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第179章 お月様を観ながら、謎解きをしている。
光と闇、お釈迦様、大乗について。
しおりを挟む私は、この世の闇を暴こうとしていた。
そしたら、何か起きたか ?
「なんてこったい。」
闇を暴こう、悪者を見つけようとすればするほど、愛すべきものに、繋がっていく。
逆のパターンもある。
愛すべきものは、闇の世界へと繋がっていった。
結局のところ、闇と光は、表裏一体なんだと知る。
しかしながら、
汚い泥だらけの沼地で、美しい睡蓮の花が咲くように…
そんな汚れた場所で、蓮の花は咲く。
そんな汚れた場所だからこそ、
蓮の花は咲くのだという解釈も出来る。
お釈迦様は、優しさで満ち溢れている。
全てを受け止め、全てを救う。
「やはり、“大乗”という意味は、奥が深いなぁ。」
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