🌟真理の扉

第181章 鐘が鳴る。古代ギリシャへの誘い。

お祝い事には、鐘が鳴る… それは、あくまでも私が勝手に作り上げたイメージだった。

時々、去年のわたしを振り返る。




天皇様も、皇后様も、神々しいお姿だった。


こんなニュースも飛び込んで来た。

〈22日の都内は午前中、天気が崩れ、時折激しく雨が降りましたが「即位礼正殿（そくいれいせいでん）の儀」が行われる直前に雨は上がり、一時青空が見えました。

また、同じ頃スカイツリーにあるＮＨＫのカメラは北の方角に虹がかかる映像をとらえました。〉


やはり、お祝い事には、不思議と虹がかかる。


神様からの祝福の虹だ。




ところで、私は、あまりニュースを見ていなかったので、即位礼正殿の儀で、自衛隊により、21発の祝砲が撃たれるということを、知らなかった。


ある方のツィートで、お祝い事で何故空砲が撃たれるか？その意味を知った。


〈祝砲・礼砲は元々「大砲に砲弾が装填されていないこと」を示すために、外国の港に入る際に射程範囲外から全門空砲射撃したことが由来 昔は礼砲は奇数発、弔砲は偶数発と定められていたが、王政復古直後のイギリスで、財政が厳しい中海軍の再建・拡充を行わねばならなかったために最大21発に制限された。〉




由来を聞けば悪い意味合いは、何ひとつもない。

だけど、私は、空砲の音を聴き、なんだか切なくなった。



お祝い事には、鐘が鳴る…

それは、あくまでも私が勝手に作り上げたイメージだった。



万歳三唱のあとで、空砲の音が、21発…


ネットで調べたら、今までも、皇室は、
ずっとその習わしが続いていて、単に私が知らなかっただけだったみたいだ。



私は、大衆に溶け込もうとしながらも、どこか、他の人とは感性が違う。

やっぱり、私は、アウトサイダーだな。