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第7章 ジョルジョ・ヴァザーリの罠
ヨハネの黙示録 1
しおりを挟むジョルジョ・ヴァザーリ関して、私は色々と調べた。
実際にヴァザーリが記述したというダ・ヴィンチが行ったとされる動物実験の真偽を確かめる為
地元の動物病院に行き、獣医さんに、牛の腸について質問させて貰ったりした。
やはり私の、予想通りの結果だった。
獣医さんは、「牛の腸を、どんなに洗浄しても、完璧にきれいにすることは無理だから、そのような実験をすることは、不可能だろう。」とおっしゃっていた。
やはり、動物実験の話も、ヴァザーリの作り話だなと、私は思った。
話は変わって、心理学的にモナ・リザを読み解くと、やはり母の姿、という解釈になるらしい。
謎の微笑みーフロイトの解釈
について論文参照
精神分析学の開祖フロイト(1856-1939)は
『レオナルド・ダ・ヴィンチの幼年期のある思い出』(1910年)と題された論文で、自らが打ち立てた精神分析の理論を引っさげて、その秘密に迫ろうとしたのである。
見るものを引き込み、虜にせずにはおかないその表情=微笑みのなかにーあるいはその彼岸にーフロイトが読みとったもの
それは、画家レオナルドが幼いころに焼きつけた母の面影である。
女性肖像画において、すでに壮年期を迎えていた画家は、無意識のなかに生きている母を追憶しているというのである。
このフロイトの解釈をよく踏まえて頂きたい。
私が行ったレオナルド・ダ・ヴィンチとの交信においても、心理学者のフロイトと全く同じ心境が迫ってきて、母を思慕する切ない感情に押し潰されそうになった。
流石、精神分析学の開始者、フロイト、
モナ・リザは、モナ・リザ(ジョコンダ夫人)だという解釈が、揺るぎない時代に、「モナ・リザは、母だ」と明言した。
胎内記憶や前世記憶を、ご研究されている先生は
、チャネリングの内容は真実かどうか確かめようもないですが、世の中に、メッセージを伝える必要性はありますと、おっしゃって下さった。
先にも触れたが、私は、初めからダ・ヴィンチの霊魂と交信が出来たのではない。
最初に降りて来た霊魂は確かにフェルメールだった。
私の魂は、木靴の少女の魂となり、泣かされた。
フェルメールだったはずの霊魂がいつの間にか
ダ・ヴィンチに変わって、私は真実を告げられたのだ。
交信スタートから何日か経ち、私は夢見て、
ある言葉を、脳裏にしっかりと刻み付けられることになる。
夜中に、突然目を覚ました私、布団から
ガバッと起きて、独り言を叫んだ。
その言葉は
『ヨハネの黙示録』
全く意味を解せぬ言葉が、突然
天から降りて来た。
ヨハネの黙示録のメッセージを受け取り
私は、確信を強めた。
私のなかにダ・ヴィンチの真実は存在する。
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