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第176章 月に導かれて…
結局のところ、戦いにどんな意味があるのか?
しおりを挟むこの世の中には、感覚や感性が、真逆の人たちがいる。
自分にとって当たり前のことが、当たり前ではないことがある。
平和な世になることを願い、戦うべきではないと訴える人もいれば、
戦いこそが全てだと言い、勝利をおさめ平和を勝ち取るのだと、戦いに善を求める人もいる。
よくよく吟味して、状況を分析したら、
その他大勢の人々にとっては、関係のない諍いや対立ばかりを繰り返し、戦火が起きている。
だったら、戦いは何なのか?
結局のところ、戦いにどんな意味があるのか?
戦い拓哉?← 戦いたく… とひらがなを入力しようとしたら、拓哉が先に現れた。
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