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第6章 神様に導かれるままに
復活、約束の為
しおりを挟む現在、私には、15歳の娘、13歳の長男、そして7歳の次男がいる。
13歳の長男は、今となっては現実主義であるが、幼少期の頃は、霊感体質であった。
私が第3子を体に宿したときも
私より先に、私の妊娠に気付き
「ママの赤ちゃん、いつ生まれるの?」
と聞いてきた。
そんな息子は
私が12日間の霊がかりに合っている期間
よく
ある言葉を使い
嬉しそうにしていた。
その言葉は…
《復活》
具体的に
こんな話もしていた。
「死んだ人が生きかえることを、復活って言うんでしょ?」
息子は いつ?どこで?
復活という言葉を覚えたのか?
聞いてみたら
『恐竜キング』だと
現代っ子らしい、返答がかえってきた。
しかしながら不思議である。
恐竜キングのTV放映は、既に終わっていたし、その頃、我が家はTVのない生活をしていた。
息子の魂は
きっと
何者かの魂の復活に
気付いてかもしれないと思った。
天か地か?
宇宙か地球か?
どこかに存在していた偉大な芸術家の魂、
その魂が地上に復活した。
300年前の娘との
約束を果たす為
画家フェルメール時代
娘の来世に
誓いをたてていたから………
故に……偉大な芸術家の魂は
復活を遂げたのだ。
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