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第169章 お釈迦様のお導き
結局のところ、人それぞれの価値観のなかで生きる。
しおりを挟むそれぞれがそれぞれに、主義主張があり、時に、殺人さえも正当化されてしまう。
時代背景によっては、より多くの敵を殺した者が、英雄として扱われ、後の物語の主役となる。
男性社会であるがゆえに、女性達は、ある意味で、男性の装飾品であった。
男性は、権力が強くなればなるほど、沢山の女性達を囲いたくなる。
女性の数が、権力の象徴ともいえた時代は、出世すればするほどに、当たり前のように側室の数は増える。
それだけの財力と権力がないと、女子供(おんなこども)を養うことが出来ない。
妻や子供の数は、男性の出世した証だともとれた。
そこには、今の私達とは異なる価値観の世界が繰り広げられているが、今の私達も、その時代を生きた輪廻の記憶が染み付いているとしたら?
…話は変わってくる。
例えば芸能人など著名な人達は、週刊誌やマスコミに、
やれ浮気だとか、やれ不倫だとか騒ぎ立てられる事態を経験する。
かつて、身分が高かったり、権力ある人物が、この世に生まれ変わり、かつて愛した女性達に何人も巡り逢ってしまった男性がいたとしたら?
「そのなかで、一人を選ぶことが出来るだろうか?」
まぁ、これは、あくまでも私の想像の世界だ。
現実問題、男女関係は複雑であり、想像する物語のようにはいかない。
世間で、一夫多妻制が認められていたとしても、ドロドロしたバトルが繰り広げられるのは、目に見えてる。
人は、嫉妬深い生き物だし、世継ぎ問題で一波乱あるかも。
また、主(あるじ)亡き後の、遺産相続をめぐる争いとか、色々と大変そうだ。
意外や意外?
女達は、家事や育児を分担し、仲良く暮らしている。
「行ってらっしゃい。」と亭主を戦いの場に手を振り送り出している、そんな光景が見れる家庭もあるかもしれない。
例え、位の高い人物でも、たった一人の女性を愛し、側室を持たなかった人もいるかもしれないし。。。
結局のところ、人それぞれ価値観は違うし、目指すものも違う。
いつの時代のどの国に生きても、
人生は、人それぞれなんだろう。
制度や法律や価値観は、今この時…
自国にのみに限定される。
だから、
50年後や、100年後は、どうなっているか分からない。
(参照)
日本でも、明治時代初期までは一夫多妻が認められていたって知っていましたか?「もてる呪文を唱えて」数名の女性と同居していた男性が逮捕された事件。現代の一夫多妻?と話題になりましたが、世界では現在も一夫多妻制を執る国もあります。
一夫多妻制は日本にも存在した? 一夫一妻制が採用されるまでの歴史 [結婚式・披露宴の準備] All About
https://allabout.co.jp/gm/gc/225488/ より
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