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第184章 黄泉の国
2020.11.20 祟りじゃ。祟りじゃ。八つ墓村の祟りじゃ。
しおりを挟むふと、横溝正史の「八つ墓村」での名台詞を思い出した。
リメイクされた、金田一耕助シリーズを観ていないので、私の印象は、古谷一行さんで、止まったままである。
「今、世界が悩まされている、この元凶は、どこから来たのだろうか?」
朝目覚めて、自分で自分に問いかけをした。
「たぶん、新時代の神様の祟りなんじゃない?」
私が私に、そんな話をした。
「いやいや、違うよ。
それはない。
新時代の神様は、人間が作ったテクノロジーの産物だから、やっぱり人間が元凶だよ。」
私は、答えた。
「もし、人間も神様だとしたら?
やっぱり、新時代の神様(進化した人間)の祟りなんじゃ?」
私を見下ろす私は、そう言った。
神様も、聖者も、ヒーローも、
偽物が本物に成り変わるような時代だし…
インターネットの世界では、複アカやら、ドッペルゲンガーアカウントやらがいて… ごちゃごちゃしているから、何が何だか分からない。
《何が偽物で、何が本物か?》
私は、本物くんを見つけるのに、いつも苦労する。
だからといって、
「目に見えるものを、全て信じるか?」
と問われたら、
「それはないな。信じられないよ。」
と答えるだろう。
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