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第185章 全ては、繋がり合うSTORY
僅か54年の間に、イメージは定着
しおりを挟む※ ある日の投稿を転載
〈再投稿〉
1931年、サンドブロムの描いた「コカ・コーラ」サンタクロースが『サタデー・イブニング・ポスト』の雑誌広告に登場しました。それは、従来のサンタクロースに温かみのある人間的な要素を吹き込み、バラ色の頬、美しい白いあご髭、キラキラ光る瞳、笑い皺のある新しいサンタクロースでした。人々の人気も上々で、その後、1964年までの30年以上にわたり、サンドブロムは40点以上の作品を描き続けます。
※ 転載終わり
2019年から、1931年を引いてみる。
88年だ。
各国で様々に違った印象を持たれ、1500年以上もの間、定着されることがなかった、ミラのニコラオス → シンタクラース → サンタクロースのイメージが固定化された。
今のようなサンタクロースのイメージが出来上がったのは、1931年…
日本の年号だと、昭和6年だ。
あれあれ?昭和7年生まれの父は、生きていたら、88歳だと、以前投稿した。
何故、私は、あのような勘違いをしてしまったのだろう?
「あれは確か、八幡神社で戴いた『平成31年、お祝い早見表』を見て、その事実を知ったんだ。だから勘違いなんかじゃないはず。」…
「満年齢87歳は、数え年にしたら88歳…」
それを気付いたのは瞬時ではあったが、
読んで下さる人に誤解を与えてはいけないので、一応書いておきます。
昔は、母親のお腹の中で過ごす期間が年齢に含まれていたので、生まれて、オギャーと産声を上げた瞬間、1歳だとされていたことは、よく聞く話である。
お祝い事を数え年で祝うのは、昔からの風習の名残であろう。
(すみません。横道逸れました)
何が言いたいか?を、一言で書きます。
「概念は、時の支配者、もしくは、ある時代で活躍した人により、突如として作り上げられるものである」
その概念は、人々に瞬く間に広がっていく。
フィンランドで、サンタクロース村が出来上がった頃は、既に、概念は定着されていたとして、
1985 - 1931 = 54
概念定着にかかった月日は、僅か54年
1500年以上、多様性に溢れ、何の情報もなかったサンタクロースの風貌のイメージは、僅か54年の間に、人々に定着されていたという事実が存在する。
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