★❸2017.05.09 〜 天使の約束 四

世界には、様々な呪いがあるが、いつか呪いには、終止符がうたれることを知る。

ふと、レーガン(アメリカ)元大統領が気になり、ウィキペディアを見ていた。

映画俳優からカリフォルニア州知事に転じ、その後1981年1月21日に大統領に就任した。1期目はアメリカ経済の回復を政策目標に掲げ、「レーガノミクス」に代表される大幅減税と積極的財政政策を実施し、経済の回復とともに双子の赤字をもたらした。

外交面では、ジミー・カーター前大統領時代にイラン革命やニカラグアでのサンディニスタ政権成立によって親米独裁政権が失われており、この失地を挽回すべく、レーガンは外交に関しては強硬策を貫き、ベトナム戦争以来の本格的な外国への武力侵攻をグレナダに対して行うなど、「強いアメリカ」を印象付けた[3]。

2期目はイラン・コントラ事件に代表される数々のスキャンダルに見舞われ、レーガン政権の体質に対して各方面から辛辣な批判が目立ったものの、レーガンはデタントを否定し、ソビエト連邦を「悪の帝国」と批判。「力による平和（英語版）」戦略によってソ連及び共産主義陣営に対抗する一方、「レーガン・ドクトリン」を標榜し、イギリスのサッチャー首相・日本の中曽根康弘首相・西ドイツのコール首相などの同盟国の首脳と密接な関係を結び世界中の反共主義運動を支援し、自らの任期終了直後に起きた冷戦の終結に貢献した。

2期目の大統領に就任した時点で73歳11月の高齢であり、また暗殺未遂事件にも遭いつつも2期8年の任期を満了し、ウィリアム・ハリソンが当選した1840年から続いていた「20で割り切れる年に当選した大統領は在任中に死去する」という、いわゆる「テカムセの呪い」にも終止符が打たれた。