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第188章 因果応報を絵に描いたような世の中になった。
発達した社会では、月の本当の気持ちが分からないのかも知れない。
しおりを挟むお月様は、宇宙開発の舞台ではなく、
例えば『かぐやひめ』みたいな、物語の舞台であり続けたかったかもしれない。
月を観て、神様を意識するようになって以来、私は、様々な気付きを得た。
時に、テクノロジーの発達は、
心の豊かさと、反作用の結果がもたらされる。
なんてことだ!
こんなに発達しているのに、人間は、まだまだ、この先の進化を望んでいる。
政府には、デジタル庁が出来るらしいし、あるワイドショーのコメンテーターは、
「日本のデジタル化は、中国やアメリカや韓国に比べて、既に遅れをとっています。」
と言っていた。
こんな声を耳にすると…
私は、狼が恋しくなる。
狼が、大神だと言われていた時代、
人間は、他の生き物たちと、仲良く共存していた。
人間が、他の生き物たちを蔑ろにして、自分たちだけが、快適になるように、
ワガママし放題だったから、こんな世界になったのかもしれないなぁ。。。
最近は、いつもこんなことばかり、考えている私…
残念ながら、私も、
ワガママし放題の人間の、その1人なんだけどね。
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