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第6章 神様に導かれるままに
心に描いた未来
しおりを挟む子供の頃 、「私は生まれた時代が早すぎた」と何度も思った。
世界で最も有名な絵は 「来世の母」と 「頬杖をつく女」
私が知っている時代(何百年か先の未来)は、そんなこと 誰もが知っている常識なのに…
私が生まれた時代は
『頬杖をつく女』なんてタイトルの絵を
誰も知らなかった。
小学校の中学年くらいの頃
退屈な授業中、天井の下くらいに
未来の歴史年表のようなものが見えた。
その中で私は 、
“モナ・リザの歴史が変わる”という項目を見つけだした。
大人になって
私が、あの時に見た歴史年表は、アカシック・レコードかも?な~んて思ったりした。
たぶん、私がじたばたしなくても
既にもう決まっている。
これから先の未来は、きっと決まっている。
やはり モナ・リザの歴史は変わるはず。
そして、フェルメール作品『頬杖をつく女』(現タイトル『眠る女』)は モナ・リザと同格くらい、知名度のある作品になっているはず。
未来が映る望遠鏡などないが、私は、
希望的観測で、心に描いた未来を観た。
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