54 / 372
第3章 時代背景(毒薬、宗教改革etc)
12.レオ10世毒殺未遂事件
しおりを挟む
問題としている時代は、毒物を使用しての暗殺が度々起きていたのだと思います。
ただし、計画がバレたり、もしも失敗に終わった時は、自分の命はないものだと覚悟を決めて実行せねばならないので、毒殺を実行するリスクは、かなり高いと思われます。
丁度、ルターにより宗教改革が起きようとした1517年。
その年の4月初旬、レオ10世も毒殺の危機に晒されていました。
レオ10世を狙っていたのは、彼により追放されたシエナの前君主ボルゲーゼ・ペトルッチです。
枢機卿である弟のアルフォンソ・ペトルッチ、他4名の枢機卿を誘ってレオ10世毒殺の陰謀を練っていたのですが、実行する前に、計画が発覚してしまいました。
何処から情報が漏れたかは分かりませんが、陰謀は失敗に終わったのです。
何故、ボルゲーゼ・ペトルッチが、レオ10世を毒殺しようと思っていたか?その理由は、1516年3月ボルゲーゼは、レオ10世により、シエナの君主を剥奪されたのですが、その事を恨んでいたからだとか。
(君主剥奪の経緯は、ボルゲーゼのメディチ家に対する忠誠心の欠如を、レオ10世が怒ったからだと伝えられています)
ただし、計画がバレたり、もしも失敗に終わった時は、自分の命はないものだと覚悟を決めて実行せねばならないので、毒殺を実行するリスクは、かなり高いと思われます。
丁度、ルターにより宗教改革が起きようとした1517年。
その年の4月初旬、レオ10世も毒殺の危機に晒されていました。
レオ10世を狙っていたのは、彼により追放されたシエナの前君主ボルゲーゼ・ペトルッチです。
枢機卿である弟のアルフォンソ・ペトルッチ、他4名の枢機卿を誘ってレオ10世毒殺の陰謀を練っていたのですが、実行する前に、計画が発覚してしまいました。
何処から情報が漏れたかは分かりませんが、陰謀は失敗に終わったのです。
何故、ボルゲーゼ・ペトルッチが、レオ10世を毒殺しようと思っていたか?その理由は、1516年3月ボルゲーゼは、レオ10世により、シエナの君主を剥奪されたのですが、その事を恨んでいたからだとか。
(君主剥奪の経緯は、ボルゲーゼのメディチ家に対する忠誠心の欠如を、レオ10世が怒ったからだと伝えられています)
0
お気に入りに追加
20
あなたにおすすめの小説
真夏の温泉物語
矢木羽研
青春
山奥の温泉にのんびり浸かっていた俺の前に現れた謎の少女は何者……?ちょっとエッチ(R15)で切ない、真夏の白昼夢。
※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。
後悔と快感の中で
なつき
エッセイ・ノンフィクション
後悔してる私
快感に溺れてしまってる私
なつきの体験談かも知れないです
もしもあの人達がこれを読んだらどうしよう
もっと後悔して
もっと溺れてしまうかも
※感想を聞かせてもらえたらうれしいです
[恥辱]りみの強制おむつ生活
rei
大衆娯楽
中学三年生になる主人公倉持りみが集会中にお漏らしをしてしまい、おむつを当てられる。
保健室の先生におむつを当ててもらうようにお願い、クラスメイトの前でおむつ着用宣言、お漏らしで小学一年生へ落第など恥辱にあふれた作品です。
寝室から喘ぎ声が聞こえてきて震える私・・・ベッドの上で激しく絡む浮気女に復讐したい
白崎アイド
大衆娯楽
カチャッ。
私は静かに玄関のドアを開けて、足音を立てずに夫が寝ている寝室に向かって入っていく。
「あの人、私が
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる