🌟真理の扉

鏡子 (きょうこ)

文字の大きさ
上 下
3,636 / 4,110
第169章 お釈迦様のお導き

蓮の花のように、花は美しく咲く。

しおりを挟む



ある日気付き。





仏教が説く、無常の哲学と、ブロックユニバース理論に、

幾つものシンクロニシティを感じる。



私は、ブロックユニバース理論というものを知り、概念からの呪縛から、ますます解き放たれた。



時の流れは、川のようであり、留まることを知らない。


前に進む時もあれば、何かのはずみで、逆流することもある。


一方通行で、前に進む時計よりも、川を見ているほうが、時間に対する理解が深まるかもしれないと思った。



ダリが描いた、沢山の歪んだ時計の絵画は、


この世の真理を物語っていた。


《全ての時計は、不変で、尚且つ歪んでいた》



過去に存在した、各分野でその名を轟かせた多くの作家さんや、
漫画家の方たち、また音楽に携わる作詞家、作曲家の方たちは、私たちよりも、最先端の未来に立ち、未来に起こるべき光景を見ていたのかもしれない。






創造は、想像したものが形作られるのではなく、


(既に決まった)未来に存在するであろうものが思い描かれる。




それは、決して予知能力とかではなく、未来で実現化されると決まったものである。



しかしながら、人間は愚かなので、それらに辿り着くまでに、
無用の産物を作り上げたり、無駄な戦争をしたりする。



全てが、学びであったことを知るのは、後の世で現れる人々だ。





そして、どんなに汚れた場所でも、


良い芽は、すくすくと育つ。






泥水のように、一見として劣悪な環境のなかで咲く


蓮の花ように…






花は、美しく咲く。

























むじょう
【無常】

仏教で、一切のものは、生じたり変化したり滅したりして、常住(=一定のまま)ではないということ。「―観」。人の世がはかないこと。








2019年の11月、徳島で約20年ぶりに再会した友人の旧姓は、時川(さん)だった。

全ての巡り合わせは、偶然ではなく必然的に起きる。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

校長室のソファの染みを知っていますか?

フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。 しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。 座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る

マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子

ちひろ
恋愛
マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子の話。 Fantiaでは他にもえっちなお話を書いてます。よかったら遊びに来てね。

生贄にされた先は、エロエロ神世界

雑煮
恋愛
村の習慣で50年に一度の生贄にされた少女。だが、少女を待っていたのはしではなくどエロい使命だった。

♡蜜壺に指を滑り込ませて蜜をクチュクチュ♡

x頭金x
大衆娯楽
♡ちょっとHなショートショート♡年末まで毎日5本投稿中!!

若妻の穴を堪能する夫の話

かめのこたろう
現代文学
内容は題名の通りです。

勝負に勝ったので委員長におっぱいを見せてもらった

矢木羽研
青春
優等生の委員長と「勝ったほうが言うことを聞く」という賭けをしたので、「おっぱい見せて」と頼んでみたら……青春寸止めストーリー。

お嬢様、お仕置の時間です。

moa
恋愛
私は御門 凛(みかど りん)、御門財閥の長女として産まれた。 両親は跡継ぎの息子が欲しかったようで女として産まれた私のことをよく思っていなかった。 私の世話は執事とメイド達がしてくれていた。 私が2歳になったとき、弟の御門 新(みかど あらた)が産まれた。 両親は念願の息子が産まれたことで私を執事とメイド達に渡し、新を連れて家を出ていってしまった。 新しい屋敷を建ててそこで暮らしているそうだが、必要な費用を送ってくれている以外は何も教えてくれてくれなかった。 私が小さい頃から執事としてずっと一緒にいる氷川 海(ひかわ かい)が身の回りの世話や勉強など色々してくれていた。 海は普段は優しくなんでもこなしてしまう完璧な執事。 しかし厳しいときは厳しくて怒らせるとすごく怖い。 海は執事としてずっと一緒にいると思っていたのにある日、私の中で何か特別な感情がある事に気付く。 しかし、愛を知らずに育ってきた私が愛と知るのは、まだ先の話。

夫の色のドレスを着るのをやめた結果、夫が我慢をやめてしまいました

氷雨そら
恋愛
夫の色のドレスは私には似合わない。 ある夜会、夫と一緒にいたのは夫の愛人だという噂が流れている令嬢だった。彼女は夫の瞳の色のドレスを私とは違い完璧に着こなしていた。噂が事実なのだと確信した私は、もう夫の色のドレスは着ないことに決めた。 小説家になろう様にも掲載中です

処理中です...