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第175章 迷子伝説
私は、赤く咲く芥子の花を見たことがない。
しおりを挟む小さい頃、
藤圭子さんの、『夢は夜開く』を聴いて、
赤く咲く芥子の花が見たいと思った。
いつだったっけ?
「赤いケシの花が、見てみたい。」と、
私は、誰かにそう言った。
そしたら、「赤いケシの花なんて、見れるわけないよ。」
と笑われた。
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