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第168章 母神
エジプト神話と、日本の仏教のシンクロニシティ
しおりを挟む大地母神で、エジプトのイシス神に繋がったから、
必然的に、睡蓮(すいれん)を思い出した。
大地母神、太陽神、睡蓮…
どんどん、どんどん、古代エジプトへの帰還に、
導かれていく。
※ 2019.02.28 に記載した内容を振り返ります。
(本小説では、102章)
仏教ではハスの花と睡蓮をまとめて「蓮華」(れんげ)というそうだ。
泥水の中から生まれて、清らかな美しい花を咲かせる姿が、仏の知恵や慈悲の象徴とされる。
仏様や菩薩の足元にある台座は、蓮の花弁がかたどられている。
名前は、「蓮台(はちすのうてな)」
「蓮華座」「蓮華台」と、様々な名前があるそうだ。
エジプト神話にも、睡蓮が登場したので驚いた。
※再び転載
【睡蓮が水の中から現れ、その花からラーが生まれたとされた。
さらに別の異本では、睡蓮の花びらが開くと中にはタマオシコガネがおり、それはすぐに少年の姿に変わった。
この少年がネフェルトゥムであり、彼が泣いてこぼした涙から人間が作り出されたとされた。
タマオシコガネは太陽を象徴するものであり、さらに睡蓮の花は朝に開き夕に閉じることから太陽神崇拝に関連づけられていた。
また、睡蓮から生まれたラーが、神と人間に関わる一切の物を生み出したという伝承もある。】
まとめ
●睡蓮の花びらなかには、タマオシコガネがいた。…タマオシコガネは、太陽を象徴するもの。
(タマオシコガネ → 少年 → 少年が流した涙から人間が作られた)
●睡蓮の花は朝に開き夕に閉じることから太陽神崇拝に関連付けられる。
●睡蓮から生まれたラーが、神と人間に関わる一切の物を生み出したという伝承もあり。
日本の神話でも、太陽神アマテラスは、有名。
神話に睡蓮の花が登場したり、太陽神を崇拝したり、エジプト神話と日本の信仰に、シンクロニシティを感じた。
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