2017.12〜 ★ 死の連鎖の謎 [2023年12月31日完結］

第16章 ナバラ王国を巡っての、フランスとスペインの対立について

2. ヌムール公ジュリアーノ・デ・メディチを描いたのも、ラファエロ、ロレンツォを描いたのも、ラファエロ

同じような内容になり申し訳ありません。

レオナルドのパトロンであった、
ヌムール公ジュリアーノ・デ・メディチはやはり毒殺だったのではないでしょうか？


フランス王家と婚姻関係を結んだ翌年に亡くなり、しかも、誕生日の5日後です。


(1479年3月12日に生まれた彼は、1516年3月17日に亡くなりました。)

ここにきて、面白い偶然を見つけました。


ジュリアーノを描いたのも、ラファエロ

ロレンツォを描いたのも、ラファエロです。

ジュリアーノは、誕生日の5日後に亡くなり、ラファエロは、誕生日当日に亡くなっています。



誕生祝いの会に、裏切り者が潜んでいて、毒殺された可能性が考えられます。


ラファエロは、毒の効きが良く、毒を盛られた当日に亡くなり、ジュリアーノは、毒が致死に至るまで、5日かかったという推察も成り立ちます。