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2018年5月29日

へその緒

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「へその緒」

2018/05/29 07:25



運動会の振り替え休日だったので、昨日は、次男は学校がお休みだった。


何故か、へその緒が見たいと言ってきたので、見せてあげた。
姉や兄のもあったので、ついでに見せた。

「兄ちゃんや、姉ちゃんのより、僕のが一番大きい。」

そう言って次男は、嬉しそうだった。


生命のレース、


バトンを渡すリレー、



目で見える形で
縦のラインで、しっかりと繋がっている…


私は、へその緒を見ながら
それを確認していた。



ほとんどが第三の目を失った時代、
その中で孤独に生きた私



目に見えないが、しっかり繋がっていた
糸があり、その糸を手繰り寄せるように、私は、横のラインを見つけだした。




過去世の父の洋服で、遊んでいた
あの子(過去世の私)

ふいに目が覚め、
木靴を探すため、
(現実の自分が)走りだした、あの日を思い出した。


あの時、天井の隅から聞こえてきたメッセージ。


「今日のことは、大きくなって本にしなきゃいけないことだから、しっかりと覚えていないさい。」



あの声の主は、誰だったのかな?


神様?守護天使?過去世のお母さん?


小説のようなものを書いているが、
それには、とりあえず天使とした。


テクノロジーに抵抗して時代を生きるつもりが、
結局のところ、テクノロジーの力に助けられた私がいる。
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