🌟真理の扉

鏡子 (きょうこ)

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第9章 自動書記(チャネリング)の文章

偉大なる芸術家の魂からのメッセージ 4

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自動書記(チャネリング)のまとめ


※ ノートより転写


偉大な芸術家の魂から、同じことを何度も何度も繰り返し告げられました。 
『来世の母』のモデルには、二人の人物が存在します。首から上は、自分(ダ・ヴィンチ)を女性化したイメージで、忠実に描きました。首から下は、生み母であるカテリーナをイメージして、柔らかな、ふっくらとした女性そのものを描きました。

自分と、生みの母カテリーナ、二人の人物、二人の魂を融合、融和させ共存した形、その姿を描き『来世の母』をイメージした人物像が出来上がりました。母に愛されずに過ごした幼い頃の淋しい心の傷を埋める為に、描くことを思いついた絵でした。
自分の魂と生みの母の魂を、その女性像の中により、一体化させることにより、魂の共存した絵を描くことで自分は慰められました。

周りの景色は、来世を想像し描いたものです。懐かしい故郷の景色も思い浮かびました。来世、自分はどこの国で生を授かるのだろうか?どんな時代に、優しい母に出逢えるのだろうか?想像を膨らませました。

『来世の母』を描きながら、このような母に出逢いたいと、強く強く祈っていました。 

しかし、微笑みだけは、どうしても描くことが出来ませんでした。あたたかな優しい微笑みを浮かべた母親の表情を描くつもりでした。

何度微笑みを描き足しても、描き足しても
絵の中の母は、うまく微笑むことが出来ない、、、。

温かな微笑みを描くことが出来ない、、、。


自分は母の笑った顔を見たことがないのです。微笑んだ顔を描きたいのに、どうしても暗い表情になってしまいました。微笑んでほしいのに、心の中では微笑んでいないような複雑な表情となってしまいました。

微笑みの部分だけ、何年もの歳月がかかり、なかなか完成しませんでした。


哀しい魂の傷跡を背負った、どこか物憂げな淋しい表情(曖昧な微笑み)となりました。 


『来世の母』※現タイトル、モナ・リザの曖昧な微笑みは、意図したものではなく、偶然の産物でした。
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