2017.12〜 ★ 死の連鎖の謎 [2023年12月31日完結］

第15章 政略結婚の目的、目論見

グリー 1

2012年9月15日 17:54


《実話です》


むかしむかし

イタリアのマルケ州北部にある国家がありました。 

Aさんは、その国家の当主でした。

Aさんは、貴族出身のBさんという方と結婚することになりました。 

その時代、フランスにCさんという王さまがいました。 

その時代Dさんという芸術家がいて、フランスの王さまに招かれ、王さまのもとで暮らしていました。

Dさんは、AさんBさんとも親交が厚かったので 
お二人の結婚式を盛り上げる為の美術装飾を担当することになりました。

結婚した翌年 
BさんはEさんという子供が生まれました。 

悲劇的なことですが、なんとBさんはEさんが生まれて約二週間後に亡くなってしまいました。


AさんもまたBさんが亡くなった六日後にお亡くなりになりました。 


Bさんが亡くなるその僅か二日後前に、Dさんという芸術家が、亡くなりました。


悲劇はまた起きました。 


Dさんのもとに足しげく通い絵画を学んでいた若き芸術家Fさんは


Dさんが亡くなった翌年、亡くなってしまいました。悲しむべきことに、その日はFさんの誕生日でした。 


それから長い長い年月か経ちました。 


AさんとBさんの間に生まれた(ご両親をなくされどなたに育てられたのでしょうか？)Eさん、は 


Cさん(フランスの王さま)に生まれたGさんとご結婚することになりました。


奇しくも


ご夫婦になられたEさんGさんのお生まれになった年は


AさんBさんDさんが亡くなった年と同じです。





歴史的には 


Aさんの死因 

梅毒 

Bさんの死因 

黒死病 


Dさんの死因 

病死(加齢に伴う)


Fさんの死因 

研究者の見解として性病 


です。