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第15章 美術史の改革を目指して
絵画に仕組まれた秘密
しおりを挟むインナーチャイルドと言って良いかどうかは分からないけど、モナ・リザの真実を追求し始めてからというもの、幼い頃や、小学生時代の頃の自分をどんどん引き出していた。
小学校の中学年生くらいの時の私が、常に持っていた感覚……
それは
「モナ・リザが好き。だけど頬杖をつく女はもっと好き。 」
頬杖をつく女って、誰が描いた絵なんだろう?と疑問に持ちながらも…
兎に角、世界中で知らない人はいないっていうくらい超有名な絵のはずって気持ちは、決して譲れなかった。
有名な絵のはずなのに、誰も知らないのが不思議…
TVで取りあげられることはないし、本とか読んでも、頬杖をつく女なんてタイトルの絵には巡り会えなかった。
今思い出してみても、もどかしさが募るような感覚だった私…。
それもそのはず
「頬杖をつく女」は。美術関係者に、「眠る女」に変えられていた。今思えば、見つけられなくて、当然だ!
だってタイトルが変わっていたのだから……
私は、やっぱり死ぬまで訴えなくちゃいけない。
過去前の記憶が蘇ってしまったから…もう後にはひけない。
眠る女は、眠っていないかもしれない絵なのだから、眠る女というタイトルは、やっぱり許されない。
しかし、過去世の記憶なんて、誰も信じてはくれないし、証明出来るものがなかったら、単なる虚言で終わってしまう。
私が訴えたいことが、真実かどうかの決定的なことさえあれば、世間の見方が変わってくる!
きっと奥の鏡に証拠が隠されているはず!
黒く塗り潰された鏡の加筆してある部分を上手に丁寧に、(黒い)絵の具を剥離させ、原画に近い状態に戻すような作業をしてみたら良い。
証拠が見つかっても尚、あの絵画は「眠る女」と言われ続けるのだろうか?
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