🌟真理の扉

鏡子 (きょうこ)

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第61章 私なりの結論

モナ・リザは、真理を現す宗教を超えた宗教画である

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今まで知り得たことを、纏めてみた。



特に、キリスト教のみに拘った話ではないが 
モナリザは宗教画であるという根拠を幾つかと、重要な点を箇条書きしようと思う。


◆モナリザにエックス線を通すと、イエス・キリストを彷彿させられるような男性が映っている。


◆モナリザの右側の橋は、「糸車の聖母」の橋に繋がっていて、モナリザの背景は聖画の背景であると、暗に物語っているようだ。


◆「糸車の聖母」だけではない。「洗礼者聖ヨハネ(バッカスのアトリビュートを持つ)」や「マクダラのマリア」等の聖画とも、モナリザは関連性を持つ。 


◆“岩”は宗教画のシンボル的役割を果たす。モナリザの背景に描かれた岩が、“女性像は、高次元の聖母のような存在であること”を暗に示しているようだ。 


◆モナリザの首から下は「リッタの聖母」と同じサイズ、なおかつ、身体の向き(角度)が同一。 
すなわち、モナリザは服装を変え、赤ちゃんを抱けば、聖母となることを証明する為、意図的に「リッタの聖母」に重なるように描いた。 

◆モナリザの下絵→下絵の下絵→下絵の下絵の下絵と辿っていけば、ダ・ヴィンチが18歳頃に描いた作品に繋がる。モナリザの原形がダ・ヴィンチ18歳の頃にあり…とすれば 
推測するに 
母から沸き上がるイメージがテーマの根本、と断言しても間違いではないだろう。


◆「マクダラのマリア」の、ほぼ裸身の絵が、レオナルド工房に存在するが、「マクダラのマリア」も、「リッタの聖母」同様に首から下が同一サイズで、身体が同じ向き(角度)である。これもダ・ヴィンチの意図したことであるだろう。 


◆ラファエロの「一角獣を抱く貴婦人」の絵は、元々 
別の動物を抱いた婦人の肖像画だった。おそらく、リザ夫人は、彼女だと思われる。後世の人達は、様々な偽装工作をして、リザ夫人を、聖女カタリーナに変えた。 それもこれも、ダ・ヴィンチの「ヴェールを被ったフィレンツェの夫人」が聖画として認められず無理矢理、肖像画扱いした為、本物のリザ夫人がある矛盾を回避せねばならない為、ラファエロの絵が、無理矢理 、聖画にさせられることになった。 


◆モナリザは、来世で廻り合いたい母の、“受胎告知”であることを表現したい為に、ダ・ヴィンチは、産前産後の婦人が着る服をモナリザに着用させている。
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