。」
霊魂達が、“いない いない ばぁ”をするみたいに、
見えたり、消えたりを繰り返してくれる。
私は、終始ニヤついた表情をした。
【見えない物を見える力など必要ない。そのほうが生きていくのに幸せなんだ】と…
そう言わんばかりに、だんだん、だんだん、霊魂達と、会話が出来なくなった。
その変わりに、父や母、兄や姉に、急スピードで懐いていった。
「こんにちは。よく生まれて来てくれたね。可愛いね。」
霊魂達が、“いない いない ばぁ”をするみたいに、
見えたり、消えたりを繰り返してくれる。
私は、終始ニヤついた表情をした。
【見えない物を見える力など必要ない。そのほうが生きていくのに幸せなんだ】と…
そう言わんばかりに、だんだん、だんだん、霊魂達と、会話が出来なくなった。
その変わりに、父や母、兄や姉に、急スピードで懐いていった。
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