🌟真理の扉

鏡子 (きょうこ)

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第183章  懲りもせず、新しい世界に向けて

タイに繋がり、ロビンソンデパートを思い出す。

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(行ったことのない場所だけど)
ロビンソンデパートを思い出す。


2019.06.30    ※再投稿


スピッツの『ロビンソン』は、プロデューサー・笹路正徳氏によると、
仮に付けられたタイトルであるという。

新たに、そのロビンソンは、ヴォーカルの草野さんがタイ旅行に行ったときに現地で見た「ロビンソンデパート」から付けられたものであるという情報を(ネットで)見つけた。


ところで、タイは、微笑みの国と呼ばれていると言う。


またまた、シンクロする内容を発見した。



ロビンソン(デパート)と、モナ・リザは、“微笑み”をキーワードにして繋がっていた。


タイが微笑みの国と呼ばれる理由!その由来とは | タイNavi

http://thailand-navi.com/thai-smile

1)教育の影響が関係している

そもそも、なぜタイは微笑みの国といわれるようになったのでしょうか。これにはタイ人の教育が影響しているといわれています。

タイ人は子どもの頃から相手にたいして怒らないように教えられています。そのためか、タイ人の性格や行動は基本的に穏やかでのんびりしています。

笑顔を絶やさない優しい人が多く、細かいことを気にしない楽観思考の人も多いのがタイ人の特徴です。

微笑みの国はキャッチフレーズで作られた言葉

その一方で「微笑みの国」というのは、タイ政府観光庁のキャッチフレーズだともいわれています。

現在のタイは、電子産業などが栄えていますが、昔は主に農業で生計を立てていました。輸出するものもお米などの限られたものばかりでした。

そんな歴史的背景から観光事業に力を入れるようになったのですが、観光庁が作ったキャッチフレーズが「タイは微笑みの国」というものだといわれています。

実際にタイ人は子どもの頃から「人前で不機嫌な顔をせずに笑顔でいるように」と教育されているので、そのような国民性をアピールする機会にもなったのではないでしょうか。

西洋人が呼び始めたのがきっかけ?

微笑みは実は困った笑みだった?

タイが微笑みの国といわれる由来は、いくつかありますがその中の一つに西洋人とタイ人の関係があります。

19世紀に西洋人がタイに訪れた時のこと、当時のタイ人は外国人(西洋人)の言葉をほとんど理解することができず、タイ人は相手の言っていることが分からないので困ってしまい、常にニコニコ笑みを浮かべていたそうです。

西洋人は、何を言ってもニコニコしているタイ人を見て「タイ人は微笑みが多い(ニヤニヤしている)」という印象をもちました。

その後、西洋人がタイを彼らはよく微笑む(ニヤニヤする)=「微笑みの国」と呼ぶようになったことが、タイは微笑みの国だといわれるきっかけになったともいわれています。

2)微笑みの国のタイ人の「笑い」事情

聞く人によっては「タイ人は笑わない!」という人もいます。

どのような意味で笑わないといわれているのでしょうか。これは「ビジネススマイル」のことだといえるでしょう。タイ人の多くは、ビジネススマイルという概念がありません。しかし相手に敵意があるわけではなく、対立を避けようとする傾向があります。

タイ人のビジネススマイルとは

私たち日本人はビジネススマイルが当然だと思っています。また、微笑みの国というキャッチフレーズがあることによって、さらにギャップを感じてしまうのではないでしょうか。

タイ人は無駄話や不必要な挨拶が苦手だといわれています。自分から不必要に挨拶をしないという文化だともいわれています。会社でも朝出社して挨拶をしないことも普通だそうです。その反面、タイ人の笑顔、笑うときはとても自然です。

微笑まないタイ人が呼び出される事件が!

2018年5月に「微笑まないタイ人」がニュースになったことをご存知でしょうか?タイの空港で観光客をお出迎えして一緒に写真撮影をするアルバイトをしていた女性2人が「不機嫌な顔をしていた」と非難を浴びたことがありました。

この2人はタイの伝統衣装を着用して、現地に到着した観光客の首に花飾りをかけて一緒に記念写真をとるという役割をしていました。しかし2人は観光客にたいして無愛想な表情で接してしまいました。

写真撮影の瞬間だけ作り笑いをする様子を撮った動画がインターネットで拡散されたことで、観光警察が動くまでの事態に発展してしまいました。2人はその後、タイのイメージを傷つけたとして記者会見を開いて国民に謝罪することになりました。「通気性の悪い衣装を着て疲れていたが、不適切な行為を謝りたい」と謝罪しました。

3)微笑みの国のタイ人も怒る

タイ人はどう対処していいかわからないときや、人を傷つけたくないときにも微笑むといわれています。

そんなタイ人ですが、もちろん怒ることもあります。不必要な挨拶を避けるという点からも、礼儀を気にしないのではないか?というイメージをもたれる方も多いでしょう。しかし実際は、タイにはタイの文化があります。

例えば、人前で叱ることは良くないとされており、政治の話もタブーだといわれています。そこで怒りをまねいてしまうと、普段は温厚なタイ人も怒ってしまいます。

4)タイ人のモットー!「マイペンライ」の精神

タイ人は微笑まないということもありますが、基本的には笑顔が多いといわれています。

時には悪い状況の中で「なぜ笑っていられるのか?」という場面でも笑顔でいることがあるそうです。

実は、タイ人は悪いことが起きると「これ以上悪いことは怒らないだろうから、笑うしかない」という発想から笑顔でいられるのだそうです。私たち日本人にはなかなか理解できないことではないでしょうか。


マイペンライとは

また、よく笑顔とセットで使われるのが「マイペンライ」という言葉です。タイ語の「マイペンライ」はタイの人がよく使う言葉です。

これは「大丈夫だよ」「気にしないで」という意味があります。実際にさまざまな状況で使うことができます。

例えば、遅刻した人が謝りに来た人に対して「気にしないで」という時や、失敗して落ち込んでいる人に「大丈夫だよ」という時にも使うことができます。

そのせいかタイ人はとても時間にルーズな人種と言われています。


すべて「マイペンライ」で解決?

しかし、時には車をぶつけて「マイペンライ」。注文した料理のポテトが1本腐っていても「マイペンライ」と言うことがあるそうです。

このような部分は、無責任と捉えられてしまうこともあるでしょう。また、自分の気持ちを落ち着かせるために「マイペンライ」と自分で言うこともあるそうです。このような部分は取り入れてみるといいのではないでしょうか。

この記事のまとめ

いかがでしたか。タイ人も日本人と同じ、おもてなしの心をもっているといわれています。しかし、日本人とは異なる面もあります。

個人主義で自由というタイ人の特徴は、日本人とは異なる部分がたくさんあるでしょう。そんなところもタイの魅力であり、タイにハマる日本人が多いのも納得です。
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