🌟真理の扉

鏡子 (きょうこ)

文字の大きさ
上 下
97 / 4,110
第11章 記憶の証明

記憶の証拠

しおりを挟む

初めはフェルメールの霊魂だったはずの偉大な芸術家の魂。その魂は、モナ・リザの内容を伝えている時は、明らかに、ダ・ヴィンチのオーラ漂う霊魂に変わっているのを私は感じていた。 

偉大な芸術家の魂と交信が始まったのは、2009年6月8日 
私は睡眠不足で、日に日に痩せて、12日間の間で、体重は5Kg減った。周りの友達は、どこか身体の調子が悪いの?と心配してくれたが… 
まさか… 
レオナルド・ダ・ヴィンチがモナ・リザの真実を打ち明けてくれた!なんて… 
誰も信用してくれるはずはないと思い… 
話せず… 
ちょっと子育てが大変で…
なんて嘘をつき、はぐらかした。 

実家の母親も 
何か悩み事があるんじゃない?と心配してくれたが、霊的なことは、一切理解出来ない母親に 
私の身に降りかかった《霊がかり》を 
説明することも出来ず、私は途方に暮れていた。 

しかし 
話を聞いて頂ける人物が 
ありがたいことに、一人だけいた。 

胎内記憶や前世記憶を調査、研究されていらっしゃる先生に 
私は、ご迷惑を承知で、日々遭遇した霊体験を、メールしていた。

それも一つの証拠
私は自分の人生で、生まれ変わりの証拠を残すことに、こだわりを持つ人生を送っていた。

例えばビロード
私は、その素材の洋服に出会う前から 
ザビエルのお菓子の箱を触って、過去世の父親が着ていた洋服の感触を懐かしんでいた。

過去世の父親は画家であったことを 
中学生の頃に理解していた。 

何故なら 、
『悪魔(ディモス)の花嫁』というコミックに 
古めかしい絵の具作りの描写があり、私はそれを見て、全身に鳥肌を立て 
「これよこれ、 
昔の私がお父さんのお手伝いをしていた様子にそっくりだ!」と感じた。

そんな具合で 
学校やメディアで情報を知らされる前から 
自分の記憶として…
色々な情報を知っていた。

こんなことも思い出す 
襞襟の服を来たオランダ人の姿(ザビエル来航)を歴史の教科書で見る前から 
幼少期見た夢で、襟巻きトカゲみたいな不思議なデザインの服を、知っていた。 


一番強く、思い出すこと。


この記憶が、私の原点なのだろうか?。 


それは… 


子供の頃『モナ・リザ』を見て「この絵、昔から知っている。この人は、モナ・リザじゃない」と思ったこと。 


しおりを挟む
1 / 5

この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!

独孤皇后物語~隋の皇帝を操った美女(最終話まで毎日複数話更新)

歴史・時代 / 完結 24h.ポイント:0pt お気に入り:78

王立辺境警備隊にがお絵屋へようこそ!

ファンタジー / 連載中 24h.ポイント:0pt お気に入り:537

異世界転移!?~俺だけかと思ったら廃村寸前の俺の田舎の村ごとだったやつ

ファンタジー / 連載中 24h.ポイント:9,018pt お気に入り:2,389

どこにでもいる大学生の日記

T@u
エッセイ・ノンフィクション / 連載中 24h.ポイント:0pt お気に入り:0

転生鍛冶師は異世界で幸せを掴みます! 〜物作りチートで楽々異世界生活〜

ファンタジー / 連載中 24h.ポイント:3,131pt お気に入り:2,136

処理中です...