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第170章 ブロックユニバース
『聖者の行進』
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『聖者の行進』
We are traveling in the footsteps 私たちは逝ってしまった人たちの
Of those who've gone before, 足跡を踏みながら旅をしている
And we'll all be reunited, そしてやがてひとつになるのだ
On a new and sunlit shore, 新しく光り輝く岸辺で
Oh, when the saints go marchin' in 聖者が行進していく時
Oh, when the saints go marchin' in 聖者が行進していく時
Lord how I want to be in that number 神よ、私もそこに居たいのです
When the saints go marchin' in 聖者が行進していく時
And when the sun begins to shine 太陽が輝き始める時
And when the sun begins to shine 太陽が輝き始める時
Lord, how I want to be in that number 神よ、私もそこに居たいのです
When the sun begins to shine 太陽が輝き始める時
Oh, when the trumpet sounds its call 裁きのラッパが鳴る時
Oh, when the trumpet sounds its call 裁きのラッパが鳴る時
Lord, how I want to be in that number 神よ、私もそこに居たいのです
When the trumpet sounds its call 裁きのラッパが鳴る時
Some say this world of trouble, この乱れし世も
Is the only one we need, 我々に必要なものだといいます
But I'm waiting for that morning, しかし新しい世界が始まる朝を
When the new world is revealed. 私は待ち望みたい
アメリカのポピュラー・ソング。原題《When The Saints Go Marching In》。
黒人霊歌のひとつで、ニューオルリンズ地方で伝統的な葬送行進曲として用いられていたもの。1959年の映画「5つの銅貨」でルイ・アームストロングとダニー・ケイが歌い、ディキシーランド・ジャズのスタンダード・ナンバーとして知られるようになった。邦題は「聖者が街にやってくる」などとも。
聖者の行進とは - コトバンク より転載
https://kotobank.jp/word/聖者の行進-718122
ところで、この『聖者の行進』について、あるライターさんの記事を読んでいて、聖者の行進という曲が誕生した背景を知った。
当時、黒人は、奴隷という一生逃げ出すことの出来ない存在であった。
しかし、亡くなったら、辛い労働から解放される……
つまり、当時の黒人たちにとって、死ぬことはむしろ「おめでとう」という感覚だったという。
だからこそ、
【明るい曲で、天国へ送り出してあげたい】
そういう意味合いで、
「When The Saints Go Marching In」が
歌われるようになったそうだ。
何とも、切ない背景である。
歌詞(日本語訳)を読んでいたら、素敵な内容に感動した。
「私たちは逝ってしまった人たちの 足跡を踏みながら旅をしている」からはじまる。
私たちの「生」は、ある意味で、
亡くなった人たちの「死」との共存である。
バトンを受け渡してもらうがごとく、亡くなられた人たちの想いを繋ぐように、引き継ぐように生きている。
「そして、やがて ひとつになるのだ」
この感性にも、しびれる。
私たちはひとつになる……
私たちは、元々は、ひとつだったのだから、ひとつに帰るのは理にかなっている。
「聖者が行進していく時、太陽が輝き始める時、裁きのラッパが鳴る時、
神よ、私もそこにいたいのです」
このフレーズは、鳥肌ものだ。
最後の審判を連想するのは、私だけか?
ラストが、たまらなく良い。
「この乱れし世も、我々に必要なものだといいます。
しかし新しい世界が始まる朝を私は待ち望みたい」
当時の黒人は、奴隷として生きて、
世の乱れを一番痛切に感じていたに違いない。
しかし、新しい世界が始まる朝が、きっと来ると、彼らは待ち望んでいるのだ。
死者を天国へと送り出す曲だったと解説されてあったが、
生きている者たちにも希望を与える歌だった。
新たな世界で始まる朝を待ち望む歌……
『聖者の行進』は、そんな曲だった。
軽快なリズムで盛り上がる。
トランペットのバックミュージックがよく似合う。
『聖者の行進』
We are traveling in the footsteps 私たちは逝ってしまった人たちの
Of those who've gone before, 足跡を踏みながら旅をしている
And we'll all be reunited, そしてやがてひとつになるのだ
On a new and sunlit shore, 新しく光り輝く岸辺で
Oh, when the saints go marchin' in 聖者が行進していく時
Oh, when the saints go marchin' in 聖者が行進していく時
Lord how I want to be in that number 神よ、私もそこに居たいのです
When the saints go marchin' in 聖者が行進していく時
And when the sun begins to shine 太陽が輝き始める時
And when the sun begins to shine 太陽が輝き始める時
Lord, how I want to be in that number 神よ、私もそこに居たいのです
When the sun begins to shine 太陽が輝き始める時
Oh, when the trumpet sounds its call 裁きのラッパが鳴る時
Oh, when the trumpet sounds its call 裁きのラッパが鳴る時
Lord, how I want to be in that number 神よ、私もそこに居たいのです
When the trumpet sounds its call 裁きのラッパが鳴る時
Some say this world of trouble, この乱れし世も
Is the only one we need, 我々に必要なものだといいます
But I'm waiting for that morning, しかし新しい世界が始まる朝を
When the new world is revealed. 私は待ち望みたい
アメリカのポピュラー・ソング。原題《When The Saints Go Marching In》。
黒人霊歌のひとつで、ニューオルリンズ地方で伝統的な葬送行進曲として用いられていたもの。1959年の映画「5つの銅貨」でルイ・アームストロングとダニー・ケイが歌い、ディキシーランド・ジャズのスタンダード・ナンバーとして知られるようになった。邦題は「聖者が街にやってくる」などとも。
聖者の行進とは - コトバンク より転載
https://kotobank.jp/word/聖者の行進-718122
ところで、この『聖者の行進』について、あるライターさんの記事を読んでいて、聖者の行進という曲が誕生した背景を知った。
当時、黒人は、奴隷という一生逃げ出すことの出来ない存在であった。
しかし、亡くなったら、辛い労働から解放される……
つまり、当時の黒人たちにとって、死ぬことはむしろ「おめでとう」という感覚だったという。
だからこそ、
【明るい曲で、天国へ送り出してあげたい】
そういう意味合いで、
「When The Saints Go Marching In」が
歌われるようになったそうだ。
何とも、切ない背景である。
歌詞(日本語訳)を読んでいたら、素敵な内容に感動した。
「私たちは逝ってしまった人たちの 足跡を踏みながら旅をしている」からはじまる。
私たちの「生」は、ある意味で、
亡くなった人たちの「死」との共存である。
バトンを受け渡してもらうがごとく、亡くなられた人たちの想いを繋ぐように、引き継ぐように生きている。
「そして、やがて ひとつになるのだ」
この感性にも、しびれる。
私たちはひとつになる……
私たちは、元々は、ひとつだったのだから、ひとつに帰るのは理にかなっている。
「聖者が行進していく時、太陽が輝き始める時、裁きのラッパが鳴る時、
神よ、私もそこにいたいのです」
このフレーズは、鳥肌ものだ。
最後の審判を連想するのは、私だけか?
ラストが、たまらなく良い。
「この乱れし世も、我々に必要なものだといいます。
しかし新しい世界が始まる朝を私は待ち望みたい」
当時の黒人は、奴隷として生きて、
世の乱れを一番痛切に感じていたに違いない。
しかし、新しい世界が始まる朝が、きっと来ると、彼らは待ち望んでいるのだ。
死者を天国へと送り出す曲だったと解説されてあったが、
生きている者たちにも希望を与える歌だった。
新たな世界で始まる朝を待ち望む歌……
『聖者の行進』は、そんな曲だった。
軽快なリズムで盛り上がる。
トランペットのバックミュージックがよく似合う。
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