［完結］美術界の変革を願う

解明に向けて

TV番組にみる、都合が良過ぎる解釈！

BS朝日「最後のダ・ヴィンチ作品・サルバトール・ムンディ-世紀の大発見」の番組について、
内容をレポートされている人を見つけた！

続きの内容です。


サルバトール・ムンディに見る「真贋」: ミーハーライフ より

http://mhlife.seesaa.net/article/458473480.html



◎右手
顔など、多くは、ダ・ヴィンチとは、思えないのですが、サイモンは、見事な構図、描き方の右手にダ・ヴィンチを感じていました。

実は、現代では、オリジナルのまま、名画が、発見されるのは、稀で、様々な理由で書き直されている事が多く、表面上は、解らず、僅かな痕跡から判断し、科学的な調査で、オリジナルの可能性が高まり、復元などを経て最終的な鑑定で、真贋を判断します。


◎X線・遠赤外線撮影

現代は、様々な科学調査がありますが、絵画にダメージを与えないX線・遠赤外線撮影が、多用されます。

ムンディにも、贋作には無い指の構図の書き直し跡(ペンティメント)が見つかり、真贋判断に大きな影響を与えました。

◎ダイアン・モデスティーニ
世界的修復家で、サルバトール・ムンディは、彼女が修復しました。

有名絵画で有るほど、卓越した修復技術が必要になります。

文化財のレプリカと違い、オークションで、オリジナルとして、売買される場合、修復程度にも寄りますが、オリジナルとはの問題が出てきます。

オークションが発達し、絵画収集家が多い欧米では、観賞に耐える修復がいる現実もあります。

ムンディも塗り重ね(上塗り)が多く、下板が折れ、段差、剥がれなどがあり、かなり修復されています。

修復家の加筆程度も、ボリシーなどにより、違う問題もあります。

◎運慶&快慶

金剛力士像で有名な運慶&快慶は、工房的で、単独、共作、弟子を使っての指揮、プロデュースなどの場合があり、現代でも、プロダクション制では、分業制が多く採用されています。

ダ・ヴィンチも弟子を持ち、ヘルプさせている場合もあります。

◎鑑定
ムンディも何人者の著名鑑定家が鑑定し、多くが、ダ・ヴィンチ作品としましたが、全員一致でなく、又、一部、弟子などの手が加えられている可能性を認めて、ダ・ヴィンチ作品としている鑑定家も多く、鑑定に直接関わっていない美術専門家には、贋作とする人もいます。

◎名画発見の可能性

池上英洋教授によると、鑑定に大きな力になる遠赤外線カメラが、大掛かりなモノからコンパクトカメラになり、隠れたお宝の発見も期待出来るそうで、何かウキウキしてしまいます。









※  転載、ここまで。




「なんて都合が良過ぎる解釈なのか！」
そう思った。

何故に、
「ダ・ヴィンチも弟子を持ち、ヘルプさせている場合もあります。」

そう解釈するのか？


弟子がメインで、
ダ・ヴィンチがレクチャー(ヘルプ)という解釈は出来ないのか？