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第64章 この世に生きている意味
魂は、確かに真理を目指している
しおりを挟む人それぞれに、違う道があり、人それぞれに、違う運命がある。
与えられた課題も、人それぞれで
価値観もまた、人それぞれ……
それが人生なのだろう。
人間は、皆誰もが肉体というものを持って生まれてきた。
死んだら終わりだという科学者が、大威張りで
あれこれ論じていたのは、もうひと昔前の価値観で、
これからは、『生まれ変わり』という一つのサイエンスに対して、当然という認識が持たれ、世論として語られるはずである。
肉体は永遠ではないが、魂は、ずっとずっと続いていているから。
この世の、『我』が終わっても、
魂は、滅びることはない。
史上最悪な過ちを犯すことがない限り、これからも続いていくだろう。
“二度とない人生”だと思うから、後悔せぬように生きる
それも、大切な価値観だろうけど
これからも続いていく、魂の橋渡しをイメージすれば、もっともっと、人生は、豊かになるかもしれない。
何が正しい答えかは明確には分からない、
そして、何がゴールかは分からないけど…
『魂は、確かに真理を目指している』
これだけは、強く強く思うようになってきた。
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